9月9日の深夜から明け方にかけて、東京湾から千葉市に上陸した台風15号。
夜中に暴風雨で地震のように家が揺れて飛び起きました。
ボーッとする頭と体で様子を見ると、
雨戸のないサッシの小窓や出窓、玄関ドアの下から、雨水が吹き出てくるわ、
家の中のあちこちで雨漏りが始まるわ、で、夫婦で大騒ぎ。
家中のバケツやら洗面器やら、鍋やらボール、ゴミ箱まで総動員して対処しました。
雑巾、タオル、バスタオル、全部あっという間にびしょびしょ。こっちも汗だく。
夜中に急に動くと、心臓に悪いのよ。くたびれたわ~。
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この間、ずっと暴風雨の音は鳴り止まずでした。
明け方、4時30分くらいだったか、家の玄関ドアに、
どーんと何かがぶつかってくる音がして
このままでは家が壊れるんじゃないかという恐怖に襲われました。
この時、千葉市で最大瞬間風速57,5メートルを記録してたらしいです。
幸い、天気が落ち着いたら、雨漏りも止まり、家も壊れずにすんだけど・・
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緑地の立派な赤松が、ポッキリ折れてしまいました。
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こちらも幹の真ん中がねじれるように曲がって折れています。
木も、動植物も、みんな大変な夜だったのですね。
我が家は、雨漏りだけですんだものの、ご近所さんでは、塀が倒れたり、
カーポートの屋根が飛んでしまったり、屋根の瓦が落ちていたり、と
本当に乱暴な台風でした。
幸い、私の居住区は 1日だけネットと電話の回線がつながらなかったものの
電気も水道も大丈夫でした。
しかし、両隣の街は、停電がなかなか解消せず、スーパーも閉まったままでしたので、
停電しなかったこちらの、スーパーもあるショッピングモールに買い物と充電を求めて来られ
数日間、人々がごった返していました。
スーパーの棚はガラガラで、すぐ食べられるパンや惣菜、お寿司、インスタントラーメン、
酷暑の停電で、ペットボトルの飲み物、氷やアイスクリームなどのコーナーは午後には何もなかったです。
また、千葉県の南部は、いまだに、停電と断水が続き、家屋の被害も甚大です。
停電はあと、長いところでは2週間も続くそうです。
体もしんどいと思います。本当にお気の毒です。
9日の朝、ニュースで情報を見ようとテレビを付けたら台風のことは言ってなくて
新内閣と韓国の話題ばかりで、がっくりしました。
巨大台風はわかっていたのだから、組閣なんか、少し後にずらせなかったのか?
政府のやること、いつも理解に苦しみます。
異常気象で年ごとに、お天気が暴力的に荒れています。
どうせ内閣改造するなら、「一億総活躍大臣」とか、わけわかんない大臣より
「防災省」を作って、自然の大災害時には、常に準備しているプロ集団が、
即、対応できる国民目線の国になってほしいです。
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9日の夕方、空を見たらきれいだったので。
私には、大きな白い鳥が飛んでいるみたいに見えましたよ。
私の所は内陸だったせいか、雨は凄かったですが
風はそうでもなく被害は少なかったです
大網白里市に友人がいるのですが、断水しているそうです
こんな大変なとき、いきなりの内閣改造はちょっとおかしいですね
それほど急がなくてはならないのでしょうか。
伊豆の東伊豆町に引っ越したばかりのブログ友のところも、海が近い山の斜面の土地だったから、やはり眠れぬ夜を過ごしたようです。24時間停電の上に、その大騒ぎの中で長年いっしょにすごしてきたおばあちゃん猫がなくなったそうです。
台風のくる三日前に2週間くらいものを食べていなかった猫がしきりによろよろと外へ出たがったのを抱きとめていたので、闇の中で飼い主は腕の中で見送れたそうな。南無。
ねじれて曲がってしまった幹を見ていると、かわいそうだったなあ。
千葉県南部は、まだまだ先が遠くて大変です。
今夜は雨になるというし、ブルーシートがあっても、屋根に載せて養生することは、素人には危険があって難しいのです。
しかし屋根の職人さんはぜんぜん足らない、自衛隊さんたちがすぐに出動してくれていたら、もう少し、いろんなことがはかどっていたのではないかって思います。
笑いながら、きれいな服着てひな壇に並んでる場合じゃないよ!って、テレビ見ながら思いました。
お知り合いの猫ちゃん、残念でしたね。
せめても飼い主さんの腕の中で見送れたのは慰めになりますね。
変な話ですが、うちでも、ルナがもう旅立ったあとで良かったなと思いました。
あの晩のストレスは、晩年のルナにはきつかったと思いましたから。
特に千葉県は悲惨でした。
暴風雨でにゃんころりんさんの家では雨漏りがあってタイヘンだったそうで
もし私の住んでるところに台風が進行したら
雨戸のない部屋では同じような事が起きたかもしれません。
松の木がポッキリと折れた姿を見ると風のもの凄さ感じます。恐ろしいです。
まだまだ電気が通ってない家もありますし
屋根だって修理されてないのに
またこれから激しい雨の予報が出ています。
なんとかこの予報がはずれてくれることを願っています。
今日のニュースでは、全国の大工さんたちが応援に駆けつけてくれたそうです。
ありがたいことです、ほっとしました。
どの家も取り残されないように、と祈るばかりです。
また、千葉市長のツイッターによると、神戸市長から依頼を受けた大林組の職人さんたちが、救援に来てくれるそうです。
こういう時には、人の情けが身にしみますね。
自衛隊投入しても、電気事業法の規制をクリアする隊員はほとんどいないはずです。おとつい、練馬の通信隊の災害救援隊が帝国ホテルの隣のNTTに来てましたが、おそらく、そこで緊急に教育受けて(資格をもらって)千葉へ向かったんでしょう。
神戸の大林じゃあ、どうかなあ。今の大林は低賃金を嫌われて昔からの職人会社から見限られてるのと、樵並みの植栽技術をもって、かつ電線を扱えるといったら、山梨長野の業者ですからね。
まあ、今回の復旧でNTTの関東部隊も経験値を上げてノーハウや投入システムを身につけるでしょうから、この次からはうまくやるでしょう。
自衛隊を投入するなら、空自で、航空偵察で、現場把握するのが一番です。被害状況をヘリを総動員してきっちり調べる・・・「敵の配置」をつかむのはお手の物のはずですから。車で走り回って、ここは行けない、ここもダメじゃあ、子どもの使いです。
でも、これは自然災害も年ごとに多くなり巨大化するし、電線はライフライン直結なので、もしかしたらどんな訓練より実用的かもしれないですね。
神戸市は災害時に大手ゼネコンと協定を結んでおり、今回は、そのコネで大林組に屋根にブルーシートをはる職人さんを手配してくれました。
素人が屋根に登って事故が起こっており、すでに死傷者も出ていますから。
神戸市は、経費として200万円提供してくれたそうです。感謝です。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201909/0012703297.shtml
しかし県は、なぜもっと早くに自衛隊を要請しなかったのか、そして、国は要請されるまで、なぜほっといたのか、どっちもすごく残念です。
今頃とは思いますがお見舞い申し上げます
年々酷くなる災害には もう止めて!と叫びたい心境ですね
今回の台風が無事でありますように。
我が家はたいした被害もなくて問題もなかったのですが、ひどい場所は本当にひどい被害です。
20日になってようやく激甚災害指定されるようです。
被害状況が、政府やマスコミに伝わってなかったのなら、とても残念です。
また、台風17号。
被害のないことを祷ります。