昨日は石川県内18の公立高校で卒業式がおこなわれた。
私の母校飯田高校でも193人が学び舎を巣立ったとのこと。花束を抱えて帰路につく高校生の姿がまちの中でも見られた。
高校の卒業式は3月の議会開会中に行われるが、県議会議員をしていた当時、議会日程と重ならない限り、質問準備で悪戦苦闘していても母校の卒業式には出席することにしていた。
小学校や中学校の卒業式にも参加するし、入学式にも数多く参加してきた。それ以外にも数多くの行事の案内状が届くが、最も楽しみにし、大好きだったのが母校の卒業式である。
市外県外に旅立つ卒業生に心からエールを送りたいという思いがあったのも事実である。しかし、一番の理由は極めて私的事情である。
私自身、実は大学入試の関係で自分の卒業式に出席できず、以来、高校の卒業式の雰囲気に憧れ、その空間を共有できることが嬉しくてならないのである。
卒業生入場、校歌斉唱、卒業生呼名、卒業証書授与、学校長式辞、来賓あいさつ、在校生送辞、卒業生答辞などなど、どれもが私の出席できなかった卒業式のイメージを膨らませてくれて、あの当時の思いを呼び戻してくれる。
特に好きなのは、一つは校歌斉唱。「白雲たなびく宝立の峯・・・」で始まる歌詞がいまでも気に入っており、卒業生とともに歌って感情移入していく。
もう一つは卒業生答辞である。送辞は型どおり、というか先生がかなり手を入れているなぁという感じがするが、答辞は読み上げる生徒の3年間の思い出が綴られ、そしてこれからの人生への決意が自分の言葉で語られている。保護者や先生でなくとも、思わず「がんばれ!」と声援を送りたくなる。
卒業式を巡っては、とかく文科省や教育委員会、校長の方針が前面にでることが多いが残念でならない。卒業式の主役はやはり卒業生である。
私は共通一次の前年の世代だか、筑波の入試は一次、二次となっており、3月8日の卒業式は二次試験の日程と重なっていた。後日聞いた話だが、当日の卒業式前、担任の先生がクラスのみんなに、私が一次に受かりちょうどいま二次試験に臨んでいると報告し、クラス中に拍手と激励の声が上がったとのこと。
出席できなかったからこそ、なおさら卒業式は人生の貴重な節目だとの思いを強くしている。
早いものであれから33年!
卒業生と同じく、初心忘れるべからず!の思いで頑張りたい。
私の母校飯田高校でも193人が学び舎を巣立ったとのこと。花束を抱えて帰路につく高校生の姿がまちの中でも見られた。
高校の卒業式は3月の議会開会中に行われるが、県議会議員をしていた当時、議会日程と重ならない限り、質問準備で悪戦苦闘していても母校の卒業式には出席することにしていた。
小学校や中学校の卒業式にも参加するし、入学式にも数多く参加してきた。それ以外にも数多くの行事の案内状が届くが、最も楽しみにし、大好きだったのが母校の卒業式である。
市外県外に旅立つ卒業生に心からエールを送りたいという思いがあったのも事実である。しかし、一番の理由は極めて私的事情である。
私自身、実は大学入試の関係で自分の卒業式に出席できず、以来、高校の卒業式の雰囲気に憧れ、その空間を共有できることが嬉しくてならないのである。
卒業生入場、校歌斉唱、卒業生呼名、卒業証書授与、学校長式辞、来賓あいさつ、在校生送辞、卒業生答辞などなど、どれもが私の出席できなかった卒業式のイメージを膨らませてくれて、あの当時の思いを呼び戻してくれる。
特に好きなのは、一つは校歌斉唱。「白雲たなびく宝立の峯・・・」で始まる歌詞がいまでも気に入っており、卒業生とともに歌って感情移入していく。
もう一つは卒業生答辞である。送辞は型どおり、というか先生がかなり手を入れているなぁという感じがするが、答辞は読み上げる生徒の3年間の思い出が綴られ、そしてこれからの人生への決意が自分の言葉で語られている。保護者や先生でなくとも、思わず「がんばれ!」と声援を送りたくなる。
卒業式を巡っては、とかく文科省や教育委員会、校長の方針が前面にでることが多いが残念でならない。卒業式の主役はやはり卒業生である。
私は共通一次の前年の世代だか、筑波の入試は一次、二次となっており、3月8日の卒業式は二次試験の日程と重なっていた。後日聞いた話だが、当日の卒業式前、担任の先生がクラスのみんなに、私が一次に受かりちょうどいま二次試験に臨んでいると報告し、クラス中に拍手と激励の声が上がったとのこと。
出席できなかったからこそ、なおさら卒業式は人生の貴重な節目だとの思いを強くしている。
早いものであれから33年!
卒業生と同じく、初心忘れるべからず!の思いで頑張りたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます