北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

全国政策研究会2日目

2014-08-09 | 活動報告
今日も分科会。
私は第3分科会「議会基本条例で問われるもの」に参加。
改めて議会改革の原点、そして議会改革の今日的到達点を学びたいと思い参加する。

報告は、昨日の基調てい談に続いての福嶋浩彦元安孫子市長と、自治体議員の間では知らない人はいない(はずの)元栗山町議会事務局長の中尾修さん。



中尾さんについは、書いたものはいっぱい読んだが直接話を聞くのは初めてである。

刺激的な議論、あらためてなるほどと知ることもたくさんあったが、その中の一つを紹介したい。

立憲主義という考え方がある。
憲法は国民が権力を縛るためのものという考え方をいう。
憲法を勝手に解釈し国民を縛ろうとする、まさにあべこべの安倍政権のおかげで国民の間にかなり認識が浸透してきた。

議会基本条例にも立憲主義と同様の発想がある。
市民の議会に対する権利を定めることが条例の核心である。
結果として議会が首長にたいして権限を強める側面はあるが、市民が議会を縛るという、立憲主義と同様の発想があることを理解していないと栗山町の議会基本条例をこえる条例は作れないだろうと福嶋氏は指摘する。


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