北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

珠洲風力発電を視察

2014-06-21 | 活動報告
6月20日、金沢弁護士会公害対策・環境保全委員会に所属する弁護士さんの珠洲視察に同行し、珠洲の風力発電を視察。
同委員会は昨年度から再生可能エネルギーの取り組みを調査しており、珠洲での風力、太陽光の施設拡大にも大きな関心を持っている。



日本風力開発(株)珠洲事業所の坂林所長の案内で大谷峠の珠洲第一風力発電所に向かう。



自分で何度か来たことはあるが、あらためて技術的な説明を聞くと、風車を見る目も変わる。
シンプルなようでなかなか複雑で、しかも賢い。



落雷により交換した部品や支柱の中まで見せてもらう。



珠洲事業所では珠洲の風力発電30基だけではなく他地区のものも合わせ180基のメンテナンスをおこなっているとのこと。
さらに夜間は青森県六ヶ所村の風力発電施設にある事業所が珠洲を含め全国の施設をコンピューターで監視しているそうだ。



さらに宝立小学校跡地の北陸電力のソーラー発電所も視察。
坂林所長の風力発電への熱い思いを聞くと広大なメガソーラーが小さく見えてくる。



21日はさらに市内の民間太陽光発電施設や寺家、高屋のかつての原発予定地も案内する。

途中、弁護士さんの希望で蛸島の高倉彦神社に立ち寄る。
秋祭りの早船狂言の舞台で有名な神社である。
地元の人はご存知かもしれないがここは1965年(昭和40年)に起こった「蛸島事件」の現場である。
刑事訴訟法の勉強で習ったのでぜひ行ってみたいとのこと。
現地ではちょうど宮司さんがいて事件が起こった具体的な場所にまで案内してもらい一同感謝。


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