北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

明日は紅葉狩り・・・ではなく防災訓練監視行動

2018-11-10 | 志賀原発


うちの周り、今年の紅葉はちょっと遅めのよう。



台風の影響できれいに紅葉しない木もあるが、強風が当たらなかった木は徐々に色づいてきた。



世間は「週末は紅葉狩り」と言われているが、明日は志賀原発の防災訓練。
社民党議員団として今年も監視行動を行う。
訓練概要に大きな変更点はなく、今年も問題点だらけの訓練だ。
一番の違いは例年、地震は「朝8時発生」だが、今年はなぜか7時に発生!でここから参集訓練が始まる。早朝から訓練参加者は大変だ。
私たちも1時間繰り上げての対応だ。
いったい誰の都合でこうなったのか???



昨日は新聞折込でこんなチラシが。
去年までも入っていたのか、私は今年初めて気が付いた。
県が主催する訓練だが、北陸電力としても参加し、こんなことやりますという内容。



裏面は安全対策こんなにいっぱいやってますという説明。
いろいろ書いてあるが、再稼働を当て込んだ2000億円近い投資だ。

それより、今年夏のモニタリングポストの水没や、今年2月に原子力規制委員会と実施した防災訓練では社内の情報共有システムがダウンし(原因はみんなで一斉に使ったからのよう。話にならない!))発電所の情報が共有できない事態となり、当然ながら昨年度実施した19原発中最低評価となったことなどを素直に書いて、原因の分析や対策をしっかり伝えた方がいいのでは。
ちなみに下から2番目は柏崎刈羽原発。東電は「緊急時対応改善計画」を作成、公表しているが北電は改善計画すらまとめていない。
不都合な真実に蓋をしていては、信頼もなにもあったものではない。
どうせ動かないんだから・・・と現場のモラルもモチベーションも低下している???
動かなくても核燃料があるんだから、真剣にやってもらわないと大変なことになるのだが。


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