おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

半夏生。半夏雨。そして、雨に煙るスカイツリー。

2021-07-02 20:10:03 | 世間世界

               「東京スカイツリー」。

今日7月2日は『半夏生(はんげしょう)』、雑節七十二候の一つです。

半夏とは烏柄杓(からすびしゃく)という植物の別名で、この毒草が生ずる時期という意味です。

農家にとっては大事な節目の日で、この日までに「畑仕事を終える」「水稲の田植えを終える」目安で、この日から5日間は休みとする地方もある。この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりした。


この日に降る雨を半夏雨(はんげあめ)と言い、この雨が降ると大雨が続くと信じられていました。

3日(土)午前9時の予想天気図(「気象協会」)。

前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動の活発な状態が続きそうだ。

ところで、「半夏生」の期間中、

・近畿地方の一部地域ではを食べる習慣があり、近畿地方各地の小売店が盛んに販売促進活動を展開しています。たこ焼きをはじめタコのお好み焼・焼きそば、唐揚、タコ天うどんなどを促進する「蛸半夏生キャンペーン」など、あり。

・讃岐の農村ではうどんを食べる習慣があり、1980年に香川県製麺事業協同組合が7月2日を「うどんの日」に制定しています。

地域によってさまざまな風習があるようです。

カラスビシャク(烏柄杓)

サトイモ科の植物の一種で、乾燥させた根茎は半夏(はんげ)の名で知られる漢方薬。花は小型の仏炎苞で、ひものような付属体が上部に伸びるのが特徴。

和名の由来は、仏炎苞とよばれる花の独特の形状が、役に立たないという意味でカラスが使う柄杓に見立てられて名付けられている。別名は、ハンゲ(半夏)。日本の地方により、ヒャクショウナカセ(百姓泣かせ:鹿児島県)、カラスノオキュウ(烏のお灸:群馬県)の方言名でも呼ばれている

半日陰から日当たりの良い山地の道端地、川原花壇の中などに自生し、抜き取っても根茎は地下に残るために根絶は困難で、畑の害草として知られる。(「Wikipedia」参照)

注:「半夏」に当てはまる植物には別の説もあります。

今朝のスカイツリー。

          

けっこう激しい雨でした。

7月7日(水)は、二十四節気のうち「小暑」。その先。太平洋高気圧がせり出して、梅雨前線が北上して消滅すれば、いよいよ本格的な夏の暑さ。

そして、オリンピックが始まり、休日になる22日(木)が「大暑」。

「オリンピック」「コロナ」。はたしてどうなることやら、・・・。

午後4時過ぎの「スカイツリー」。雨に煙っています。

  

 


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