ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

西条八十の歌の世界

2014-03-03 09:10:08 | 日記
昨夜BSプレミアム東京出身「砂金」でデビューの「昭和の歌人たち作詞家西条八十」の時代を彩った歌、東京音頭~夕笛までの舟木一夫とその代役の歌声で心うたれた。

まず、1933年中山晋平作曲東京音頭を全員で歌い、1940年古賀政男作曲霧島昇の「誰か故郷を想わざる」を氷川きよしが、同じく1948年「三百六十五夜」を大月みやこが歌った。そして司会由紀さおり「かなりや」を唄った。

司会の石澤典夫アナが、1923年関東大震災で、希望を失った人たちにハーモニカで沈んだ心を生き返らせた光景を目の当たりにして、童謡、詩人の西条八十(1892~1970)は流行歌の歌謡曲に目覚めたと解説、十九の春、1940年「蘇州夜曲」新妻聖子、1950年「越後獅子」をジェロ、1955年「りんどう峠」「この世の花」城之内早苗が歌った曲を世に出した。

1961年「王将」氷川きよしの歌では、作曲家船村徹がゲスト席に来て、村田英雄は、うまれ浪速の八百八橋を「やおやばし」とゴロが良いと歌ったという。そばの八十さんをちらっと見ると顔をしかめたとか。

1967年「夕笛」を舟木一夫が歌い、1966年「絶唱」は、今宵が初めてという、船村徹と栗田信生のギター伴奏で披露した。ラストは全員で1949年藤山一郎で大ヒットした「青い山脈」で締めくくった。素晴らしい心の旅を味わうことができた。