ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

日和田でHTさんが初リード練習!

2023年10月19日 | 岩登りトレーニング

5日の日和田は天気も良く最後まで雨にも降られずに思い切り練習できました。日曜日の天気予報があまり良くなかったせいなのか、これまで経験したことのないほどのクライマーたちの少なさでした。人数的にはこれほど少なかったこともあったと思うのですが、何故だかみんな男岩西面を登っていて、南面にはゼロ。僕たち3人パーティー独占状態がずっと続きました。奇跡的出来事ですね。HTさんのリード練習を祝福しているのでしょう!

この日のHTさんへのコーチ役はN村さんです。N村さんはジムでリード講習を受けたばかりですし、最新のリード方法をHTさんに教えます。HTさんには現代最新のリード方法をまずは学んで欲しいですからね。僕が教えると、ひと時代古い方法になりますからね。まずは最新の方法をマスターして、その後の崩し方なら幾らでも教えられます(笑)。

 

2023年3月5日(日) 日和田

▲9:40。N村先生はやおら杉の幹にシュリンゲとヌンチャクをセットしていきます。何をするんだろうと見ていると、ザイルをヌンチャクにクリップする方法から教えています。そんなことを最初に教えるなんて、如何にも現代的ですね。僕の時代はハーケンにシュリンゲを通して、カラビナ1個をシュリンゲとザイルに通すという時代でした。くるくるとよく動くのでザイルをクリップする方向なんて考える必要はありませんでした。それに「絶対に落ちるな!」といった時代でもありましたから、落ちた時にどうなるかなんて考える必要もなかったんです。ハーケン等信用していませんから、実際問題落ちてはいけなかったのです。今のゲレンデはピンがしっかりしていることが多いですから、フリークライミングの進歩もあって、落ちることを前提にしたスポーツになっています。

 

●1本目:男岩南面左端 4級

▲10:33。N村さんのリード、HTさん確保です。出だしは易しい3級です。

 

▲10:41。最上部を登るN村さん。そのまま直上するつもりのようです。少し前傾していますが、ガバホールドがあるので4級ですね。

 

▲10:57。HTさんは中間でヌンチャクを回収しながら登りました。最上部のちょっとハング気味の箇所を直登していますから、そこでHTさん苦労しています。ザイルにもぶら下がりましたが、易しいルートに逃げることなくなんとか直登しました。

 

▲11:20。ラストは僕がフォロウ。全員で懸垂下降しました。

 

▲11:29。下に降りると、N村先生の講習が行なわれます。今度は上でのフォロワーの確保法です。HTさんはATCガイドやルベルソを持っていませんから、自分の8環を使っての確保法を教えてあげています。きっちりと教えてあげています。

 

●2本目:上のルートと同じ

▲11:50。さ~て、HTさんのリードです。

 

▲12:03。苦労していた最上部のハング気味の箇所も1回落下しましたけれど、すぐに立て直して登り切りました。

 

問題は上での確保が正しく出来るかどうかです。僕も昔、同様のケース(初めてリードして、初めてフォロワーの確保をする)でフォロウしたことが何度もあります。その内のひとりのケースでは、口を酸っぱくして確保法を何度も教えたのに、本番ではパニクってしまって、まったく確保になってなかったことがありました。当然、僕もそんな可能性を考慮していますから、絶対に落ちない決意でフォロウします。ただ、HTさんは精神的に安定した人ですから、教えられたことをキチンと出来る筈との信頼感があります。N村さんが「○○さん、セカンドで行きますか? ラストで行きますか?」と聞くので、僕がセカンドで登ることにしました。

 

▲12:30。HTさんは教えられた通り、正しくセットできていました。もちろん、微妙な修正点はありましたけれど、その辺は慣れるにしたがって、徐々に修正されるでしょう。ラストはN村さんで、懸垂下降で降りました。

 

この時だったかなと思いますけれど、僕が微妙な修正点をHTさんに言うと、すぐ隣りで仲間を確保していたお年寄り(僕より少し年上かな?)が言うんです。「私も言おうかな、と思ったんだけど、悪いかなと思って」。さらに、「岩登りではATC使うけど、沢登りでは8環使ってますよ。みんなもっと8環の良さを認識した方がいいと思うな」と。確かに、8環は少し重くて、ザイルがキンクし易いけれど、制動もよく効くし、懸垂下降中の仮固定も簡単だしね。そうかもしれませんね。僕も沢登りでは8環に戻してみようかな。この方、僕よりずっとクライミングも上手そうですし、沢登りも実力者なんでしょうね。

 

▲12:41。HTさんが懸垂下降で降りて来ます。青空バックで格好いい!

 

●3本目:男岩南面中央の凹角~クラック 4級

▲13:26。N村さんリード。凹角を抜けるところで、Zクリップの失敗。この失敗は誰しもがやってしまうものですね。緊張する箇所でやってしまいがちなんです。僕も何度もやってしまったことがあります。早めに気付けば問題はないのですけどね。

 

▲13:51。HTさんが中間でフォロウ、最後のクラックで苦労しています。1度くらいぶら下がったかな? 僕がラストで登ると、最後のクラック部分にヌンチャクが残されています。N村さんのHTさんへの優しさですね。ただ、この日のように我々だけで男岩南面を独占しているからこそ出来るワザではありますね。

 

●4本目:上と同じルート

▲14:24。HTさんリード。凹角の途中で、どうしても左のフェースに出たがってしまいますね。それでは少し易しくなってしまいますから、あくまでも凹角をどん詰まりまで登って欲しいのです。でも、無事に突破。 

 

▲14:38。最上部のクラックを苦労するかと思いきや、一発で突破、見事でした。N村さんがセカンドで、僕がラスト、懸垂下降で降りました。

 

▲15:06。懸垂下降するHTさん。

 

●5本目:女岩南面の中央ルート 3級

▲15:22。最初からHTさんがリードしてオンサイト。まったく問題なし。

 

N村さんセカンドで、1本目のヌンチャクを外してから西面との境い目のカンテを登りました。気を抜いてしまったせいなのか、登り始めで落下。絶対に気を抜いては駄目ですよ。僕もラストでカンテを登らせてもらいました。N村さんがヌンチャク全て回収したので、下から上までカンテを登ることが出来ました。N村さん、ありがとう。このカンテルートにもピンがあればいいんですけれど、1本もありません。3級+くらいなんですけれどね。女岩の上からは徒歩で降りました。

 

●6本目:男岩南面右端(と言うか右隣り)のルート 3級

▲16:08。HTさんがリードしてオンサイト。

 

▲16:14。終了点ではこれまでのピン(ボルト)を使ってのシステム構築ではなくて、3本のしっかりした木の幹を使うものです。僕が上に行って、アドバイスしました。N村さんセカンド、僕ラスト。ここも安全な場所まですぐなので、移動して、その後歩いて下りました。

 

本当は最後にN村さんが男岩南面右端の3段フェースルート4級+~5級-をリードする予定でした。でも、N村さんの花粉症の症状が酷くて断念。ここでこの日の練習は終了です。

HTさんのリード練習がこの日のメインメニューでした。4本の比較的易しいルートをHTさんはリードしました。最初の2本は上部が難しくて、ザイルにぶら下がったりしていたのに、怖がらずにリードにチャレンジしていました。精神的に強いと思います。最後の2本はHTさんはオンサイトしています。オンサイトというのは、一度も登ったことのないルートを登り方のアドバイスを受けることなく自力で完登すること。その人のオンサイト能力が本当のその人の実力だとも言えますから、HTさんには3級レベルの登攀能力が備わっているということですね。この能力を少しずつ押し上げていって欲しいと思います。この日登ったくらいのルートを今後数多くリードして欲しいと思っています。

N村先生、お疲れさまでした、ご苦労様でした。教え方が上手ですし、細かなところまで心遣いが行き届いています。自分にとっての練習はあまり出来なかったでしょうけれど、人に教えることで上達できる部分も大きいですよ。必ずN村さんにとってもプラスになっていると思います。

僕も久し振りに反省会をして、楽しかったです。


勝峰(かっぽ)山からの金比羅尾根を一人で久し振りに歩いて来ました

2023年09月20日 | ハイキング/奥多摩

どうと言うこともない武蔵五日市駅の裏の里山ですが、僕にとっては随分と昔から慣れ親しんだエリアなんです。YYDメンバーにも歩いてみて欲しいエリアですね。

 

2023年3月2日 勝峰山~梵天山~金比羅尾根

▲9:45。駅から適当に歩いていたら、三内(さんない)川を越え、このまいまい坂を通る道に来ました。以前から名前は知っていましたけれど、通るのは初めてです。

 

入口にこのまいまい坂の解説板がありました。少し長くなりますが、解説をここに記しておこうと思います。

「古道まいまい坂        所在地 あきる野市小机

 青梅から五日市への昔道を青梅道といいます。青梅から二ツ塚を経て日の出町・大久野の幸神を過ぎ、グミノキ峠であきる野市に入り三内川を渡り、五日市・東入野にいたる道筋です。明治末期から大正にかけて、現在の秋川街道の道筋になるまでこの道が主要な道として利用されていました。道沿いの小机「福寿院」、小倉「徳蔵寺」の創建がいずれも室町期であることからもこの道が昔道(古道)であることを物語っています。

 まいまい坂は、小机平から急坂をくだり、三内川に到る坂道のことをいいます。まいまい(かたつむり)の殻に似て曲がりくねっていることから「まいまい坂」と名づけられたと伝わります。

 慶応二年(1866年)六月、埼玉旧名栗村正覚寺で蜂起した十数万人の「武州世直し」一揆勢の一部隊は、この坂を経由し五日市をめざしました。五日市側では、まいまい坂を防御線とし鉄砲と竹やりで武装した約九百余名の農兵隊を小倉台地上に配置し一揆勢を待ちうけました。

 六月十七日未明、ほら貝を吹き鳴らし突入する一揆勢に対して、農兵隊は、鉄砲隊の一斉射撃と竹やり部隊により攻撃。二時間に及ぶ戦闘で一揆勢は、二人の死者、けが人二十一人、召し取り者二十一人を出し敗走しました。

 青梅古道の一部であり、歴史的な景観が残る、まいまい坂の環境保全することを目的に平成二十三年、小机自治会有志により「古道まいまい坂の会」を結成。道の補修、間伐、花木の植栽など、景観の整備と保全する活動を行っています。この説明板も活動の一環として設置しました。

 平成二十一年度には、景観上保全すべき自然環境の場所として「あきる野百景」に認定されました。

平成二十四年七月二十九日 設置

            小机自治会 古道まいまい坂の会」

 

▲9:48。まいまい坂の途中には休憩用のベンチも置かれています。

 

▲9:54。まいまい坂を登って出たところです。ここらあたりのことを小机平と呼ぶのだろうと思います。写真で山がくびれたところがぐみの木峠でしょうか? この写真の左右に広がる尾根筋があきる野市と日の出町の境になっています。

 

▲10:00。ぐみの木峠に登る道です。

 

▲10:02。ここがぐみの木峠でしょうね。今回まず驚いたのは山道が整備され標識がたくさん設置されていたこと。昔からもちろん踏み跡はしっかりとありましたが(里山ですからね)、標識と言っても勝峰山への分岐にかまぼこ板くらいの標識がぶら下がっているくらいでした。

 

▲10:05。 それがどうやら地元の日の出山の会が整備したようで、立派な登山道に変身していました。

 

▲10:21。山名もきちんと表記されるようになりました。

 

▲10:22。この山頂には山里を見おろし守るようにお地蔵様が置かれていますから、地蔵山と呼ぶのは自然ですよね。

 

▲10:40。整備されたおかげで良かったのは山名や尾根の名前が分かったことですね。この山はためぐそ山っていうそうですけれど、昔からそう称されているのなら、如何にも素朴な山人のネーミングですね。タヌキのためぐその場所になっていたんでしょうね。

 

▲10:46。NPO法人の道標も立派ですね。

 

▲10:49。ここからだけしばらく、山道の雰囲気が少し違います。暗い林の中ではなくて、明るい茅の道です。

 

▲10:54。立派な東屋が建っていました。「どうぞご自由にお休みください」と書かれていました。

 

▲11:17。ここは深沢集落の裏山の460m標高点なのでしょう。

 

▲11:17。立派な道標が連続して立っていますね。

 

▲11:17。日の出山の会も負けじと。

 

▲11:26。ここまで歩いて来た尾根が幸神尾根。ここから左へ分かれる尾根をろんでん尾根と呼ぶようです。

 

▲11:30。そして、右へ分かれる尾根のことは勝峰尾根と呼ぶようですね。

 

尾根の名前は新しく3つ知ることが出来ました。

1つ目は幸神(さちがみ)尾根:これは幸神地区が尾根の突端なので納得できますね。

2つ目は勝峰(かっぽ)尾根:これも幸神尾根との分岐から東の勝峰山へ延びる尾根の名前ですから納得です。

3つ目はろんでん尾根:幸神尾根から西へ真藤の峰と梵天山を経て金比羅尾根と合流するまでの尾根の名前です。この「ろんでん尾根」の名称の由来はよく分かりませんね。「ろんでん」と言う地名は見当たりませんし。ただひとつ、僕が推測するのはこの辺りの地元では「梵天」を「ろんでん」と発音していたのではないか? と言うことくらいでしょうかね。まったく分かりません。

 

▲11:40。勝峰山454.4mに到着すると、見かけたことのなかった妙なものがありました。幸せの鐘です。どこだったか、奥多摩の別の場所でも見たことがありますが、観光地でもないのにこのようなものを設置するのは違和感がありますね。僕は嫌いです。

 

ここに設置するに至った理由が書かれていました。それもここに書き残しておきます。

「この鐘は平成24年11月13日に、皇太子殿下が日の出山に登頂されたことを記念して製作され、半年後の平成25年4月13日の日の出山開きの日に、日の出山山頂に設置されました。しかし、日の出山山頂は国立公園特別保護区域のため常設できず、日の出三山の展望地で三山縦走の出発地の勝峰山に設置しました。」

ちょっと間抜けな笑っちゃう説明ですね。正直で、好きです。

日の出三山なるものを初めて知りました。調べてみると、日の出山、麻生山、勝峰山の三山なんですね。日の出町を代表する3つの山なのだそうです。

 

この鐘の鳴らし方の説明も書かれていました。必要ないかと思いましたが、一応書き留めておきます。他にあった鐘とは鳴らす時の心の持ち様が異なっていたような。

3つのお願いごとをしながら3回鐘を鳴らしましょう。

ひとつ:「幸せ」を願いながら鐘を鳴らしましょう。

ふたつ:「平和」を願いながら鐘を鳴らしましょう。

みっつ:「希望」を願いながら鐘を鳴らしましょう。

   皆さまに幸せが

       訪れますように!

            勝峰山エリアプロジェクト

 

▲11:43。すでに書きましたけれど、僕は昔に幾度か勝峰山山頂で花見の宴会を催しています。山桜の巨木が10本くらい山頂を取り囲んでいるのです。前の山岳会で呑兵衛たちを引き連れて勝峰山に登ったことがありました。今回と同じコースで登ったのですが、小さなアップダウンが繰り返されて、「まだか、まだか」と呑兵衛たちは文句タラタラ。やっとのことで勝峰山に着いたものの、山桜はあまり咲いていませんでした。でも、美味しい料理と旨い酒で機嫌はすぐに回復しました。そうやって辿り着いた山頂での宴会ですから魅力的だったのですが、今は林道がすぐ近くまで来ています。山頂も山桜の前に柵が出来たり、ベンチが設置されたり、ましてや幸せの鐘なるものが設置されたりなどして、残念至極です。満開の時季には花見客が大勢来るんだろうな。僕たちだけのお花見の場所がまたひとつ消えました。

 

でも是非、山桜の咲くころに訪れてみてください。山頂だけではなく、このコース上には大きな山桜の木が所々に生えています。また、幸神尾根南西麓の深沢地区は興味深い地域です。見事な巨樹があったり、広いアジサイ園があったりします。小さな美術館もあります。最も注目すべきは歴史的にも貴重な五日市憲法が生まれた土地だということ。田舎なのに先進的思想を取り込んだ憲法草案を地元の有志達が創り上げていたのです。深沢地区から幸神尾根やろんでん尾根、金比羅尾根に至る山道もたくさんあります。

 

▲11:54。山頂でお昼ごはんにしました。毎度のミルクチャイと、パンはカレーパンのようですね。

 

▲12:03。山頂から西を望むと、大岳山や御岳山、日の出山が見えました。手前の尾根が金比羅尾根だと思います。

 

天候も最初は上着を脱いで歩きたくなるほどでしたが、勝峰山を過ぎてからは曇りとなり北風も強くなりました。

 

▲12:27。ろんでん尾根もよく整備された山道です。

 

▲12:50。この送電鉄塔がろんでん尾根のほぼ中央ですね。

 

▲13:14。梵天山の手前にちょっとざれた急登があって、残置ロープもあります。

 

▲13:18。梵天山607mです。

 

▲13:35。このピークは631.7mですね。白岩山とされていますが、白岩山自体はこのピークから北に延びている尾根上のおよそ650m峰だと思います。なので、この山名標識にも誰かが「違う」と書き加えているのでしょう。その白岩山へは柵で遮られて行くことは出来ません。

 

▲13:41。金比羅尾根の登山道に合流しました。幸神方面から歩いて来たのです。

 

▲13:57。途中の暖かな斜面で休憩しました。

 

▲14:31。この写真の場所の少し先、金比羅山あたりからは雹だか霰だかのような音をたててが落ちて来ました。雨具を着る羽目になってしまいました。まあ、小雨ではありましたけれど。

 

▲15:00。琴平神社の裏にある大岩群。僕はこの辺りが金比羅山だと思っています。昭文社の登山地図では、ここから300mほど北西の468m標高点を金比羅山としています。しかし、この変哲もない山頂には金比羅山と称するような神秘的雰囲気は皆無です。2万5千図では曖昧な場所に文字を配しています。

 

昭和15年東京瓦斯山岳会によって編纂された『秋川の山々』という書籍があります。そこには金比羅山のことが次のように記されています。

「山頂には岩に根を張り、また岩を割って生えてゐる赤松の林と杉の植林を背景として、金比羅宮が祀られて居り、前の平みは芝生となって、金比羅公園と云ふ名にふさわしい。」

 

▲15:03。大岩群の南端にはこのが祀られています。これが金比羅宮なのでしょうか?

 

▲15:04。大岩群の前の広場には琴平神社が建っています。

 

▲15:27。金比羅公園を歩き降りて、五日市の里に出て来ました。

 

▲15:51。そして、武蔵五日市駅へ。スタートとゴールが同じ、左回りの周回コースでした。


天覧山平日岩トレ№17 ――― 最下部岩場は20分切り! トラバース岩は4往復半!

2023年07月26日 | 岩登りトレーニング

季節は着実に春真っ盛りへと進んでいますね。天覧山は日向ではシャツ1枚になりたいくらいの陽気。木陰の涼しさが心地良い、そんな一日でした。2時には下山という短時間の限定された岩トレですけれど、 その分集中して充実したトレーニングになっていると感じます。最下部岩場のトラバース10往復、トラバース岩、蛇岩、それぞれに進歩が見られました。

最下部岩場では空前絶後の大記録が誕生しました。20分を切ったんです! 人類史上初! ギネス公認の大記録! と言っても、この記録にチャレンジしているのは、YYDの4人だけなんですけどね。

冗談はほどほどにして、そのタイムは

1往復目:2分17秒72

2往復目:2分05秒32

3往復目:1分58秒87

4往復目:1分59秒05

5往復目:1分53秒49

6往復目:1分48秒56

7往復目:1分44秒66

8往復目:1分44秒40

9往復目:1分56秒40

10往復目:1分42秒32

11往復目:1分40秒21

そして、トータル11往復で20分51秒05、1往復平均1分53秒73です。

ちょっ、ちょっ、ちょっ、ちょっと待てって?

10往復じゃなかったの? どうやらHTさんは途中でラップを2度押ししたような気がして、念のためにもう1往復したんだそうです。でも、このラップタイムには2度押しした形跡は見られませんね。10往復ですから、2往復目から11往復目の記録を採用しましょう。すると、トータルでは18分33秒33です! 1往復平均は1分51秒33! このトラバース10往復というのは、野球で例えると、 ランニング、キャッチボール、基本的なゴロ捕球の守備練習みたいなもの。これらの基本的動作がきちんと出来るということは大切なことなんです。

 

2023年2月27日(月) 天覧山平日岩トレ№17

 

HTさんと僕はトラバース岩で合流しました。僕はS子をデイケアに順調に送り出せましたから、到着が10時半くらいでした。その時刻にはHTさんはトラバースのウォーミングアップ中ですから、僕はトラバース岩でウォーミングアップをすることに。とりあえず、HTさんと合流するまで3往復しました。

 

▲11:09。試みにラップタイムも採ってみました。

 

1往復目:4分51秒65

2往復目:4分14秒10

3往復目:4分34秒89

トータル13分40秒64、1往復平均4分33秒55です。

トラバースの動画をN村さんに撮ってもらった時も1往復が4分10秒ちょっとですから、まあそんなところでしょうね。撮影の時は意識的にゆっくりと動きました。でも、この日は途中ゆっくりと時間をかけてレストしていますから、動いている時間は4分ないと思います。レストも含めて1往復平均3分くらいで行けるようになりたいですね。

 

HTさんもトラバース岩にチャレンジします。2度続けて3往復半に失敗していますから、この日は絶対に3往復半を達成しようと燃えています。もうHTさんはこのトラバースでも危険な場所で落下して、さらに崖の下に転落してしまうような危なっかしさはありません。でも、慣れたころが危険でもあるので油断はできません。これまでよりも両端の休憩ポイントでの休憩時間が短くなりました。それほど筋肉も疲労していない、と言います。

 

▲11:18。1往復目の帰路ですね。ここからパワー系ムーブになりますけれど、さほど心配はいりません。

 

▲11:22。まずは1往復達成!

 

▲11:28。2往復目の往路。コーナーで左足をクロスさせるムーブを行なっていますね。

 

▲11:33。2往復目の帰路。パワー系ムーブに入ったTころです。体が後傾しますから、腕に負担がかかります。

 

▲11:36。2往復達成!

 

▲11:51。これまでなら筋肉疲労の影響が顕著に出て来る3往復目もそんな様子は全然見えず、快調です。

 

3往復半は問題なくクリアし、ほとんどレストすることなしに、4往復へと向かいました。

 

▲12:07。4往復も問題なくクリア!

 

▲12:15。4往復半もクリア! 5往復目指して帰路をこなします。写真はパワー系ムーブの入り口。ここは無難にクリアしました。

 

5往復に向かい、コーナーも過ぎ、いつもならレストするポイントもレストすることなく通過します。「レストの必要を感じない、筋肉疲労を感じない」とHTさんは言っています。でも、そのレストポイントを通過してすぐ、「あ~あ~! 駄目だ! 落ちる!」と叫ぶじゃぁありませんか! 5往復目前で後1m50cm進めばゆっくりと何分でも休憩できます。「ガンバ~~~!!」と、僕は叫びますが、「ダメダメダメ、落ちる」と、HTさん。結局、少し支えてあげながら、HTさんはそこで落ちてしまいました。

記録は4往復半。それでも凄いですよね。

途中でHTさんに僕は「回数を重ねると、確実にずっしりと筋肉に疲労の影響が出るよ」と言ってました。まさに、その通りのことが起きたようですね。いつものレストポイントで、充分に休憩して、筋肉疲労を軽減すれば良かったですね。ちなみに、HTさんは1往復平均10数分(休憩込み)かかっています。

僕はと言うと、HTさんが両端とかで休憩している最中に、セカンドルートのムーブ発見に注力しています。完璧に忘れてしまっているムーブを0から思い出すというよりも創り出しているのです。HTさんが行なっているノーマルルートよりも格段に難しいので、やりがいがあります。必ず完成させたいと思っています。

これでトラバース岩は終了。

 

続いて蛇岩に行きました。蛇岩には4つのルートを設定しています。左から5.5、5.7(膨らんだ岩のルート)、5.8、5.8+です。HTさんは左の2本のルートにチャレンジ中。トップロープのセットをこの日もHTさんが行ないました。

 

▲13:04。5.5のルートは余裕があるわけではありませんけれど、いいバランスで登れています。

 

▲13:13。問題は5.7のルートです。ルートの中間部で力尽きてしまい、ザイルにぶら下がってしまうのです。つまり、下部の登り方が悪いんですね。そこまでに力を費やしてしまうのです。まだまだ斜めホールドの使い方が悪いんですね。岩の形状に対して、最適な体勢を取れば、さほど力を必要とせずに登れるんです。そういう登り方が練習できるルートなんです。

 

午後の1時40分になりました。これで終了です。僕はザイルを束ね、HTさんはトップロープのセットを回収します。HTさんは3時間半ほどほぼ休みなしに動き続けましたから、思いのほかハードな運動だと思います。


独りで実行するつもりだった天覧山岩トレが、N村さんの参加で楽しいものになりました

2023年07月19日 | 岩登りトレーニング

S子の自宅介護にもだいぶん慣れて来ました。とはいえ、思ったよりもずっと細かなするべきことが多く、一日中こま鼠のように動き続けています。S子が家にいる間は買い物にも出かけない方がいいと言われているので、ずっと家の中です。運動らしい運動はまったく出来ていません。

というわけで、月金のデイケアの日が僕にとっては体を動かす大切な日です。独りでも天覧山でトラバース練習をするつもりでしたが、N村さんが参加したいとの意思を示してくれたので、楽しい岩トレになりました。朝の送り出しが順調に運び、予定していた八高線の電車よりも1本(30分)早いのに乗ることが出来ました。で、天覧山最下部岩場到着が10時半ころ。

 

2023年2月24日(金) 天覧山平日岩トレ№16

▲10:44。N村さんがちょうど最下部岩場のトラバース10往復のトライ中でした。

 

▲10:45。途中のリングボルトにスマホを掛けて、ストップウォッチのラップを押しています。

 

その結果は以下の通りです。

1往復目:3分00秒92

2往復目:2分51秒72

3往復目:2分42秒17

4往復目:3分20秒62

5往復目:2分58秒18

6往復目:2分52秒38

7往復目:2分53秒59

8往復目:3分19秒08

9往復目:3分19秒25

10往復目:2分45秒82

トータルで30分03秒77、1往復平均で3分00秒38でした。

途中で1フォールしたそうですが、立派な記録だと思います。自分でラップを押したりしていますから、実質30分は切っていると思います。8往復目と9往復目が時間がかかり過ぎているのが残念ですね。指や腕の筋持久力は付いて来ていると思いますが、心肺機能の持久力が弱いと思いました。

ゼ~ゼ~、ハ~ハ~

 

N村さんは駅で年配の方に「岩登りに行くの?」と声をかけられたそうです。その方も昭和40年代に天覧山でよく岩トレしていたそうです。トラバース岩でもよくトラバース練習していたそうです。そんな昔からトラバースの課題があったのですね。昔と言えば、僕だって昭和50年代後半から天覧山のトラバースはしていますから、その方とは同年代だと思います。(当時のトラバースはトラバース岩だけのことで、最下部岩場のトラバースはしていないはずです)

 

▲12:25。続いて、N村さんは鏡岩にトップロープをセットしてくれました。N村さんはこの鏡岩をまだノーテンションで登れていないんだそうです(1度か2度は登れていたのかな? と僕は思っていたんですが)。11時半くらいから1時くらいまで、N村さんはトライし続けました。その結果は、 初めて鏡岩をノーテンで登ることが出来ました!!! 感動もんです!!!

 

▲12:27。続いて、あと2度、「続けて3度ノーテンで登れたら鏡岩卒業だね!」と僕は発破をかけます。でも、物事はそんなに簡単ではありません。それ以降はノーテンでは登れませんでした。でも、N村さんなりのムーブは掴めたようですから、次回は卒業できると思います。

 

暖かなトラバース岩に移動しました。僕は最下部岩場のトラバースも少し、鏡岩も2回ほど登りました。このトラバース岩もとりあえず1往復。

僕の今のメインの課題はトラバースセカンドルートのムーブを完成させることです。昔は僕もS子も簡単にこなしていたセカンドルート。長年やってこなかったので、ムーブを完璧に忘れてしまっています。ノーマルルートのホールドをほぼ全部使わずに、少し低い場所で繋げているルートなんです。これが今の僕には超難しい! 恐らくはノーマルルートが5.7だとすれば、セカンドルートは5.9くらいはあるのではないでしょうか? N村さんのトラバースの合間を縫って僕のセカンドルートチャレンジは続きます。すごくバラバラにではありますが、片道左半分のルートはほぼイメージが繋がりました。

 

▲13:37。さて、N村さんのトラバースへのチャレンジです。最初は左端から右への片道トラバースに挑戦です。これが完成すれば逆コースはほぼ使うホールド・スタンスは共通ですから容易にマスターできます。このトラバース岩はほぼ中央(少し右寄りですが)でカーブしているコーナーがあります。コーナーを境にして、左は微妙な手さばき足さばきが続きます。コーナーの右はパワー系のムーブが続きます。岩場が少し前傾しているんですね。左は微妙なバランス、右はパワーと持久力です。写真はそのコーナーのすぐ左。

 

N村さんは左側は無難にこなせています。コーナーから右がN村さんにとっての鬼門ですね。いくらパワー系と言っても、力任せでやると力はすぐに尽きてしまいます。パワー系の岩登りの方がよりバランス登攀が重要になるのです。足さばきや体幹を活用した体全体のバランスを駆使して、腕や指への負担を軽くしなければなりません。N村さんはまだまだ力に頼ろうとする傾向が強いですから、このパワー系の箇所で力尽きてしまうのです。手はバランスを保持するだけに使うだけ、指や腕の力が不要な箇所を理解して、そこでは指や腕の力は使わない。腕を伸ばしたりして、腕力をセーブすることが可能なんです。でも、N村さんは(男性一般に共通するのですが)、力、力、力との思いが強過ぎて、どうしても腕に力が入ってしまいます。それで、N村さんに比べるとずっと非力なHTさんには出来て、力持ちのN村さんには出来ない、そんな矛盾じみた事態が発生するわけです。クライミングって面白いですよね。

 

バランスが大切、ということを説明する例に、僕は子供のころの自転車に乗る練習体験のことをあげるんです。何回も何回も倒れそうになり、実際にも倒れます。そして、ある瞬間、倒れずに乗れるようになるんですよね。あれこそがバランスです。岩登りも同様で、ある瞬間に「登れる!」と思える一瞬があるんです。体全体でバランスが上手くとれて、「登れる」と分かる一瞬があるんですよ。そのためには、自転車同様、何度も何度も落下する経験を経なければならないんですよね。

さて、N村さんです。 片道ムーブはほぼ把握できています。これも鏡岩同様、次回には繋がるように思いますよ。楽しんでください。


天覧山平日岩トレ№15 ――― S子のデイケアの合間に行くことになりました

2023年07月18日 | 岩登りトレーニング

老々介護の身の小生です。以前はケアマネさんも介護士さんも山の仲間も、誰もがみんな僕のことをことさらに心配するのを不思議に感じていました。もちろん、理屈では僕自身も理解は出来ていたのですが、しっくりと納得できてはいませんでした。でも今、意思疎通が不可能な、自分で飲み食いできない、動けない、排泄処理が出来ない、そんな妻のS子を自宅介護していると、痛感できます。周囲の手助けしてくださる方々の優しい想いが痛いほど有難く感じられます。自宅での単独の介護、しかも老々介護ですから、僕が倒れるとS子も共倒れです。僕自身の肉体的健康、精神的健康を大切にしなければならないことがよく理解できるようになりました。

 

登山を愛する僕たちは幸いです(聖書の一節のようですね)。

何故なら、登山をすることが肉体的健康と精神的健康に直結しているからです。ですから僕は、今のような状況下にあっても、可能な限り登山を楽しむことをS子のために自分のために行なおうと思えるのです。

以前、S子がデイサービスに通っている間に天覧山ひとり岩トレを実践していました。F沢さんも合流するようになり、一緒に熱心に岩トレを繰り返しました。ただ、この頃はまだS子のためと言うよりも、短時間でもいいので僕自身のために楽しみたかった方が強かったかもしれません。S子がデイサービスから戻るまでに帰り着かないといけませんから、2時くらいには終了します。

現状も同様です。月金デイケアの日にやはり2時まで可能なんです。ただ、朝のお迎えはデイサービスの時より少し遅くて、岩場到着は11時くらいになってしまいます(以前は10時~10時半だったかな?)。それに、普段はS子を置いて小1時間でも外出は出来ませんから、月金だけが買い物等の用事をすることのできる日になってしまいました。ですから、月金はいろんな意味で貴重な日なんです。僕の思いとしては毎週1回は天覧山で岩トレしたい! ひとりの時は1時半で下山して、帰宅前に買い物をすることも考えています。

個人的な報告が長引いてしまいました。(僕の悪い癖です)

ものはついでですから、興味ある方は『さっちゃん 空を飛ぶ』をお読みください。

さっちゃん本人が聖バレンタインデーのチョコレートです!

 

2023年2月17日(金) 天覧山平日岩トレ№15

新しい状況下での最初の天覧山平日岩トレです。僕は11時に到着しましたが、HTさんはこれまで通りの時間です。僕の到着までに最下部岩場10往復を済ませておきます。HTさんは左端でも落下することはありませんから、安心しています。後は気だけは抜かないでくださいね。そして、なんと自分でタイムを計っていてくれました。しかも、1往復ずつのラップタイムも。それがまた、驚異的なんです! せっかくなので、ここに記しておきます。

1往復目:2分22秒55

2往復目:2分38秒25

3往復目:2分06秒80

4往復目:2分02秒83

5往復目:1分58秒37

6往復目:1分54秒96

7往復目:2分00秒36

8往復目:1分58秒58

9往復目:1分57秒31

10往復目:1分51秒27

トータルで20分46秒31、1往復平均は2分4秒63でした。タイム自体は前回の20分27秒60の方が速いのですが、特筆すべきは3往復目からのコンスタントな速さ! 最初にウォーミングアップとして、1か2往復してから10往復のタイムトライアルに挑戦すれば軽々と20分(1往復平均なら2分)を切れてしまいます。それに自分でスマホのラップを押さなければなりませんから(スタートや終了も)、10数秒は少なくても余計にかかっています。

 

▲11:29。HTさんと僕はトラバース岩で合流しました。早速、HTさんはこのトラバースに挑戦。

 

前回は3往復半手前で落下しましたから、今回の目標は3往復半。ムーブは完全に自分のものになっています。以前だったら、落ちそうな感じがして、僕の両手をHTさんの腰付近で待ち受けるようにしていたものですが、今はそれも不要です。念のために後ろにいるだけという感じ。写真を撮ることも前よりずっと出来ます(後ろから離れられるので)。でも、まだ安心は禁物、少し慣れて来たころが危険なんです。転がって、崖下に転落したら一大事! (僕も出来るようになってから、ちょっと無茶な課題を作ってトライしていた時に転落しそうになったことがあります)

 

▲11:33。まずは1往復。

 

▲11:50。続いて、2往復。

 

1往復! 2往復! と順調な滑り出し。でも、3往復目、筋肉疲労が顕著に見え始めました。

 

▲12:09。3往復は何とか達成! そして、この日の目標の3往復半に向かいます。

 

左端をスタートして、コーナーを曲がります。コーナーから3mほどはパワー系のムーブが連続します。前回はここで落下しました。決まりにくい右足も決まって、その間のホールドも疲労困憊の腕と指でしっかりと掴み続けていました。そして、このパワー系ムーブの最後、右足を遠くに伸ばして、身体を仰向くように倒しながら、左手でアンダーホールドを捉えます。これが出来ると、後は簡単ですから、3往復半できたも同然。

「あっ、やった! 出来た!」と僕は思いました。でも、突然の落下! 左手をアンダーホールドに伸ばす前、遠くにのせた右足が滑ったみたいです。で、落下。あ~あ~あ~! 実に残念! 前回よりも、一歩先での落下でした。

この日のトライはこれで終了。前回もそうですが、この3往復と少しに1時間近くかかっています。両端でレストして筋肉疲労を回復させなければなりませんから、けっこう時間がかかるんです。

 

続いて、蛇岩へ行きました。トップロープのセットもHTさんが行ないます。もう任せても安心、最後の出来上がりをチェックするだけ。

 

▲13:02。蛇岩左端の5.5のルートはいいバランスで登って行きました。

 

▲13:40。膨らんだ岩のルート5.7、これはまだ苦手にしていますね。トラバースでの筋肉疲労の影響もあるのでしょうが、中間部分で力尽きてしまいます。

 

僕が登って見せます。斜めホールドなのに、HTさんは鉛直方向に力を入れているので、バランスが取りにくく、余計な力が必要なんです。ホールドが斜めだと力の入れ方も斜めにして、身体も斜めにすると、あまり力を必要とせずにバランスが保てます。中間部まではそうやって登って、中間からは岩に正対して登るんです。その後、HTさんの登り方は少し良くなりました。この日は登り方、バランスの取り方のヒントを掴めたと思います。次回には楽に登れると思いますよ。

 

最初に決めていた13時40分に練習終了。片付けをして、下山開始です。

以前もこの時間に下山する際には寄っていたお団子屋さんで、みたらし団子1本を買いました。前は90円だったのですが、世界的な小麦や燃料費の高騰の煽りで1本100円になっていましたね。こんなところで世界情勢を感じる僕でした。

15時01分に最寄りのH駅着。朝食用のパンとレタスを買い、牛乳も買いました。自宅までの20~25分を急ぎます。

15時54分「もうすぐ到着します」との連絡が入りました。肉体は疲れていますが、精神的にはリフレッシュできた感が明確に自覚できます。今後も可能な限り続けていきたいと思っています。