当選が決まって2日目。
昨日に続き支援者宅のあいさつ回りを続ける。
加えて、会派届けの締め切りが5月2日正午となっており、他の当選した議員数名と意見交換もおこなう。来月中旬に予定される臨時議会、さらにその前には会派代表者会議が予定されており、4月30日の改選議員の任期スタートを前に、さしづめ組み手争いが始まったといったところか。
会派問題は後日あたらめて書くことにし、今回の珠洲市議会議員選挙の結果から読みとれる民意について書いてみたい(やや評論家風に)。
結果は以下の通りである。
得票順 候補者氏名 性別 党派 得票数
当 1 森井 洋光 男 自由民主党 1,084
当 2 北野 進 男 無所属 926
当 3 大兼政 忠男 男 無所属 916
当 4 寺井 秀樹 男 自由民主党 857
当 5 地原 友一 男 無所属 844
当 6 濱田 隆伸 男 無所属 843
当 7 小泊 辰男 男 自由民主党 815
当 8 中板 秀一郎 男 無所属 754
当 9 新谷 栄作 男 無所属 730
当 10 上野 良夫 男 自由民主党 680
当 11 三盃 三千三 男 自由民主党 671
当 12 向山 忠秀 男 自由民主党 630
当 13 赤坂 敏昭 男 無所属 629
当 14 米田 幸助 男 無所属 594
次 15 小谷内 毅 男 無所属 499
16 竹田 妙子 女 無所属 405
17 東 洋光 男 無所属 389
2007年の市議選は上位組みと下位組みが2極分化していたが、今回は1位から17位まで満遍なく分散している。1000票越えが前回の5人から1人になったのも注目される。トップの森井氏は前回から154票減、3位の大兼政氏も同じく176票減、4位の寺井氏も175票減と、軒並み上位陣が前回と比べて票を減らしたのは、3人オーバーの激戦で、終盤までボーダーラインで横一線と言われた下位当選者が激しい競り合いを展開した影響だと思われる。
結果的に出馬表明が遅れ、最終盤の巻き返しのパワーも弱かった3氏が当選ラインに届かなかったと言える。
さて、今回の選挙結果に誰より安堵しているのは泉谷万寿裕市長だろう。直前の県議選で市長を支える(!?)「政友会」の2氏が現職・塚崎氏支持に回り、さらに新人の平蔵候補擁立をめぐる市長の動きに対して批判が高まった中での市議選であったが、結果はいわゆる「市長派」議員の全員当選。さらに平蔵氏を支持した市議や新人も加わる可能性もある。
県議選での塚崎氏の敗北に続き、塚崎陣営が急遽擁立した東氏は最下位に終わった。私の得票も1000票に届かず、2位に終わったことも合わせて考えるならば(この結果についてはあらためて書きたい)、市長の3期目を脅かす核となる勢力の台頭は見られなかった選挙結果だったと言える。
基本的には市政の大きな変動は望まないが、落合誓子さんが昨年、市長選挙出馬で議員辞職したあと、市長に唯一批判的な立場で発言をしてきた浜田氏が票を伸ばしたことに示されるように、市政(市長)に対する不満はあるので、しっかりチェックしてほしいというのが、現時点での民意と言えるのではないか。
(以上、評論家風の解説おわり)
こんな中での私の市議活動スタートである。
私としては、市長のお目付け役にとどまることなく、議会の権限、権能を最大限活用するなかから新しい市民参加の自治の形を実現していくことが一番の目標である。
選挙期間中も訴えてきたように、まずは市長としっかり議論できる議会づくり、市政の争点を明らかにし、市民の皆さんへの情報提供と意見表明の場づくりを積極的に展開し、市民の政治参加の場としての議会の確立を目指していきたい。
1議員としてできることを最大限実行することは当然として、議会改革の流れ他の議員の賛同を得てつくっていくことも重要な課題である。
塚崎氏を支援した人たちの中には3年後の市長選挙での市長交代を望む声も大きい。
しかし、対決軸は何なのか、あるいは対抗する勢力の柱はどこにあるのか。今回の東氏擁立のような「勢い」だけでは市長選挙は取り組めない。
政局絡みの話や動きは少し後ろに回して、まずは議員の可能性、議会の可能性の追求からはじめていきたい。
昨日に続き支援者宅のあいさつ回りを続ける。
加えて、会派届けの締め切りが5月2日正午となっており、他の当選した議員数名と意見交換もおこなう。来月中旬に予定される臨時議会、さらにその前には会派代表者会議が予定されており、4月30日の改選議員の任期スタートを前に、さしづめ組み手争いが始まったといったところか。
会派問題は後日あたらめて書くことにし、今回の珠洲市議会議員選挙の結果から読みとれる民意について書いてみたい(やや評論家風に)。
結果は以下の通りである。
得票順 候補者氏名 性別 党派 得票数
当 1 森井 洋光 男 自由民主党 1,084
当 2 北野 進 男 無所属 926
当 3 大兼政 忠男 男 無所属 916
当 4 寺井 秀樹 男 自由民主党 857
当 5 地原 友一 男 無所属 844
当 6 濱田 隆伸 男 無所属 843
当 7 小泊 辰男 男 自由民主党 815
当 8 中板 秀一郎 男 無所属 754
当 9 新谷 栄作 男 無所属 730
当 10 上野 良夫 男 自由民主党 680
当 11 三盃 三千三 男 自由民主党 671
当 12 向山 忠秀 男 自由民主党 630
当 13 赤坂 敏昭 男 無所属 629
当 14 米田 幸助 男 無所属 594
次 15 小谷内 毅 男 無所属 499
16 竹田 妙子 女 無所属 405
17 東 洋光 男 無所属 389
2007年の市議選は上位組みと下位組みが2極分化していたが、今回は1位から17位まで満遍なく分散している。1000票越えが前回の5人から1人になったのも注目される。トップの森井氏は前回から154票減、3位の大兼政氏も同じく176票減、4位の寺井氏も175票減と、軒並み上位陣が前回と比べて票を減らしたのは、3人オーバーの激戦で、終盤までボーダーラインで横一線と言われた下位当選者が激しい競り合いを展開した影響だと思われる。
結果的に出馬表明が遅れ、最終盤の巻き返しのパワーも弱かった3氏が当選ラインに届かなかったと言える。
さて、今回の選挙結果に誰より安堵しているのは泉谷万寿裕市長だろう。直前の県議選で市長を支える(!?)「政友会」の2氏が現職・塚崎氏支持に回り、さらに新人の平蔵候補擁立をめぐる市長の動きに対して批判が高まった中での市議選であったが、結果はいわゆる「市長派」議員の全員当選。さらに平蔵氏を支持した市議や新人も加わる可能性もある。
県議選での塚崎氏の敗北に続き、塚崎陣営が急遽擁立した東氏は最下位に終わった。私の得票も1000票に届かず、2位に終わったことも合わせて考えるならば(この結果についてはあらためて書きたい)、市長の3期目を脅かす核となる勢力の台頭は見られなかった選挙結果だったと言える。
基本的には市政の大きな変動は望まないが、落合誓子さんが昨年、市長選挙出馬で議員辞職したあと、市長に唯一批判的な立場で発言をしてきた浜田氏が票を伸ばしたことに示されるように、市政(市長)に対する不満はあるので、しっかりチェックしてほしいというのが、現時点での民意と言えるのではないか。
(以上、評論家風の解説おわり)
こんな中での私の市議活動スタートである。
私としては、市長のお目付け役にとどまることなく、議会の権限、権能を最大限活用するなかから新しい市民参加の自治の形を実現していくことが一番の目標である。
選挙期間中も訴えてきたように、まずは市長としっかり議論できる議会づくり、市政の争点を明らかにし、市民の皆さんへの情報提供と意見表明の場づくりを積極的に展開し、市民の政治参加の場としての議会の確立を目指していきたい。
1議員としてできることを最大限実行することは当然として、議会改革の流れ他の議員の賛同を得てつくっていくことも重要な課題である。
塚崎氏を支援した人たちの中には3年後の市長選挙での市長交代を望む声も大きい。
しかし、対決軸は何なのか、あるいは対抗する勢力の柱はどこにあるのか。今回の東氏擁立のような「勢い」だけでは市長選挙は取り組めない。
政局絡みの話や動きは少し後ろに回して、まずは議員の可能性、議会の可能性の追求からはじめていきたい。
北野の明晰な頭脳とテニスできたえた体と熱いハートがこのタイミングで議会で発揮できる!
珠洲市民のみなさんの英断に敬意。
がんばれ~。