キムラトモミの絵と版画 制作ノート

日常の中の非日常、目に見えない大切なものを
少しでも形にしたくて制作しています。猫のいるこの世界が好きです

名古屋市美術館 グランマモーゼス展

2021年07月29日 | 日記
名古屋でのねこ展 おなじみ様達がお越し下さり
お陰様で無事に終えることが出来ました。
応援して下さる皆様のあたたかさに心救われます。




新しいご縁にも恵まれました
来年2月に三越名古屋店さんの出店が楽しみです。

搬出も心配をお掛けしましたが、ちとせやさんやこねこ先生がお手伝い下さりました。
ありがたいことです。
やさしく素敵な先輩作家さん達に学ぶことは多いです。

イベントを終えた翌日は ちとせ姉さんと名古屋市美術館に行って参りました。
グランマモーゼス展








自然の暮らしと日々の営み
家族やご近所さんたちとの季節の行事
あたたかな眼差しが絵のタッチにそのまま
伝わって来るようです。

農家の生まれで 農家に嫁ぎ
家業や家事や子育てご主人を看取った後
楽しみの刺繍が年齢を重ねる事に出来なくなった
そして70歳頃から絵を描くことを始めたんだそうです。

絵を描くことに年齢は関係ないですね
どんな事も どんな体験も
無駄になることは無いのですね

モーゼスおばあちゃんのように
死ぬまで絵を描く人生を過ごせますよう..

最後に描かれた絵
風景に溶け込むように描き込まれた虹
未来への希望が込められているようで
ジーンと来ました。

常設展も良かったです
「立ち尽くす孤独」
という彫像

柔らかい表情で立っていました
胸からお腹にかけて くぼみがあります
くぼみそのものが孤独を表現しているのでしょうか

孤独とは
どんな人間にもあるもの
孤独は人間に必要なもの

くぼみを埋めるように
出会いがあったり
素敵な方と美術館に行ったり
作品を産んだり
絵を見て頂いたり
そういう営みがご褒美的に用意されているのかも知れませんね

夏の素敵な思い出がまた増えました😌
ちとせ姉さんについて行かせて頂き
楽しゅうございました❣️




エーデルワイスのソファに映える❣️