総務委員会の視察、一日目は町田市議会の議会改革を学ぶ。
町田市議会は様々な議会改革度調査で東京都内で一位を続け、全国でも10位あたりに位置する議会改革先進議会。
これに対する珠洲市議会は・・・?・・・・・・(・・;)
先般の戦争法を巡っては、石川県内でも県議会や金沢市議会でママの会が請願を提出。
採決の議会傍聴もあったが、乳幼児を連れての傍聴については受入態勢に課題を残した。
町田市議会は3年前に庁舎が新築されたこともあり、子ども連れの傍聴もOK!
委員会室も傍聴は30人可能。
発言者はモニターでご覧の通り。
採決も議席のボタンで。
もちろん、これで誰がどの議案に賛成・反対かすべて正確に記録される。
様々な改革が進められているが、議会改革トップ100の中で議会基本条例を制定していないのは町田市議会だけとのこと。
それでもトップとは、よほど改革の中身がぎっしり詰まっているとも考えられるが、一方で議会条例を理念条例と捉え、必要性に対する認識が低いことも気になる。
いずれにしても珠洲市議会としては考えさせられることばかり。
珠洲市議会としては、取り組みの次元が違うことも多々あったが、自治の夢は大きく描き、地道にコツコツ、今後の議会改革にしっかりつなげていかなければならない。
もう一つ気になったのは、一つひとつの取り組みの根拠といいますか、理由付けがなんか浅いような・・・ってことでした(失礼お許しを)。
議会基本条例に対する考え方が象徴的だと思いますが、単に理念を記載するものだから作っても作らなくても変わらないという感覚のように思いました。学者の先生間でもいろんな見解があるでしょうが、私はやはり市民の議会に対する権限を定めるものだと思います。
市民自治をいかに実現するか、という議会改革の原点に立ったとき、皆さまのような活動こそ何より大切なんだろうと思います。
今後の草の根の取り組みに注目させていただきたいと思います。貴重な情報どうもありがとうございます。