*165*はこうやって・・・

よく噛んで、ゆっくりたっぷり食べつくす
*165*の日々です

一年間の思いを乗せて

2010-12-05 17:16:07 | 学・楽・感
あれから約1年がたちました。
あのときにはもう、今日の日が来ることは分かっていました。
どんな結果になるかは別として。

SPACE BATTLESHIP ヤマト

映画を夫と見に行ってきました。
映画を見終わって席を立ち、出口に向かう時にそばを通った人の言葉は、

「知らんもんには適当やな」

その言葉しか聞き取れなかったので、
何に対してかは実ははっきりわかりません。
しかし、それを今見た映画の感想ととると、実に的確な表現でした。
言葉の主は歴代のヤマト作品を知っている人、そして、
そうではなく今回の作品のみを見に来た人に対して発せられた、と。
「適当」の意味はこの場合、「ちょうどよい」とか「頃合い」の方です。
SF映画としては面白かったかもしれないけど、
記憶と思い入れがいっぱい詰まった頭に眼の付いている人には、
これで納得したくないような気がしないでもない…

CGは頑張ったんだろうなと思います。でも、戦闘シーンが少ない!
船内の歓談、特に飲酒シーンがやたら多くて、
飲みながら話せばわかるみたいな展開はどうなんでしょう。
敵の姿形がはっきりしないのは昭和の人間には物足りないかな。
昨年の「復活編」同様、鑑賞年齢はかなり高かったのに。
(前方の席には輝く波動砲がいくつも並んでいました…失礼!)
敵の形状やラブシーンがあったことは外国への配給の為でしょうね。
予告や宣伝活動で重要なシーンを見せすぎたかなとも思います。
そこがマックスだったから。
ユニフォームが全然違うものになっていたかもしれないと言うことを、
後で知ったのですが、キープしてくれて良かったと思います。
ただ、戦闘服としての機能を考えると、
なんであんなにファスナーポケットが付いてるのかって…
せめて、ムシ隠しか基布色合せようよ。
真田さんと斉藤の最期のシーンは文句ありません、私好きなんで。
エンドロールのバックについては「LOVE LIVES」の象徴と理解しましょう。

キムタク主演でヤマト実写化を聞いて、
期待を込めて1年間、ちびちび更新される関連サイトをチェックし、
ノベライズも読んでこの日を迎えた私たち。
楽しませてもらったことにしといたほうがよいのでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする