慰安婦問題を考える会

日本は世界から慰安婦問題で非難されていますが、その慰安婦問題はだどういうことで、どういう対応・対策をすべきか考えたい。

元慰安婦、活動家議員を批判…「国政進出に利用」

2020-05-12 07:33:41 | 日記

元慰安婦、活動家議員を批判…「国政進出に利用」

<time datetime="2020-05-12T05:00">2020/05/12 05:00 讀賣新聞</time>
 

 【ソウル=岡部雄二郎】4月の韓国総選挙で左派系与党の公認で当選した慰安婦問題の活動家・尹美香ユンミヒャン氏(55)に、元慰安婦から批判が出ている。2015年末の日韓合意で決まった現金支給に応じないよう元慰安婦に働きかけたとの証言や、ソウルの日本大使館前で続ける抗議集会が日韓友好を妨げているとの指摘だ。

日韓合意 尹氏、現金支給巡り圧力か

 尹氏は元慰安婦の支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連、旧・挺対協ていたいきょう)の代表を長年務めた経歴を評価され、与党が比例選用に設立した「共に市民党」から、当選確実とされる比例選名簿7位で処遇された。尹氏は、慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的」な解決を確認した日韓合意の破棄を訴えてきた。

 李氏も日韓合意に否定的だが、「(尹氏らは)自分たちと一緒にいるハルモニ(元慰安婦のおばあさん)だけが『被害者』だと言って面倒を見ている」と述べ、尹氏らの主張や立場は、元慰安婦の総意に基づくものではないとの不満を示した

 正義連が日本大使館前に設置した少女像の前で毎週大学生らと行っている抗議集会についても、「日本と韓国の若者は仲良くすべきだ」と語り、自身は参加しない考えを示した。

 さらに、韓国紙・中央日報は11日、元慰安婦の女性が3月に文喜相ムンヒサン国会議長に手紙を書き、日韓合意に基づく現金支給を拒否するよう尹氏に求められていたことを打ち明けた、と報じた。

 報道によると、尹氏は「日本のお金を受け取らないで」と電話で迫ったが、女性は慰安婦時代に大きな苦労をしたとして、受け取りを決めたという。現金支給額は元慰安婦1人に1億ウォン(約870万円)で、日本政府の予算で支払われた。

 尹氏は8日、自身のフェイスブックで、国政進出には李氏も賛同していたと反論した。抗議集会に関しても「平和と人権教育の体験場所だ」と意義を強調した。正義連は11日に記者会見を開き、現金支給を巡る圧力報道を否定した。

 朴槿恵パククネ前政権下で交わされた日韓合意に基づき、当時存命だった元慰安婦47人のうち7割超が現金支給に応じた。それでも尹氏らは、元慰安婦の意向を反映していない合意だったと反発し、抗議を続けてきた。文在寅ムンジェイン政権はこうした主張を踏まえ、18年1月に合意を事実上、白紙化した。