かれこれ、20年近くも前の話ですが、息子が幼稚園の頃、図書館で借りた「ねこのオーランドー」という絵本。
息子の大のお気に入りで、返したらすぐまた借りるっていうくらい、何度も何度も読んだ絵本でした。
当時うちにいた猫がオーランドーそっくりのマーマレード色で、グズベリーのような緑の目だったのも絵本と同じで、好きな理由だったみたいです。
お話も絵も、猫バカ心をくすぐられるような絵本でしたので、私も、是非、手元に置きたかったのですが、当時すでに絶版になっていて、図書館にしかない絵本だったのですね。
それでも、どこかの本屋さんに在庫が残っていることもあるかも知れないと、出版元の福音館書店まで問い合わせても、見つからなかった幻の絵本。
しかし、何年かたって、東京に出向いた折、偶然に、原作の英語版「ORLANDO」をみつけ、びっくりひゃっくりで飛びあがりそうになりました。
ちっと高かったけど、なにせ「幻の絵本」。これは、なにものにも変えがたいと、即、購入。
英語だろうが、印刷に違和感があろうが、もうここまで来ると、読む読まないより、ただ「持っていたい」という欲望ばかりが先に立ち・・・
やっと手にいれた喜びで、他の絵本と別にして、どこかにきれいにしまったのですが・・・
大事にするあまり、大事にしすぎて、どこにしまったか、忘れてしまったという、おバカさんは、だぁれ??
σ(゜∀゜ )
そうこうしているうちに、何年もたち、日常がバタバタと過ぎてゆき、ついに、先月! 「ああ、こんなところにあった」と発見しました。
先日、何気なく検索したら、なーんと、今は、アマゾンで売っているではないですか。ついに復刻していたのですね。
猫好きのみなさんには、ぜひ一度手にとっていただきたいような絵本ですよ。
とにかく絵が魅力的。猫のリアルさと、可愛らしさ、ユーモラスさを全部備えた姿。
虫などの小動物たちも、リアルでありながら、表情豊かで、それも楽しくて。
作者のキャスリーン・ヘイルさんは、天才だね!とずっと思っていたものです。
池で、息子に魚の捕り方を教えている場面。
ヒゲで水面を、ちょちょっとたたくと、「虫がいるのかな」って、さかなたちが寄ってくる。
そこをさっと手ですくうんだよって(笑)
ところで、後に、歌川国芳のこの絵、初めて見た時は、オーランドーの魚獲りの場面によく似てるなって思ったのですが、どっちが古いかといえば、国芳じゃないの?猫の顔は、国芳のほうが怖さに迫力がありますね。
擬人化されながらも猫の本質のリアルさがあり、ユーモラス。それは、二人に共通するものです。
歌川国芳とキャスリーン・ヘイル、「日英の猫の天才絵師」とにゃんころりん認定書を贈りたいと思います。
・・・いつそんな認定書が出来た?ヾ(・∀・;)オイオイ
おまけ
ルナとオーランドー
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わかっていただいて、うれぴーにゃー。
>私もへそくりの通帳を何処へしまったのか
忘れてしまいました。
わあ、そ、それは大変!
でも、突然、こんなところに!っていうところから、出てきますよ。
きっと見つかった時には、ほんとうに嬉しいでしょうね!
国芳の絵もリアルで面白いですね。
猫の絵本を背景にルナくん、なかなか凛々しく撮れていて ステキです。
ブルーの服も似合っているニャンょ
大事にしまっておくと 何処へおいたか
忘れてしまいますよね。
私もへそくりの通帳を何処へしまったのか
忘れてしまいました。
今 探しているのですが 出てきません
うつむいている姿に、萌えます(笑)
べこちゃん、あいかわらず元気そうで
何よりです。
テンプレート変えたけど、チョウチョは、べこちゃんのために、ずっとアップ。
幻の本もあるかも。
本の情報を得るのに、アマゾンは最適ですよね。
アマゾンでチェックして、楽天のたまったポイントで本と取り替えるのが好き。
ルナちゃんのカメラ目線
にゃんはどんなポ-ズも可愛い
池で息子に魚の捕り方を教えている場面。
そのしぐさは可愛くって・・描き方が素晴らしいですね。
いまもベコは斜めからみてます
飛びかかりそうなので押さえてます。
なかなか手に入らない物ってありますよね。
私は昔読んだ漫画が欲しくてアマゾンで
検索したらやはりありました。
アマゾンって凄いですね。