スーパーカブを使って奥武蔵有馬峠に登ってきた。名栗湖の奥から舗装された林道を、ひたすら登ってやっと着いた先が有馬峠だ。ここは武蔵と秩父を結ぶ峠。
峠には登山者の車が数台停められている。
峠から見た名栗湖、まだまだ新緑が瑞々しい。
まだ時間があるので登山道を探検することにした。
林道から川苔山や蕎麦粒山へと至る登山道に入る。周りにはまだまだ花が咲き残っている。
足元にはフタリシズカ
まだミツバスミレも咲き残っている
フモトスミレや花の落ちかけたアセビ
新緑の木の中にはヤマフジも咲いている
ガクアジサイ
これはヤブデマリ
コガラも歓迎してくれた
モミジの花は終わり実が付きかけている
あれほど良かった天気も少し登る間にガスがかかってきたようだ
これはウワミズザクラ。見ごろは過ぎてしまったようで残念。
足元の湿った場所にはヒメレンゲの群生。
これはクワガタソウ
ヤマツツジも咲いている
登りだして一時間足らず、日向沢の峰が見えてきた
この辺にはシロヤシオが咲くのでそれを期待して登って来たのだが……。
やや旬を過ぎた感はあるが、何とか花には間に合ったようだ
シロヤシオはアカヤシオとは違い、花弁も薄い緑色を帯びているようで、何とも気品を感じる花だ。
今年も何とかアカヤシオ、シロヤシオの両方を見ることが出来た。ある程度高い山に登らないと見られないこうした花を、あと何回見ることが出来るのだろう。そう思ったらなかなかその場を去れなくて、暫くじっと見入ってしまった。
この辺で。