といっても双子の姉ですが。笑
本当に頭があがりません。
とにかく優しいし、命の恩人です。。。
今まで生きてきて一番辛い
の言葉と
座っていられない
の言葉に反応しネットで
事故、座れないのキーワードで病気を探してくれました。
交通事故や転落、転倒といった強い衝撃が身体に加わることにより、脳と脊髄を覆っている硬膜が破れ、そこから髄液が流れてしまうことが稀にある。
髄液漏により、脳が下垂し、主訴としては頭痛であるが、他にも様々な症状が起こる。
坐位が保てなくなり、横になれば症状が落ち着くといった特徴が見受けられる。
補償がらみのため保険会社の圧力が強く、保険会社側の医師がそういうことは起こりえないとの書籍を出したりしていて、医師会も認めておらず、数少ない医師が押し寄せる患者の治療にあたっている。
今となっては、その数少ない先生の絶え間ない努力のお陰で、医学書にも載っていて、保険も一部適用されたと読んだことがあり、新たに医師になる人は学んで卒業するようです。
私の時には、保険適用もされておらず、補償もなく、苦しい身体に鞭を打って、全国に点在する、数少ない病院に行かねばなりませんでした。
四国にも治療できる病院はなく、治療してくれるお医者様を探して、辿り着ければ幸せといった感じでした。
その数少ない病院に患者が押し寄せて、治療まで3ヶ月から半年も待たなければいけないと紹介されていました。
姉は東京の病院にFAXを送って、私の症状の全てを書き、予約を取ってくれました。
私には、自分でそういう手続きを取る力が残ってなかったのです。
高知から行くということ、仕事も辞め、現在は寝たきりであること等を書いて、送ってくれたのだと思います。
緊急を要する感じを、東京の病院が汲み取ってくれ、即病院から連絡があり、ひと月弱で予約が取れました。
最低3ヶ月待ちとのことだったので奇跡的でした。
私自身、書かれてある症状が同じで、その病に間違い無いと確信が持てたので、這ってでも行こうと、このままだと生きられないと、東京行きの片道切符のみを買って飛行機に乗りました。
飛行機の隣の席が空席だったこともあり、CAさんに言って可能な限り横になって寝かせて貰いました。
それから3ヶ月、入院を経て、姉の家でお世話になりました。
お互い結婚して、一緒に住むことなんてもう無いと思ってたのに、旦那さんも優しくて、どれだけ居てもらってもいいからねと、本当に感謝しきれないくらいお世話になりました。
続く