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ブラタモリ高野山正式参詣道体験

2017-09-10 09:07:58 | 旅行
ブラタモリ和歌山県の標高800m高野山へ、紀伊山地の山上に開けた仏教都市。世界文化遺産にも登録され、いまや年間180万の観光客がやってくる。

もともと空海が平安時代にひらいた、真言密教の修行の場である高野山は以来1200年、後継者たちによって大切に受けつがれてきた聖地は、いつしか空海を身近に感じる「空海テーマパーク」の探究の旅でもあった。

空海テーマパークは、山のふもと、紀の川のほとり船着き場の下乗石(今は慈尊院にある)からスタート。かつて空海も歩いたという参詣道に鎌倉時代につくられた「先へ行きたくなる」仕掛けの 百八十町から百七十九町・・・百七十六町まで確かめて、七町まで車で、そこから大門へ、先には高野山の町が広がっている。昔は女人禁制を絵地図でタモリさん確かめていた。

一丁目の町石からようやく山上にたどり着いたタモリさん、一段高い空海が最初に開いた修行の場・壇上伽藍、そして、総本堂の金堂、真言密教のシンボル根本大堂が町石ゼロにあたり、高野山開山のきっかけの三鈷の松(三つ葉を近江さんが見つけた)、空海とご縁を結ぶことができるありがたい葉っぱである。最後に六角経堂の突起を二人で押し一回りして経典をすべて唱えたことになったという。

地質学から離れた、高野山参詣のとっかかりの探索であった。


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