まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

マリエンプラッツ再訪(2111視察15)

2011-10-15 12:53:00 | 海外巡礼 Europe

9月9日ボローニャからミュンヘンに移動しました。

ミュンヘンはバイエルン州の州都、人口約140万人、そのうち32万人が外国人です。4人に1人ということになります。

ミュンヘンはデザイン的にも質の高い中心部歩行者空間を1972年のオリンピックを契機として整備しています。ヨーロッパでも初期の事例となるでしょう。私にとっても30年ぶりの再訪です。

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上の写真は新市庁舎のあるマリエンプラッツです。観光客もここを目当てにノウハウザー街やカウフィンガー街をぶらぶら歩いてきます。ここを中心として半径600mから800mで旧城壁がありました。ここもコンパクトな市街地であったわけです。

カウフィンガー街などの照明器具や床のデザインは30年前とまったく変わっていません。先日GKの田中一雄氏の講演を聞きましたが、この照明器具は空間を秩序付ける機能も大きく担っているとのことです。

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夜になってくると下の写真のようになります。

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写真の中に城門も見えています。

以前訪れたときは、ちょうどドイツに緑の党が生まれた時期で、党員が歩行者に次々と話しかけ、この歩行者空間のいてるところで立ったまま延々と議論している姿が見られました。イタリア人は広場でしゃべるのが好きですが、ドイツ人も中々良くしゃべります。


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