おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

冷たい雨に煙る「千登世橋」

2011-12-04 16:19:41 | つぶやき
 12月1日。冷たい雨が降る中、東京メトロ「雑司ヶ谷駅」からJR山手線「目白駅」まで目白通り。途中、明治通りと立体交差する橋が「千登世橋(ちとせばし)」。鋼ヒンジアーチ構造。橋の上は、目白通り。下が明治通り。どちらも交通量が激しい幹線道路。東側には「千登世小橋」。その下は、都内唯一の都電・荒川線。明治通りに沿って都電の線路が敷かれ、早稲田・雑司が谷・大塚・王子・三の輪と結んでいます。
 戦前の1933(昭和8)年完成。幹線道路の立体交差としては都内で最初期のものであり、今なお現役であるため、土木技術的価値も高く「東京都の著名橋」の一つに指定されました。
 1990(平成2)年、親柱、橋欄、橋側灯、橋詰広場等が旧来の姿に修復された。橋の東側の端に、スコップとハンマーを持った二人の労働者の像が立っていて、その下に「東京府土木部長来馬良亮の記念碑、千登世橋上に建つ」「昭和九年十一月二十二日」「知人相寄りて此を建つ」とある。
しっかりした鋼鉄の骨組み。現役そのもの。

橋から見下ろした明治通り。
明治通りに沿って走る都電荒川線。面影橋から終点・早稲田に通じる。
三ノ輪に向かう都電。
目白駅に向かう途中にある「学習院」。桜の記章が門扉に。日本で初めて学生服を制定した、とか。
 俗に「学習院型」といって、前のボタンが金などのボタンではなくて、フック式になっている。旧制中学以来、今でも都立両国高校(附属中)の制服に採用されています。他の学校の制服でも同じ型が目にとまります。「桜」の校章が多いのもここの影響?

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