金沢市長選挙で新人の山野之義氏が6選を目指した山出保氏を僅差で破って初当選を飾った。
金沢市内では山出さんの実績は多くの人が評価しつつも、79歳で6選を目指すという、ある意味では異常な決意に、さすがにもういいのではという雰囲気があちこちにあるのは聞いていた。しかし、自民が割れたとはいえ、民主・社民・公明が組んだやぐら組みで負けるとは思わなかった。金沢市民の多くも、不満を言いつつも最後はどうせ「山出」だろうと思っていたのではないか。
知事選では谷本知事の多選批判が浸透しなかったが、今回は直撃である。多選プラス年齢で評価されたか。投票結果の分析は明日の新聞に詳しく掲載されるだろうし、各党のコメントも紹介されるだろうが、来春の県議選、金沢市議選への影響も含め、県内政界に激震である。
山野氏については、私はよく存じ上げていない。金沢市を全国区に、さらには世界に開く手腕を発揮した山出氏を超える取り組みがどこまでできるのか、今後の手腕に注目したい。多選・高齢批判の市長にとどまれば、4年後の市長選挙が大きな政策論争の場になるだろう。
前回よりも投票率はあがったとはいえ、投票率は35.93%。山野氏の得票は全有権者の16%あまり。反市長派が多数を占める議会対策以上に、多くの市民の本当の支持を獲得していくことが今後の大きな課題だろう。
さて、落胆はいうまでもなく沖縄知事選である。伊波洋一知事の誕生を信じ、そして期待もして、石川県平和運動センターは毎月のように沖縄のたたかいに連帯した取り組みを展開してきただけにショックである。夏の参議院選挙での山城博司沖縄平和センター事務局長の落選もがっかりだったが、ダブルショックである。
ただ、普天間基地の沖縄県外移設を求める沖縄県民が圧倒的であることが今回の知事選で明らかになったことは間違いない。辺野古移設を掲げた候補者を擁立できなかった民主党は日米合意を直ちに撤回し、沖縄の民意に向き合った外交・防衛政策に転換すべきだ。
金沢市内では山出さんの実績は多くの人が評価しつつも、79歳で6選を目指すという、ある意味では異常な決意に、さすがにもういいのではという雰囲気があちこちにあるのは聞いていた。しかし、自民が割れたとはいえ、民主・社民・公明が組んだやぐら組みで負けるとは思わなかった。金沢市民の多くも、不満を言いつつも最後はどうせ「山出」だろうと思っていたのではないか。
知事選では谷本知事の多選批判が浸透しなかったが、今回は直撃である。多選プラス年齢で評価されたか。投票結果の分析は明日の新聞に詳しく掲載されるだろうし、各党のコメントも紹介されるだろうが、来春の県議選、金沢市議選への影響も含め、県内政界に激震である。
山野氏については、私はよく存じ上げていない。金沢市を全国区に、さらには世界に開く手腕を発揮した山出氏を超える取り組みがどこまでできるのか、今後の手腕に注目したい。多選・高齢批判の市長にとどまれば、4年後の市長選挙が大きな政策論争の場になるだろう。
前回よりも投票率はあがったとはいえ、投票率は35.93%。山野氏の得票は全有権者の16%あまり。反市長派が多数を占める議会対策以上に、多くの市民の本当の支持を獲得していくことが今後の大きな課題だろう。
さて、落胆はいうまでもなく沖縄知事選である。伊波洋一知事の誕生を信じ、そして期待もして、石川県平和運動センターは毎月のように沖縄のたたかいに連帯した取り組みを展開してきただけにショックである。夏の参議院選挙での山城博司沖縄平和センター事務局長の落選もがっかりだったが、ダブルショックである。
ただ、普天間基地の沖縄県外移設を求める沖縄県民が圧倒的であることが今回の知事選で明らかになったことは間違いない。辺野古移設を掲げた候補者を擁立できなかった民主党は日米合意を直ちに撤回し、沖縄の民意に向き合った外交・防衛政策に転換すべきだ。
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