『折紙技術での作品製作者:折師』Work of Origami skill:Orisi

折紙技術で折紙~紙以外まで何でも有りの作品制作者(師)、そして作品と旅も(笑)

ペーパークラフト:『青の竜槍兵ver2021.4.30』(変身機構としての現時点最高傑作)Papercraft:Dragon spearman of Blue ver2021.4.30

2021年04月30日 | ☆作品紹介(紙作品※複合切折紙~折紙1枚)

 ↑4月ギリギリでの完成(いつもの駆け込み)。…悩み多き作品でしたが、完成した結果は『作って良かった!!』と想えた…、と。 かつての『青の竜騎士ver2019.12.22』の後継作でもあります。

 

ペーパークラフト:『青の竜槍士』Papercraft:Dragon spearman of Blue

 

①今回の作品の最大の特徴はタイトルにも書いた「変身機構」”変身”という言葉を選んだのは、有名なアニメ:機動戦士ガンダムシリーズの中でユニコーンガンダムという機体より。機構のコンセプトはほぼ同じです。)

 

変身前(パーツ展開前)

 

変身後(肘・ふくらはぎ・翼のパーツをメインにいろいろと展開!)

 

左右を比べると(左が変身前の状態・右が変身後の状態)、2回り大きくなる仕様※なお、安定性は皆無(爆笑)

 

②他に新アレンジとして「髪に相当するパーツを蛇状に。辮髪っていうでしたっけ?(編んで無いの違いますが!笑)」

…地味に爪の方が主武装な気がします。あれです、槍は投げるもの!(※槍の作りこみが”なげやり”汗。まぁ本当のことです。いい案が思い付かんかった汗)

 

③おまけ:実は実家の為、共に撮影できる作品が『赤の侍』しか…汗

こうして見ると明らかに従来よりデカい作品だったり(翼と足1.5倍は幅が大きい!!)

 

ネタ画像:「……翼がひっかかって入れないんだが」『そりゃ、小さめに作った作品専用のケースだからね(赤の侍は全て丈詰めして縮めに縮めた作品)』

 

 

最後に余談:「悩み多き作品」…とは→『完成度に期待が出来ない原因が3つもあった…(青の竜騎士の後継作を作りたかったとは言え…中止も考えていました汗)。』 

 ・実はこの作品の変身機構、約10年前に既に完成していた技術。故に色彩アレンジには余白を埋める難しさから不向きと制作前から予想(パーツ数を増やせば十二分にカバー可能)

 ・当時ホチキス止めでもしなければ接着不能(今回両面テープと瞬間接着剤でカバー)

 ・折り込みも入れづらく、チープな見栄えになる予測(実際には、パーツ数で複雑さを増やすことが出来…軽減できたと)

…以上の点から『コンセプト的に出来栄えが期待できない』とさえ考えていました。結果は()にあるように『別の技術を以って十二分な完成度になる』という結果。

 

 予想は大外れ!:私もまだまだ未熟!という事です、今回は良い意味で、ですが(笑)

 

あ、ちなみに英名に関しては「Lancerだと槍の騎兵…騎兵では無いよな、うん」+「Dragon knightは…knightの部門は『白の聖騎士』が代表だから被らせたくない」⇒「…よし、槍:Spearの使い手の英語は~→Spearman」で決まりました笑

 

ここまでお読み頂き有難うございました! 『あなたに感謝を! そして幸運と加護がある事を願いて。』 

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4 コメント

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Spearman ですね。 (閑斉)
2021-04-30 16:28:59
槍にちなんで、ヤリ手なんて駄洒落が思わず口から出てきました。
最初の最新で「おっ!」と思いました。
今にも槍を投げる瞬間ですね。
筋肉モリモリの槍士(Spearman)に冠を授けましょう。
返信する
閑斉様のご来訪とコメントに感謝を! (人生の素人:折師)
2021-04-30 23:22:20
 ”槍にちなんで、ヤリ手なんて駄洒落が思わず口から出てきました。”
 (笑)、大丈夫です、そもそも私が「なげやり」をネタにしていますし笑。「やり」という言葉は便利なんですよ、ネタとして(爆笑)

 ”最初の ~ 今にも槍を投げる瞬間ですね。”
 閑斉様にイメージは伝わって、そしてこのコメントを頂けた事…本当に作者冥利に尽きます。
 可動性の力による「右片手での槍投げ」の瞬間の再現。それを伝えられるパワーのある作品に届きました!

 ”筋肉モリモリの槍士(Spearman)に冠を授けましょう。”
 体格としては間違いなく、今ある作品の中ではトップタイ。
 「黄の武闘家がコンパクトなマッチョなら、青の竜槍兵は長身のマッチョ:タフガイな感じですね」
 設定的な面ではスポーツ適正1位のキャラでしょう、うん!!!

 改めて閑斉様のご来訪と、本当に嬉しいコメントに感謝を!!!
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折り紙進化論 (のしてんてん)
2021-05-03 10:42:30
進化は必要に応じて変わっていくことである。(冗談ですよ)

ところで今回気になったことを一つ。
それは色紙の裏(白)が関連性なく目立つということです。強すぎるのでしょうか。絵描きの間では色が飛んでいるとよく言います。全体になじませる色を探してみたらいかがでしょう。
まず写真をプリントして、白い部分を水彩絵の具で塗ってみて、自分に一番はまるものを探してもいいかもしれません。更なる進化を。
返信する
のしてんてん様のご来訪とコメントに感謝を! (人生の素人:折師)
2021-05-03 22:10:53
 ”進化は必要に応じて変わっていくことである。(冗談ですよ)”
 冗談でも有りながら、大事な事ですし、今回の作品にも言えます。
 『必要な技術だったからこそ、昔の技術や搦手(瞬間接着剤など)をここぞと使う、かつてない技を生み出す。』…そんな可能性を見た今作でもあります。(瞬間接着剤を手のパーツ以外に使ったのは間違いなく初めてです。)

 ”ところで今回気になったことを一つ。
それは色紙の裏(白)が関連性なく目立つということです。強すぎるのでしょうか。絵描きの間では色が飛んでいるとよく言います。全体になじませる色を探してみたらいかがでしょう。
まず写真をプリントして、白い部分を水彩絵の具で塗ってみて、自分に一番はまるものを探してもいいかもしれません。更なる進化を。”
 強すぎるのは事実です…。(強度の為に1.1㎜マット紙を使っていますが、いかんせん「ハイホワイト×コーティング=蛍光の白」)
 それに対して使う紙は和紙なので、色は全て淡さと自然さをメインとした色合い…相対的に差が激しくなるんですよね。

 ”写真を印刷して塗り込んで”…絵柄を活かす作品も…そろそろ本気で「構造の逆算(どこがどう外側に出るかを考えて折る)」も出来るように…なりたいですね、のんびりと(汗)

 改めてのしてんてん様のご来訪と助言となるコメントに感謝を!!
 
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