おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

寒露。10月8日(火)。初雁。雁書。菊花酒。キリギリス。栗。秋サバ。ハタハタ。・・・

2024-10-09 18:54:20 | 二十四節気

                     鱗雲。(10月5日 葛飾区にて)                                      

昨日は、24節気のうちの17番目「寒露」。期間で言うと、10月8日〜10月23日頃となります。

最も月の美しい夜と言われる「十三夜」の日は、今年は、10月15日(火)。

東京地方。今日は、札幌よりも寒かった一日。朝晩は涼しい日が続きます。「寒露」らしいお天気?

明日からは晴れが続く予報。土日は、夏日にもなるとか。昨日、今日は冬支度。そして、明日からしばらくは夏支度。

4季から2季に。夏か冬か、に。着るものには一苦労。秋物がなかなか売れないはずです。

「暦生活」HPをお借りして。

寒露(かんろ)

夜が長くなり、露がつめたく感じられるころ。朝晩の冷え込みはきつくなりますが、空気が澄んだ秋晴れの過ごしやすい日が多くなります。夜空を見上げると、より美しくきれいに輝く月が見られます。

七十二侯でいうと、

・初侯 10月8日〜10月12日頃
鴻雁来 こうがんきたる

ツバメと入れ違いに雁が北から渡ってくる頃。雁は日本で冬を過ごし、暖かい春になるとシベリアの方へ帰っていきます。毎年、初めに訪れる雁を「初雁(はつかり)」と呼びます。

                  伊藤若冲『芦雁図』 

※中国漢の昭帝のとき、匈奴(きょうど)は漢と和睦(わぼく)を結んだが、漢の使者蘇武(そぶ)を捕らえ、は死んだと言い張って帰さなかった。そこで帝は、庭園で射落とした(ガン)の足に、武の生存を伝える手紙を収めた帛(はく)(絹布)が結んであったと詐(いつわ)って、匈奴と交渉し、ついに蘇武は帰国することができた、と伝える『漢書(かんじょ)』「蘇武伝」の故事による。雁札(がんさつ)、雁信雁帛などともいい、和語でも「かりのたまずさ」「かりの便り」などという。

・次侯 10月13日〜10月17日頃
菊花開 きくのはなひらく

菊の花がさく頃。各地で、菊の展示や菊まつり、品評会が行われます。菊には不老長寿の薬効があるとされ、旧暦9月9日の重陽の節句には、菊の花を酒に浮かべた菊花酒を飲む風習がありました。

・末侯 10月18日〜10月22日頃
蟋蟀在戸 きりぎりすとにあり

蟋蟀が戸口でなく頃。この候の蟋蟀は、夏から冬にかけて見られ、鈴のような音色を響かせるツヅレサセコオロギだと言われています。ギーッチョンと機織りのように鳴く蟋蟀ではありません。

旬のもの

果物

国産の栗は、中国やヨーロッパの栗よりも大型で風味が良いとされています。そのため、食べ方はシンプルにゆで栗や栗ごはんがおすすめです。ずっしりと重みがあり、光沢のあるものを選びましょう。


さかな

秋サバ

はたはた

秋田の郷土料理にはなくてはならない存在であるはたはた。

ハタハタを塩漬けにして発酵させ、その液を漉したものは「しょっつる」(塩魚汁または塩汁)と呼ばれる魚醤となる。これを用いてハタハタ、野菜、豆腐などの「しょっつる鍋」をつくる。秋田では醤油や魚醤による鍋のことを「かやき」と呼ぶため、しょっつる鍋もしばしば「しょっつるかやき」と呼ばれている。なお、「かやき」は大きな貝を鍋代わりに使う意味の「貝焼き」が訛ったものと思われる。

秋田方言でハタハタのは「ブリコ」と呼ばれる。ハタハタ漁の時期、雌の多くは直径2-3mmの卵をたくさん腹に抱えており、この卵の周りはヌルヌルとした感触をもった粘液で覆われている。

生のハタハタを焼いた場合、この卵の固まりをかじると口の中で小気味よくプチプチとはじけてうま味が広がる。塩漬けや味噌漬けにして保存したハタハタの場合、卵の皮がゴムのように硬くなり噛むとが疲れるくらいになる。このくらい皮が硬くなると、噛んだ時の音が「ブリッブリッ」という鈍い音になる。これが「ブリコ」と呼ばれるゆえんである

秋田音頭の歌詞に出てくる「男鹿男鹿ブリコ」のブリコとはこれのことである。

(「Wikipedia」による)


野菜

青梗菜(ちんげんさい)

ミネラル豊富な緑黄色野菜である青梗菜。和名では「たいさい(体菜)」と呼ばれています。原産地の中国では3000年も前から食べられていました。そのため、多くの中華料理に使われています。


果物

柘榴(ざくろ)

6~7月に花を咲かせる柘榴は10月が食べごろです。国産の柘榴は酸味が強いので、トッピングやジュース、シャーベットなどに。甘味が強い輸入物の柘榴もおすすめです。


行事

スポーツの日(10/14)

国民の祝日である「スポーツの日」は「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」ことを趣旨としています。1964年の東京オリンピック開会式が行われた日として、10月10日が「体育の日」でしたが、2000年より10月第2月曜日となり、「スポーツの日」となっています。

※10月10日は「銭湯の日」でもあります。葛飾区内の銭湯では銭湯の日のロゴ入りのタオルが配られます。(近所のお風呂屋さんは、10月13日に)

次は「霜降(そうこう)」(10/24)

秋は、この霜降まで。その次からは、「冬」の季節となります。


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