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お山にお宮がたちました

四国八十八箇所お遍路 第四番札所 大日寺

一番札所から三番札所は近くにだったけど、四番札所の大日寺は少し距離があり山を登っていく感じだった。私たちは車での移動なので大変さはなかったが、駐車場に向かおうとすると三人の外国人が雨の中カッパを着て金剛杖を手に勇ましく登ってきていた。歩き遍路の姿がかっこよくて凄いなぁと思った。

御本尊 大日如来

御真言 おん あびらうんけん ばざらだどばん

ご詠歌 ながむれば月白妙(しろたえ)の夜半(よわ)なれや ただ黒谷(くろたに)にすみぞめの袖(そで)

大日如来様は実家のお仏壇の真ん中にお祀りしており、母が毎日お経を唱えている。御真言は聞き覚えがあり、私までスラスラと出てくるのは母の信仰のおかげかもしれない。

寺伝によれば空海(弘法大師)がこの地での修行中に大日如来を感得、一刀三礼して18寸(約55cm)の大日如来像を刻み、これを本尊として創建し、本尊より大日寺と号したという。山号の黒巌山は、この地が三方を山に囲まれ黒谷と呼ばれていたのが由来で、黒谷寺(くろたにでら)とも呼ばれていたという。

以上 Wikipediaより

大師堂の中には昼と夜の大師を表現した白地と紺地に描かれた二枚の「両面大師」画があると紹介されていたので中を覗かせて頂いた。

こちらには本堂と大師堂をつないでいる回廊があり、弁財天女、青面金剛、そして、三十三体の西国霊場の観音菩薩像が安置されていた。






仏像に恋しての漫画を読み、仏像好きの双子の姉に色々教えてもらって少しだけ仏像の名前がわかるようになった。東寺で買ってきた仏像の本を最近読んでいたから、見覚えのある観音様や菩薩様が回廊に並んでいて、うっとり眺めさせて頂いた。素朴な美しさが魅了された。

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