2016/10/8 YYDは沢登りと雪山がメインの山岳会ですが、岩稜登山をしたいと考えているメンバーもいて、北鎌尾根や剱岳の源次郎尾根などを登りたいと思っているようです。
いきなり北鎌尾根も無理でしょうから、入門編として阿弥陀南稜がいいのではと考え、提案してみました。僕にとっては久し振りの無雪期の阿弥陀南稜ですし、本当はそれ以上に阿弥陀中央稜に行きたいと思っていたのです。中央稜を登ったのはもう30年ほど昔の1回きり。今後、チャンスがあれば1日で阿弥陀南稜から中央稜を歩いてみたいと思っていましたし、積雪期の中央稜へも行ってみたいですから、まずは1回、中央稜を登らねばと思うのです。
また、今回は日程的には2泊3日でゆとりがあります。南稜へはこれまでいつも旭小屋からばかり登っていました。今回は中央稜にも登りますから、広河原沢から南稜に取り付いた方が便利です。その取付きの様子も知りたいですし、何よりも河原で幕営をしながら、登山自体は軽量の荷物で実行できるのが楽しいですよね。
▲小淵沢駅からタクシーで舟山十字路まで来ました。13:48ころ。
▲広河原沢方面の林道へ向かうと、すぐにゲートが現われます。13:51ころ。
▲広河原橋という名前です。14:16ころ。
▲広河原橋から1、2分で右の河原へ降りる山道が分岐していました。そこを進むと、写真の堰堤があります。対岸へ行ってみると、上部へ登る踏み跡がありました。これは南稜へ取付く山道に違いありません。14:25ころ。
▲堰堤の上に登ってみると、広い河原になっていて、即決でここを天場に決めました。14:27ころ。
▲4人用テントとタープの組み合わせ。15:05ころ。
▲水の流れのそばを焚火の場所に決め、焚き木を集めました。焚き木はそこら中にたくさんあります。15:07ころ。
▲まずは小枝に火を付け、熱をこもらせます。15:15ころ。
▲少しずつ太い木も加えます。15:35ころ。
▲道すがらT口さんが見つけたキノコの鍋です。ヌメリスギタケモドキとツチグリだそうです。ツルン、コリッとした食感で美味しかったです。15:53ころ。
▲煮込むにつれ、色合いが微妙に変わってきました。15:58ころ。
▲陽も沈み、薄暮と言うより、黄昏の暗さですね。この夜は雲が多いせいもあって、さほど寒くはありませんでした。17:19ころ。
▲いい焚火になりました。18:37ころ。
▲火のそばでT口さんが横になっています。19:03ころ。
▲こういう熾火が出来れば良い焚火。20:42ころ。
▲火のついた焚き木をお互いに離し、熾火が風で飛ばないように石を載せます。20:50ころ。
▲暖かな夜が過ぎていきます。予報ではこれから雨が降るようです。21:02ころ。
おやすみなさい。
明日の朝は5時起きです。