おふくわけ・くらしよし(OK)だより

遥かな街・倉吉の自然と人々、教会の行事、まきば(猫)とピース(犬)の思いなどをお届けします。

不思議な祈りをする人々

2019-08-03 16:20:26 | 聖書
🕊 「不思議な祈りをする人々」 🕊
 
🍀祈りは、神さまとの対話です。分の姿を映し出す鏡でもあります。
聖書には、夏の暑さの中で「死なせてください」と祈ったヨナや、力尽きて、死を願ったエリヤの祈りなどがあります。
心の叫びを神様にお伝えしましょう。

🍀 ヨナ「あなたは、恵みと憐れみの神であり、忍耐深く、慈しみに富み、災いをくだそうとしても思い直される方です。主よ、どうか今、わたしの命を取ってください。生きているよりも死ぬ方がましです。」「もちろんです。怒りのあまり死にたいくらいです。」(ヨナ4章)

🍀アブラハム「まことにあなたは、正しい者を悪い者と一緒に滅ぼされるのですか。あの町に正しい者が50人いるとしても、それでも滅ぼし、その50人の正しい者のために、町をお赦しにはならないのですか・・・45人は?・・・40人は?・・・30人は?・・・20人は?
・・・主よ、どうかお怒りにならずに、もう一度だけ言わせてください。もしかすると、10人しかいないかもしれません。」主は言われた。「その10人のためにわたしは滅ぼさない。」(創世記18章)

🍀エレミヤ「ああ、わが主なる神よ、わたしは語る言葉を知りません。わたしは若者にすぎませんから。」「主よ、あなたがわたしを惑わし、わたしは惑わされて、あなたに捕えられました。あなたの勝ちです。
・・わたしは疲れ果てました、私の負けです。」(エレミヤ1、20章)

🍀エリヤ「主よ、もう十分です。わたしの命を取ってください。わたしは先祖にまさる者ではありません。」(列王上19章)

🍀ファリサイ人「神様、わたしはほかの人たちのように、奪い取る者、不正な者、姦通を犯す者でなく、また、この徴税人のような者でもないことを感謝します。わたしは週に二度断食し、全収入の十分の一を献げています。」(ルカ18章)
🍀徴税人:胸を打ちながら言った。「神様、罪人のわたしを憐れんでください。」(ルカ18章)

🍀パウロ:「思い上がることのないようにと、わたしの身に一つのとげが与えられました。それは、思い上がらないように、わたしを痛めつけるために、サタンから送られた使いです。この使いについて、離れ去らせてくださるように、わたしは三度主に願いました。すると主は『わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ』と言われました。」(Ⅱコリント12章)

マルタとマリア

2019-08-03 16:02:38 | 聖書
🕊 「マルタとマリア」 🕊
ルカ10:38~42

🍀 みことばに聞き入っていた:
「マリアは主の足もとに座って、その話に聞き入っていた。」
マリアは、みことばに聞き入っていました。たくさんの来客の接待も忘れて、みことばの注ぎの中にひたりきっていたのです。
イエスさまはそのことを、「必要なことはただひとつだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない」と言われました。また、イエスさまは、「求める者に聖霊を与えてくださる」と言われました(ルカ11:13)。
「みことばに聞き入る」ことと、「聖霊を受ける」こととは同じ意味です。みことばには、あなたの人格を造り変え、言動を一新させる力があるのです。
朝、早く起きて、みことばの下に身を低くして、耳をすまそうではありませんか。「主よ、みことばをください。」


🍀 まず、みことばを
「あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。」
お客さんの接待にイライラしてきたマルタは、マリアが手伝ってくれないことで頭にきて、イエスさまに文句を言いました。
その時マリアは、「姉さん、バタバタしないで、なぜみことばをきかないの。なぜ感謝しないの」と、言いませんでした。かえって、手伝っていない自分のことで、小さくなっていました。
マルタが、仕事をしない妹にもやさしくし、バタバタと忙しくても、感謝に溢れてするようになるためには、まず、みことばを聞き、みことばによって変えられる時を、持つ必要があります。
世の中には、、忙しく働きながら、悪く言われる人も必要ですが、しかし、必要なことは、ただ一つ、みことばだけです。
金田福一『日々の糧365日』(P206.208)


「いつも人と一緒にいたい人は、一人でいる時間をもちなさい。
一人でいることが好きな人は、できるだけ、人と交わる時間をもちなさい。」               (D.ボンヘッファー)

善いサマリヤ人

2019-07-28 16:32:37 | 聖書
ルカ10章:
🍀 素晴らしい時代:
夜の公園を散歩していました。「キャー」という叫び声が聞こえました。倒れて呻いている女性を見つけました。強盗に襲われ傷を負っていました。あなたならどうしますか?すぐにスマホ・ケイタイで119番、110番に連絡するでしょう。5分もたたないうちに救急車と警察がかけつけてくれます。
現代の日本では、人助けの専門職に連絡することが最善の方法でしょう。善いサマリヤ人の出番はあまりありません。その意味では素晴らしい時代です。

🍀 恐ろしい時代:
京都のアニメーション制作所が放火され34人がなくなり、それ以上の人々が大けがを負いました。仲良しと思われていた中学生が本当はいじめられていて、耐えきれなくなり包丁で相手を殺しました。小学生の息子に受験勉強を強制した父親が、息子を殺してしまいました。‥ネットでは有名人への誹謗中傷があふれています。
創世記4章の兄カインによる弟アベル殺害事件に始まる人間の負の歴史は、科学技術の発達によって大規模になっています。核爆弾は公表されているだけで9か国1万4525です。恐ろしい時代です。

🍀 害を与えざること第一なり:
フランクル『夜と霧』の訳者・霜山徳爾氏は「われわれはただでさえ日常、人を傷つけるものである。心ある人でその凄惨な想いを経験しなかった人はないであろう」記しています。そして、古代から伝えられている「害を与えざること第一なり」を人間関係の出発点であり、同時に目標点でもあり、決定的に忘れてはならいないものである、と学生たちに教えています。

🍀 真の隣人イエスさま:
イエスさまは、傷ついたあなたを「見て憐れに思い、近寄って傷に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分のろばに乗せ、宿屋に連れて行って介抱」してくださる隣人です。

どくだみと十字架

2019-06-22 09:13:09 | おふくわけ・くらしよし
教会堂のまわりに「どくだみ」がたくさん伸びてきています。
生命力の強い草です。
独特のにおいがありますが、よく見ると可憐な白い花が咲いています。
星野富弘さんの詩を思い出しました。

🕊 どくだみ  星野富弘 🕊
おまえを大切に 摘んでゆく人がいた
臭いといわれ
きらわれ者の おまえだったけれど
道の隅で歩く人の足許を見上げ
ひっそりと生きていた
いつかおまえを必要とする人が待っていたかのように
おまえの花
白い十字架に似ていた

ほたるが用水路に

2019-06-20 14:25:34 | おふくわけ・くらしよし
ほたるが用水路に

教会の前と後ろに用水路が流れています。
天神川の清流のままのきれいな水です。
数年前に、用水路の土手がコンクリートで固められました。
毎年、この季節にはほたるが飛んでいましたが残念なことにこの数年、ほたるが見えなくなりました。
ところが、今年、4-5匹のほたるを発見しました!
ほたる復活です!、