走れ!優柔不断児

優柔不断なオヤジの戯言。

平々凡々なオヤジが少しだけ頑張るjogやマラニック、日常の出来事について語ります。

2018年2月総括

2018年03月04日 10時29分48秒 | ジョギング


【2月度月間走行距離】
 376km

【参加した大会やイベント】 
・2月11日 ジョグトリップ「龍馬の道 島原街道篇」45km
・2月25日 ジョグトリップ「長崎街道 佐世保諫早路 」60km

【振り返り】
2月の前半は1月同様寒い日が続きました。うっすらと積雪した日もあり、ここ数年ではかなり寒い冬だったと思います。
下旬はようやく平年並みまで気候が戻り少しずつ春に向かっていっているのを肌で感じるこの頃です。
日も長くなりました。この前までは夕方5時半には暗かったのが、最近では6時過ぎまで日が残っています。
そんな中、2月はジョグトリップ2大会への参加とJog仲間のたこさん、えびぞうさんと一緒に街道を歩きました。
普段は仕事帰りの大濠公園でのJogや休みの日に室見川や油山でJogしました。




ジョグトリップがきっかけですが、旧街道を訪れることに最近楽しみを感じるようになりました。
昨年9月にジョグトリップ「平戸街道」で平戸口から佐世保まで走破し、今月11日のジョグトリップ「龍馬の道」で島原から諫早を走破、
そして25日の「長崎街道」で佐世保から諫早を走破しました。これで平戸口から島原までの街道が一筆書きで繋がりました。
今後は佐賀県内や福岡県内の長崎街道跡を辿ってみたいと思います。
街道を通るといつも感じるのですが、昔の人は足腰が強いなぁ体力があるなぁと思います。
幾つもの山路や急坂を歩いて往来したと思うと頭が下がります。






来月(3月)から毎月のようにジョグトリップでウルトラ(長距離)の大会が開催されます。
3月は「大村湾一周ウルトラ130km」、4月は「九十九島ウルトラ100km」、5月は「博多唐津ウルトラ106km」、6月は「伊万里平戸ウルトラ100km」と続いて行きます。
3月の大村湾一周は既に申し込みしましたが、それ以降の大会への参加については体調と相談しながら決めたいと思います。
ジョグトリップは競争ではないのでゆっくりでいい、また途中電車やバスでワープしてもいいという気楽さはありますが、
反面出場するからには自分の脚で完走したいという思いも強く持っています。長距離を乗り越えるには体力はもちろんですが、気力と精神力が備わっていないと完走はできません。
とりあえず3月の大村湾一周に向けて体調を整え準備していきたいと思います。
3月の予定ですが、まずは3月11日のジョグトリップ「長崎街道 武雄嬉野路」に参加します。
そして24日から25日にかけて同じくジョグトリップ「大村湾一周ウルトラ」に参加します。
また都合が合えばたこさんが企画している長崎街道巡り武雄~松原にも参加したいなぁと思っています。
無理をせず「ぼちぼち」「ゆるゆる」歩んでいきたいと思います。

長崎街道巡り 原田~桂川の巻

2018年02月20日 19時38分16秒 | ジョギング


2月18日(日)長崎街道の一部である、福岡県の原田~桂川までを歩いて「街道巡り」してきました。
その様子をレポートします。

もともとこの日(18日)はジョグトリップの主催者でもある“あみりん”の企画で「平戸☆トレック」(別名:大変、変態?山路ウォーク)に参加予定でした。しかし“あみりん”の声かけ虚しく、数名の方が「興味あり」としてくれたものの、結局参加希望者は私一人だけでした。
あみりんと(開催するか)どうしようと相談したところ、「谷崎さんに任せます」とのことでした。迷ったのですが、せっかく開催するのであれば賑やかな方がいいと思い、今回はキャンセルさせて頂く旨伝えました。ちょうどこの日は北九州や熊本、沖縄、京都等各地でのマラソン大会と重なったため希望者がいなかったのかもしれません。
また改めて開催して頂くようあみりんにお願いしました。

ということで天気が良い休日何しようと考えていたところ、タエコさんが街道歩きをするので同行者を募っている記事をブログで見かけたのを思い出しました。
タエコさんとはまだ直接お会いしたことがなく、次回(2月25日)のジョグトリップで初めてお会いする予定でしたが、良い機会だしご一緒させて頂いてご挨拶しようと同行希望を申し出しました。
あみりんへ、決して浮気した訳ではありませんのであしからず(笑)
私の職場は香椎駅前でタエコさんのご自宅からも割りと近く、タエコさんのブログを読んでいると親近感を覚えます。
そんなこんなで同行の了解を頂き、18日(日)朝8時にJR原田駅集合となりました。
私ともう一人、先に同行表明されていたF川さん(通称:えびぞうさん)がご一緒していただけます。
原田駅を出発し、桂川駅がゴール地点となるため、車ではなくJRで集合地点の原田駅に向かうこととしました。
と言っても自宅近辺にはJRは通っていません。地図で調べると笹原駅まで環状線沿いにほぼ一直線で約12kmです。笹原駅まで走っていくことにしました。
7時6分の電車に乗ろうと自宅を5時45分に出発し小走りで向かいました。
まだ外は真っ暗ですが天気は良さそうです。放射冷却でかなり冷え込んでいます。
何箇所か信号にかかりながらも予定通り笹原駅へ到着しました。




滅多に乗らないJRに乗り20分ちょっとで原田駅へ到着しました。
駅舎の外に出てみると朝日が反射して眩しいです。




集合時間の8時まで少し時間があったので近くのコンビニに行き、使い捨てカイロとのど飴を調達しました。買い物を終え駅に戻るとF川さん(通称:えびぞうさん)が来れていました。
「おはようございます、本日はよろしくお願いします」ご挨拶し、ここまで来られた手段を伺うと自宅(城南区鳥飼)から走ってこられたとのことです。30km弱あります。
4時半に出てこられたそうで頭が下がります。
しばらく雑談しているとタエコさんがやってきました。
初対面ですがすぐタエコさんと分かりました。トレードマークのまあるい眼鏡。
「おはようございます。谷崎と申します、よろしくお願いします」ご挨拶をするとタエコさんが私たちそれぞれに本日の行程図(地図)をくださいました。
全10ページにわたる詳細な地図で進むべき街道を赤色の線で引いてくれています。
ご丁寧にありがとうございました。
じっとしていると寒いので早速出発することとしました。地図に沿って歩いて行きます。
本日終点の桂川町には私の実家があり両親が暮らしています。年に数回帰省しますが、いつも車で篠栗経由八木山バイパスで向かうので冷水越えは久しぶりです。冷水越えと言っても国道(旧有料道路のバイパス)を車で走ったことしかないので、旧道(街道)を歩いて越えるのは初めての経験です。
そもそも「街道」を歩いたり走ったりすることは、この1年いや半年前から始めたことで以前は全くと言っていいほど通ることもなく、いや興味すらありませんでした。
昨年からジョグトリップに参加し始め、コース途中に「街道」が含まれる大会に参加してきました。最初のうちは意識することもなく、なんとなく「あぁ古い街並みだなぁ」と漠然と通り過ぎていたのですが、最近は立ち止まって歴史を案内してくれる石碑や看板に見入ったり、古い建造物を見るたび当時はどんな生活をしていたのかなぁと思いにふけるようになりました。
普段生活している身近な場所にもこのように歴史を感じさせてくれる風景が残っていることに興味を持ち、少しずつでも歴史を勉強していこうかなと最近感じています。

さて、ずいぶん前置きが長くなりましたが進んで行きます。


原田駅を出発してすぐ街道に入りました。その昔この辺りは「筑前六宿」のひとつである「原田宿」として筑前、筑後、肥前の三国境の宿駅だったそうです。




今日は「筑前六宿」のうち、原田宿、山鹿宿、内野宿を経由し飯塚宿の手前の桂川までを途中冷水峠を越えて向かっていきます。

筑紫神社です。境内に長崎街道の旧街道筋や太宰府参詣道(博多街道)への分岐が残っているそうです。神社脇の街道を進んでいきます。




宝満川を渡ります。向こうに筑豊本線の鉄橋が見えます。昔はこれが「本線」だったのだなぁ。


山鹿のセブンイレブンで小休止。トイレと飲み物を調達しこの先の「山鹿(やまえ)宿」へ向かって進みます。




郡境石が立っていました。「従是 東夜須郡 西御笠郡」と書いてあります。


至る所に街道の看板が立っており案内してくれます。




「山鹿宿」跡地区へやってきました。
宿駅図です。


花壇のお手入れをされていた方が声を掛けて下さいました。「どちらからいらしたのですか、昨年400年祭をやりました。その時のパンフレットがあるので差し上げます」とご丁寧に家の中からパンフレットを持ってきて下さいました。


ここ「山鹿宿」は慶長16年(1611年)に冷水峠の開削工事と共に開設されたそうです。
山鹿は長崎街道だけでなく、福岡・博多~二日市~天山~二夕村を抜けて天領日田、甘木・秋月方面へと向かう日田街道や山鹿から松崎(小郡)・府中(久留米)、筑後・肥後方面へと向かう薩摩街道も通じ、旅人の往来・交通量も多く大いににぎわったそうです。

郡屋跡を見学することができます。
今となっては見ることができない畳ばかりの広い部屋が広がっていました。




郡屋土蔵跡です。




山鹿地区を後にして少しずつ冷水峠へ向かって進んで行きます。


舗装路を離れ山路を進んで行きます。


時折、猪除けの金網との間を人がやっと通れるほどの狭い道を進んで行きます。


一里塚の標識が立っていました。元々は石碑が建っていたのでしょうか。


山路を進んでいくと「首無し地蔵」が祭ってあるお堂に辿りつきました。






首無し地蔵の由来について以下引用です。
昔、悪者がこの峠で旅人を殺害した。悪者はこのことを道ばたのお地蔵様に向かい、誰にも言うなという。
お地蔵様は「ワシは言わぬがわれ言うな」という。悪者は驚いてお地蔵様の首を叩き落として行方をくらました。
その後何年かして二人の旅人がここを通りかかる。谷川の水で喉をうるおし、お地蔵様を拝すると首がないのに一人は驚くが、もう一人の男はあの悪者であった。「ワシは言わぬがわれ言うな」のお地蔵さまの言葉を忘れて、その首のないわけについて、何年前かの自分の仕業を自慢げに白状した。
話を聞いた男は、前にここで殺された旅人の血縁であったので、仇打ちが行われた。
とのことです。なんだかぞーっとします。

古いお堂の隣に新しいお堂が建てられており、その中にお地蔵様が佇んでおられました。

多くの旅人がこの場所で足を休めたと言われ、冷水峠の名の由来はこの川の清流に由来すると言われています。
手を合わせお参りして先へと進みます。

石畳の道がしばらく続きます。


峠を越えて飯塚側へ出ました。
国道に沿うような形で街道が続きます。


しばらく進むと本日3つ目の宿である「内野宿」に差しかかりました。


先程の山鹿宿と同じく冷水峠の開削・開通に伴って宿駅として起宿したそうです。
難所冷水峠を越え、飯塚宿までの宿駅として大名の参勤交代、オランダ商館長、長崎奉行、幕府高官等の往来などがあり、交通量も多く賑わったそうです。

あちこちに宿屋の後を表す看板が設置しています。




中にはかなり古い白壁の建物も残っていました。


古い町並みを通り抜け、筑豊本線と国道の間を進んで行きます。


まもなく本日のゴール地点である桂川駅の入口まで来ました。


時刻は14時を過ぎています。
お腹がすいたので国道沿いのうどん屋でちょっと遅めの昼食を頂き、桂川駅へと向かいました。




本日の楽しかった街道巡りもここで終了です。
「お疲れ様でした、ありがとうございました」「次回は嬉野から大村方面を巡ってみましょう」「ぜひお願いします」
約25kmの道のりを3人で楽しく歩き終え、電車に乗って帰路へとつきました。


タエコさん、F川(えびぞうさん)本日はどうもありがとうございました。
そうそう、私たち3人とも偶然来週のジョグトリップ「長崎街道 佐世保諫早路」に参加します。ジョグトリップでの再開を楽しみにしてレポートを終了とさせて頂きます。
本日も早朝から家を留守にして好き勝手やらせてくれてありがとうございました。

本日の街道走行(歩行)距離…約25km+自宅から駅との往復17km


2018年1月総括

2018年02月03日 16時43分53秒 | ジョギング


【1月度月間走行距離】
 352km

【参加した大会やイベント】 
・1月7日 ジョグトリップ「やまづとの道」43km
・1月28日 ジョグトリップ「オルレ平戸路」20km

【振り返り】
新年を迎えたと思ったらあっという間に1ヶ月が過ぎました。毎日寒い日が続いています。
1月はジョグトリップの2大会に参加しました。
実は14日の指宿菜の花マラソンにエントリーしていたのですが、直前になってちょっとした個人的なトラブルが発生し、DNSとなってしまいました。
どうやら今シーズンは公式大会に参加することなく、ジョグトリップを中心としたイベントや非公式の大会への参加が中心となりそうです。
1月の振返りですが、まず元日に走り始めとして桂川町の実家まで45kmを途中、何箇所も神社に立寄りながら初詣jogしました。


12月にジョグトリップで走った大分八幡宮にも立寄りお参りしました。




7日は今年初のジョグトリップ「やまづとの道」に参加しました。
この大会は今回が初開催でした。久留米という場所柄もあってか、80名を超える多数の参加者で賑わいました。
コースの途中でワイナリーや酒造に立寄り試飲ができるという今までにない企画の大会でとても楽しかったです。




ゴール後には仲間たちと松竹で打ち上げを行い、こちらでも楽しいひと時を過ごすことができました。

25日はジョグトリップ「オルレ平戸路」に参加してきました。
初めてのオルレコースを走ったのですが、自然の中を気持ち良く走ることができました。


普段街の中やアスファルトの上ばかりを走っているので、このような森林の中や土のコースは新鮮味がありました。
今後もいろんなオルレコースを走ってみようと思います。
またコースの後半はフリーコースとなっていて、自分で好きなところを散策できるようになっていました。
教会や寺院を巡り、また平戸城も訪れました。
「ヒラドローン」というスタンプラリーにも参加しました。大会の制限時間4時間を目いっぱい利用してあちこちを訪れました。
それでも時間が足りなかったので改めて訪れたいと思います。
この日は長崎新聞が大会の様子を取材に来ていました。
↓新聞に掲載された写真です。


平日は週に3~4日仕事帰りに大濠公園を中心にjogする程度でした。
寒さと仕事の忙しさを言い訳にして思うように走り込みができなかった一ヶ月でした。


早く夏が来ないかなぁ。寒いのはどうも苦手です。
今年もジョグトリップには可能な限り参加しようと思います。
3月~6月にかけて100kmを超える大会が毎月あります。
また5月には春の橘湾岸80kmに初参加します。
長距離を走りぬく体力も必要ですが、途中で心が折れないよう気力精神力も鍛えないといけません。
タイムを追いかけるのではなく、ゆっくりでもいいからその土地の風土や景色、またたくさん方との出会いやふれあい、
会話を楽しみながら走ることができたらと思います。
今年もカメラ片手に途中で立ち止まりながら写真を撮り、できるだけこのブログに綴っていきたいと思います。

2月の予定ですが、まずは2月11日のジョグトリ「龍馬の道 島原街道篇」に参加します。
この大会は昨年12月にジョグトリップ主催者の“あみりん”と仲間の“あいあい”さんと一緒に試走してコースを選定した大会ということもあり楽しみにしています。
また25日には同じくジョグトリ「長崎街道 佐世保諫早路」に参加します。山あり海ありのコースできっと景色が素晴らしいことと思います。
普段のjogでは春のウルトラに備え、できるだけ上り坂を取り入れたコースを走り、弛んだ身体に喝を入れたいと思います。
それでは皆様、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2017年12月総括

2018年01月03日 19時06分08秒 | ジョギング

【参加した大会やイベント】 
・12月17日 ジョグトリップ「福岡で別府大分」50km
・12月23日 ジョグトリップ「佐世保フル」42km+打ち上げ会

【12月度月間走行距離】
 346km


【振り返り】
毎日寒い日が続く12月になりました。
年内は公式大会にはエントリーしておらず、12月はジョグトリップの2大会に参加しました。
17日の「福岡で別府大分」とにかく寒かったです。
歳のせいか寒さに弱くなりました。早く夏が来ないかなぁと早くも望んでいます。
昨年までは城南区別府を発着としていましたが、街中走行ストレス緩和のため、志免町の別府に今年から変更となりました。
今春ジョグトリップに出会った時からこの大会は絶対参加すると決めていました。
理由は発着点、折り返し点とも非常に馴染み深い地であることです。
昨年までの城南区別府は正に地元。遠い昔、別府小学校に通っていました。



折り返しの「大分八幡宮」は平成元年に両親が新居を桂川町に構え、桂川町が実家となったことから、ほぼ毎年初詣に訪れる神社であります。
実家へ帰省する際、車で何十回、いや百回以上通った道を自分の脚で走ることができて良かったです。


23日の「佐世保フル」は天気にも恵まれ気持ちよく走ることができました。
初参加のコースでしたが、特に上り坂を堪能することができ、年の締めくくりに老体に気合を吹き込むことができました。
同時に佐世保(長崎)には自転車が少ない理由も分かりました。
また、貴重な体験をさせて頂きました。
先述のブログにも記載しましたが、「ジョグトリカー」を運転し、オアシス撤収をさせて頂きました。
1日に2回もコースを巡ることができ、朝と夕方で異なった表情の景色を見ることができました。
特に夕焼けの光景にはとても感動しました。ありがとうございました。
今年の振り返りですが、ジョグトリップに出会えたことが最大の思い出であるとともに、収穫であります。

今でも忘れません。初参加した「的山大島」5月の真っ青な空のもと、フェリーで島に渡り心地よい起伏を疾走した光景。
Inanekoさんがタエコさんイラストの「てくてくプロジェクト」のTシャツをきておられたこと。当時、大先輩に声をかけることができませんでした。

(inanekoさん、すみません、勝手に撮影して。Tシャツ共々感激したもので...)



しかし、年内最後の「佐世保フル」でinanekoさんと再開することができ、打ち上げでもたくさんお話させていただくことができました。
Inanekoさんのお言葉で特に印象深かったのが、「参加する以上最大限楽しみたい。同じ参加料払うのであれば、制限時間いっぱい楽しまないと」
なるほど、素晴らしいです。「ゆっくり時間をかけ地元の方とのふれあい、また光景を愉しむ」
心に余裕がなければできないことです。

今年(2018年)は、「急がずあせらず、時には立ち止まり上下左右を見渡して、大きく深呼吸」をスローガンとしたいと思います。

さて、1月の予定ですが、まずは1月7日のジョグトリ「やまづとの道」に参加します。
その後、今シーズン最初で最後にエントリーした「指宿菜の花マラソン」サブ3.5狙います。
そして、1月28日「オルレ平戸路」と続きます。
公私共々どこまでやれるか分かりませんが、ジョグトリップには出来るだけ参加し続けようと思います。
それにしても、12月は寒さと忙しさを言い訳にして、走り込みができませんでした。
決してアスリートを目指している訳ではありませんが、12月は今年最短の約350km/月に留まりました。
それでも何とか年間トータル5,000km走行達成することができました。

「走った距離は嘘をつかない。」
体力的にも精神的にも色々と考えさせらた1年でした。
こんな無理無茶は恐らく今後できないでしょう。


皆様、今年もジョグトリップ始め、ご一緒させて頂きました暁にはどうぞよろしくお願いします。
また、参加後にレポートさせていただきます。
今年一年どうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


ジョグトリップ試走会「龍馬の道~島原街道篇」

2017年12月07日 06時23分18秒 | ジョギング


ジョグトリップ試走会「龍馬の道~島原街道篇」

12月3日(日)ジョグトリップ試走会「龍馬の道~島原街道篇」に参加してきましたので
その様子をレポートしたいと思います。

まずは「龍馬の道」ということで、引用ですが次のように説明が記されています。

『龍馬の長崎への第一歩は島原から始まった。』
元冶元年(1864年)春、軍艦奉行並勝海舟の随行員として坂本龍馬らは長崎への道を急いでいました。
英仏米蘭4カ国連合艦隊の長州攻撃を阻止するために、海舟は外国勢との調停役としての幕命を帯び旅立ちました。
このとき龍馬30歳、海舟の片腕ともいえる神戸海軍操練所の塾頭を務めていました。
一行は2月14日早朝、神戸港を出港。 瀬戸内海をわたり大分佐賀関に上陸、そこから豊後街道で九州を横断し、
熊本から有明海を渡って島原に上陸、島原街道、長崎街道をへて目的の長崎に到着しました。
往路10日間、復路9日間の旅でした。


ジョグトリップでは「街道巡り」と謳った大会が年に何度か開催されています。
9月に開催された「平戸街道」、来年2月と3月に開催される「長崎街道(佐世保諫早路)」
「長崎街道(武雄嬉野路)」があり、それ以外でもコースの一部に街道筋が含まれてある大会が幾つかあります。
ジョグトリップにおいて「街道巡り」は切っても切れないものとなっています。
そんな中、新しい街道コースを開拓し、大会に取り入れようとジョグトリップ主催者の“あみりん”提唱のもと、
「島原街道篇」として島原~諫早までの約50kmを来年2月開催予定で準備を進めています。
そこで本日は実際に予定しているコースを自分の脚で巡り、走行上問題が無いか等を確認すべく試走会として
ご一緒させて頂きました。


ご一緒させていただくのは主催者の“あみりん”とジョグトリ含め数多くの大会やイベントに参加されています、
お馴染み“あいあい♀さん”です。普段ご夫婦で参加されることが多いのですが、旦那さんはご都合が悪いとの
ことで、♀さんお一人での参加です。

私もこのような試走会は初めての経験で、本番の大会とは違った視点で景色や会話を楽しみたいと思います。
また、いつも通り、カメラを片手に気になった被写体を収めていきたいと思います。

本日の集合場所は、JR九州(長崎本線と大村線)と島原鉄道線が乗り入れている「諫早駅」にAM6:30集合です。
福岡市城南区の自宅を4時半に出発し、国道263号線を南下し、佐賀大和ICから高速に乗りました。
放射冷却でかなり冷え込んでいます。
途中の三瀬峠では外気温0℃を表示していました。

西の空に見事な「スーパームーン」が見えます。
8月に参加した“十三夜の月”ジョグトリップを思い出します。
この時も、西の空に浮かぶ「お月様」を追いかけながら、佐賀大和から武雄まで車を走らせました。


自宅を出発してちょうど2時間で諫早駅に到着しました。
近隣の駐車場に車を停め、諫早駅の切符売り場へ向かいました。
そういえば、あみりんから「フリーパス」1,000円を購入するよう事前に連絡があっていました。
販売機に向かうと、ちょうどあみりんが切符(フリーパス)を購入したところで、キップを写真に撮っている
ところでした。
「おはようございます。今日はよろしくお願いします。」
ご挨拶し、私もフリーパス券を購入しました。
あいあいさんはJRでここまでやって来られるとのことで、まだ来られていません。

あみりんが言いました。
「さっき車を停め、2階から降りるのに順路が分からず従業員用の階段を下りてきた。
そしたら出口のフェンスに鍵が掛かっていて、金網を乗り越えてきた。」
あみりん、いつもの地下足袋姿で金網を乗り越える姿は非常にあやしく、想像したら思わず吹き出して
しまいました。


間もなく“あいあい”さんも合流し、6:44発の電車に乗り込みました。
初めて島原鉄道に乗りました。
諫早方面から島原へは車で何度か走ったことはありますが、本日は鉄道で向かいます。


一両のみのかわいい車両で日曜日の朝ということもあり、乗客も少なく我々と部活へ向か
うであろう高校生を数人乗せ出発しました。
島原駅へは7:55着ですので1時間ちょっとの鉄道の旅です。
向かい合わせに座り、到着までの間ジョグトリップのいろんな出来事や先日あいあいさんがボランティアで
参加された橘湾岸のことなど話がはずみました。


出発時はまだ夜が明けきらず暗かったのですが、時間とともに東の空から太陽が顔を出し明るくなってきました。
今日はとても良い天気で見晴らしも最高です。


そうこうしているうちに島原駅に到着しました。
駅を出ると正面に島原城が見え、その奥には雲仙岳がそびえ立っています。


雄大な景色に早くも感動しました。


まずは大会のスタート地点である島原城を目指します。
先日あみりんが交渉し、島原城内をスタート地点として使用させていただくことができるそうです。
駅から緩やかに坂を上って行き、約10分程で到着しました。


真近くで見ると迫力があります。
青空に白壁がくっきり映えてとても美しいです。


スタート地点を確かめ、各々記念に写真を撮り、いよいよ試走をスタートします。

試走にあたって次のような点をチェックしていきます。
・歩道があるか
・白線を引く場所
・オアシス設置予定場所
・トイレの場所
・コンビニや自販機の場所(コンビニが閉店し別の店舗に変わっていることもある)
・名物や見所
・ワープする際の情報
などなど。


お堀の水面にお城がくっきり写っています。


気温は低いのですが天気が良く、風も無く非常に快適です。
いろいろな角度から雲仙岳を望むルートがしばらく続きます。




街道筋を進みます。旧街道のため道幅は狭いですが、その分車の往来も少なく安心して走ることができます。


最近ではあまり見かけませんが、冬の風物詩「干し柿」も何件か吊れ下がっていました。


味噌屋さんのシンボルとして置かれていた大釜です。


島原鉄道「松尾町駅」です。松尾駅ではなく“町”と付ける所、手書きの看板、ホームの上に自転車置き場が
あるなど、ローカルに満ち今となっては逆に新鮮さを覚えます。




幸せの黄色いハンカチーフ?大三東(おおみさき)駅です。「笑顔が一番」「世界平和幸福」
「おもちゃがほしい」…等など七夕の短冊みたいな「思いや願い」が書かれていました。
じっくり時間をかけて1枚1枚読んで気持ちを受け取りたいです。
一生懸命描いたであろう、子供たち一人ひとりの気持ちが胸に届きます。
是非、立寄って頂きたいポイントです。

ここから、しばらく道中で気になって撮影した写真を並べます。手抜きですみません。




指定有形文化財「地蔵像」です。


立派な銀杏の木を横目に見ながら進みます。


おや、あみりん的視線「カーブミラーに写る雲仙岳」


旧家を眺めながら小休止します。


「竜馬が歩いた道」として看板が案内してくれています。

小休止を終え、竜馬の道を進みます。


いかにもジョグトリップらしい道に入りました。


見所立ち所の一つである「鍋島邸」の前にやってきました。
通りすがりに、この鍋島邸を管理されている方と偶然お会いし、親切に説明をして下さいました。




ここの道幅は当時から幅広くとっていること、(ジョグトリ大会が開催される)2月は“ヒガン桜”がきれいに咲くことなど。
また「いつでも声をかけて頂ければご案内説明させて頂きます」と丁寧にお話頂きありがとうございました。
ジョグトリップの途中で立寄って、じっくり見学するのも良いのではと思います。


再び街道を進みます。




「鶴亀城址」の札が立っています。


国道251号線に出てきました。


少し国道沿いを走ったあと、再び街道筋に入っていきます。

出発して4時間ほど経過しました。
お腹がすいてきたのでここのコンビニで昼食タイムとします。


そういえば、スタートしてここまでコンビには全くなかったような気がします。
本通でなく裏道の街道筋を進んできたので見なかったのでしょう。
自販機はあちこちありますが、食料が必要な方は事前に購入しておいた方が良いと思います。
コンビニのカウンター席で各自おにぎりなどを食べ小休止しました。
あみりんが「あっそうだ!」と手を叩き言い出しました。
ゼッケンが風でパタパタするのを防ぐために、かねてより何かいい方法がないものかと検討していたのですが
なかなか良い方法が見つかっていませんでした。
今ひらめいたとのことで、ゼッケンの下部中央に小さなマジックテープをつけ、そのマジックテープがあたる
ところの服に受付時にもらう「ジョグ鶏缶バッジ」をつけて、
缶バッジにもマジックテープを付けておく、ゼッケン側と缶バッジ側のマジックテープ同士を留める。というものです。
なるほど、缶バッジは毎回頂けるので持参する必要はないし、マジックテープであれば接着力もあります。
早速明日試してみようということで、詳しくは「ジョグトリップフェイスブック」にてあみりんが写真付で記載して
いますので参照してみてください。


休憩を終わらせ再出発します。
今日のゴール地点を「愛野駅」にしようと決めました。
再び海岸を通ったりして街道を進んで行きます。


鳥居だけが残っています。


竜馬が歩いた道を進みます。


諫早湾干拓事業「ギロチン」が遠くに見えます。


昔懐かし映画案内看板跡です。


途中何度か島原鉄道踏切を横切ります。


お寺の見事な銀杏の木。あいあいさんをモデルにあみりんが写真を撮る光景を撮影してみました。






昔ながらの家並みの佇まい。古きよき時代を思わせます。




本日のゴール地点「愛野駅」に到着しました。
「愛の駅」もう愛を語る年齢ではないおじさんにとっては、なんか照れくさいですね。


本来はここから諫早のゴール地点まであと10数キロあります。
本当であれば最終ゴール地点まで行きたかったのですが、時間にゆとりがないためここで一旦終了とします。
また、あみりんは日が暮れないうちに気になった地点を車で回りたいとのことで、ここから島原鉄道に乗って諫早駅に戻ります。


今日のコースを振り返りながら電車に揺られながら戻りました。

龍馬もこの街道を「jogトリップ」したのかなぁなんて思いながら。

本日ご一緒させていただきました、あみりんさん、あいあいさん、どうも楽しい時間をありがとうございました。
そして毎度ながら、早朝から家のことをほったらかしにして、家族の皆すみませんでした。

本日の走行距離…33km