武蔵境の駅から西武多摩川線に乗った。終点の是政駅から一つ手前、競艇場前駅で降りた。予想誌を片手に群れているおっさんたちの間を抜けると、5分も歩かないうちに多摩川のサイクリングロードが見えてきた。午後四時をまわった頃、日差しは暑いが、川を渡ってくる風が心地よい。とたんに視界が広がり、それとともに気持ちまで伸び伸びしてくる。
かってはこの辺りまでフナやウグイ、オイカワなどの小魚をよく釣りに来たものだ。
いまでは少なくなった川ガキ
ウィンドサーフィンは多摩川では初めて見た。
稲田堤のあたり
鷺が狙っているのはアユなのか
川と空を暫く見ているうちに、空に茜が差してきた。
送電線に止まっているのはカワウだろうか。五線譜の上に書かれた音符のようで、しかも時折羽を広げて乾かしているのが面白い。
サケやアユなどの遡上する魚のための魚道。
あれほどぎらついていた日差しも熱を失い、心なしか人々の歩みも少し速くなってきたようだ。
陽は落ちる前に一瞬輝きを増す。
そして次第に光を減じ、熱を失った風が頬をなでていく。
遠くの町の灯がポツリポツリと点き始めた。私も家路に着くとしよう。
かってはこの辺りまでフナやウグイ、オイカワなどの小魚をよく釣りに来たものだ。
いまでは少なくなった川ガキ
ウィンドサーフィンは多摩川では初めて見た。
稲田堤のあたり
鷺が狙っているのはアユなのか
川と空を暫く見ているうちに、空に茜が差してきた。
送電線に止まっているのはカワウだろうか。五線譜の上に書かれた音符のようで、しかも時折羽を広げて乾かしているのが面白い。
サケやアユなどの遡上する魚のための魚道。
あれほどぎらついていた日差しも熱を失い、心なしか人々の歩みも少し速くなってきたようだ。
陽は落ちる前に一瞬輝きを増す。
そして次第に光を減じ、熱を失った風が頬をなでていく。
遠くの町の灯がポツリポツリと点き始めた。私も家路に着くとしよう。