ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

YYDに入会したおかげで、自分では行きそうにないエリアを楽しみました。道志山塊西端の今倉山~猿焼山を歩きました

2017年04月06日 | ハイキング/山梨県

2017/2/25  本来ならこの土日でどこか雪山を歩こうと考えていたのですが、物事はそんなにスムースには運ばなくて、一緒に行く相手が見つからなかったり、何よりも自分自身のモチベーションが高まらなかったりして、結局は雪山を諦めることにしました。

じゃあ、S子とどこかへ行こうかな? と考えても、僕自身そろそろもう少しはハードなコースを歩いておかなければと、欲求が高まったりもしていたのです。そんな状況下でYYDからS原さんの計画が出されました。その山行計画を見て、少し調べると、そんなに甘いコースではなさそうです。まだ会に入会する前段階の方に対する体験山行でもありましたから、さほど難しいコースではないものの、侮ることのできないコースでしょう。

しかも、体験山行参加者が2人でYYDメンバーがS原さん一人だけ。彼からも「誰か参加して協力して~っ!」と要請が会員に対して出されていましたから、渡りに船と参加を決めたのでした。

 
都留市駅です。この駅に降りるのはこれで2回目です。確か、1回目にこの駅に降りた何十年か前、S子に初めて会ったのでした。
この時期、バスはありませんからタクシーに乗って行きます。8:09ころ。


道坂トンネルの横が登山道入り口です。もうここから雪があるとは想像していませんでした。8:35ころ。


道坂峠に出ました。8:50ころ。


▲今熊山へ登って行きます。9:13ころ。


▲眼前の稜線上に今倉山はあります。大昔、雪の積もったあの稜線を歩いたことがありました。9:22ころ。


今倉山1470.1mです。9:43ころ。


▲今倉山から西へ向かいます。9:58ころ。


▲先ほどの今倉山ピークは東峰なのですが、西峰へ向かっています。ここはそのコルあたりでしょうか? 10:03ころ。


西峰のあたり、適当な地点から北への降り口を探します。ガスっているとちょっと分かりにくいかもしれませんが、今日は晴れているので、大丈夫でしょう。10:10ころ。


▲北面は意外と雪があります。10:13ころ。


▲スパッツを付けました。10:22ころ。


▲ウサギの足跡です。10:25ころ。


▲明瞭な尾根になりました。10:34ころ。


西ヶ原ノ台でしょう。小屋があります。10:39ころ。


▲小屋の中は荒れていました。何のための小屋だったのでしょうかね? 10:39ころ。


▲東北へ続く尾根を降りて行きます。枯葉や雪で隠されていますけれど、何となく道があります。10:56ころ。


パラジマノ頭1076mに着きました。11:05ころ。


▲ちょっと休憩して先を急ぎます。11:18ころ。


▲前方に見えているのが次の目的地、エビラ沢ノ頭でしょう。11:20ころ。


▲だんだん急な下りになって来ました。11:23ころ。


ロープは設置されるほどの急下降になりました。ここのもっと前からロープが設置されていたのですが、この前の方がもっと急下降です。11:25ころ。


▲穏やかな尾根ルートになりました。11:30ころ。


▲だんだん急な登りになって来ます。11:43ころ。


▲このレベルの急登を足を置く位置と脚力だけで、立った姿勢で登れるようになればいいのですが。11:46ころ。


▲横から見るとこんな傾斜です。11:48ころ。


▲あそこがエビラ沢ノ頭でしょうか? 11:54ころ。


エビラ沢ノ頭1034mです。11:56ころ。


▲ほとんど休まずに先へ進みます。12:01ころ。


▲次の目的地が見えて来ました。12:03ころ。


▲痩せ尾根に雪が中途半端に付いています。さほど凍ってはいないのでまださほど大変ではありませんでした。右に落ちると、かなり数10mは落下するでしょう。12:05ころ。


▲尾根続きの中央の山が目指す猿焼山だと思います。12:07ころ。


モミの種でしょうか? たくさん落ちていました。12:13ころ。


▲穏やかな尾根道になりましたが、ところどころ凍っていて、注意は必要。12:25ころ。


狸のため糞でしょうか? 12:31ころ。


▲眼前に猿焼山が迫って来ました。12:40ころ。


猿焼山到着です。標高は880~890m。12:51ころ。


▲お猿さんが迎えてくれました。下の表示板には猿焼山東峰891mとありますが、地形図を見る限りでは890m未満の標高のはずです。12:51ころ。


▲猿焼山からは西に延びる尾根を進みました。13:06ころ。


城ヶ丸878.1mです。13:14ころ。


▲山名標識もありました。13:15ころ。


▲でも、猿焼山とする標識もあります。どちらが正しいのでしょう? 猿焼山西峰でもあるわけでしょうが・・・・ しかも、標高が20cm高く表記されています。地形図にある三角点の標高より、山頂は少し高いのでしょうか? 13:15ころ。


▲次の小ピークにもこんな標識が付けてありました。ここ835mピークが城ヶ丸であると。いったい城ヶ丸は本当はどこなんでしょうね? 13:21ころ。


▲すぐ先で尾根が二つに分かれています。どちらに行くか、地形図を眺めてルートファインディングしている模様。13:22ころ。


▲「猿焼山鬼岩」と書いてありますね。このあたり確かに岩は多いのですが、ネットで調べても何も出て来ません。13:31ころ。


▲730m付近の分岐だったと思います。地形図を見て、右の尾根か左の尾根かを判断中。13:35ころ。


▲戸沢集落でしょうか? 見えて来ました。中央の山は三ッ峠山1786mだと思います。13:57ころ。


▲何となく里山っぽくなってきました。14:03ころ。


▲711m標高点からは西へ延びる尾根を辿ったのですが、最後の北西へ延びる尾根のあたりから笹薮が出て来ました。14:24ころ。


▲笹薮とは20分ほどの付き合いでした。ふと、左側の藪の先を覗いて見ると、道路が見えています。14:29ころ。


▲車道に出ました。14:31ころ。


▲締め殺してしまうのでしょうかね? 14:35ころ。


▲西日に当たって、ほとんどが影の富士山です。最初は何山だか分かりませんでした。日が当たった部分が空と同化して見えていたので。15:22ころ。


赤坂駅まで歩きました。1時間ちょっとの車道歩きでした。15:46ころ。

僕はあまり道志山塊には行ったことがありませんが、面白い山がたくさんありそうですね。
今回の山もなかなか興味深い山でした。ちょっとシビアで、ルートファインディングの難しさも少しだけありました。冬の見通しの効く時季でしたから良かったですけれど、草木が繁茂して見通しが悪いと、けっこう苦労しそうですね。