ブログ仙岩

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彼岸の寒と数珠

2018-03-22 08:40:43 | エッセイ
「彼岸の寒」と昔の人は良く言ったものだ。暖かい日が続いた後の20,21日の寒波、体には効きますね。

福島民報あぶくま抄、寺社仏閣を訪れると、足元に直径1cmほどの黒い実を見つけることがある。樹高15mにもなるムクロジ(無患子)の実だ。子どもが病気にかからないという意味がある。魔除けとして知られ、羽子板遊びの羽根の玉などに使われてきた。お釈迦様からの贈り物とも言われる。煩悩の滅し方を問われ、百八個のムクロジの実で輪を作り、御仏の名前を繰り返し唱えるように答えたという。・・・・

百八個の実の輪を礼拝の念仏の回数を数えるためのつまぐる用具を数珠という。小珠と大珠があり、大珠の母珠から房が垂れる。108珠で、宗派によって、54,27,36,18個のものがある。珠には無患子の他に、木レン子(モクゲンジ)の実や水晶・珊瑚なども使われる。写真はその我が家のもの。

昨夜テレビで、春分の日は昼夜の長さが同じ、でも、日の出は頭が出た時、日没は完全に隠れたときで、昼は太陽の大きさ分が10分長いと。




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