どうしたらいいですか?
と山さんに尋ねると、貴方が代表して誠の心で謝りに行きなさいといわれた。それでも許してもらえないかもしれないと。あと、私だけでは駄目で、おまえも行けとつまり山さんも行くよう言われていると山さんは言った。
謝りに行くか否かの選択は私に委ねられていると告げられたので、謝りたいですと山さんに即答し、ご一緒して頂けますかと山さんにお願いした。
謝りに行く日時が決まり母と私に加え心配して県外から帰ってきた姉と山さんで田舎の神様のところへ行くことになった。車で私の家から2時間弱くらいかかる村へ。
村の人々が失礼なことをして大変申し訳ありませんでした。
他の言葉は何も要らないからこれだけを神様に申し上げて心の底から謝りなさいと告げられ、その言葉を紙に書いて山さんが渡してくれた。