ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

長淵山ハイキングコース(天狗岩、赤ぼっこ)で忘年山行。下山後は福生のビール小屋で忘年会 1/2

2014年12月14日 | ハイキング/奥多摩

2014/12/7  遠い所に住んでいるK井さんは時々東京に来ます。それに合わせて、今回は忘年山行をすることにしました。

K井さんからの要望が最初はとても厳しくて、コースタイムが30分から1時間という制限。交渉に交渉を重ねて、なんとか3時間まで枠を広げてもらいました。(笑)

K井さんが余裕で歩けることは知っていますから、本当は5~6時間のコースを選びたかったのですが、でも、そんなに歩いてしまうと、下山後の忘年会に影響が出かねませんから、実際のところはちょうど良かったと思いますね。

ところで、この長淵山ハイキングコースですが、下山後にネットで調べてこのように呼ばれていることを知ったのですが、長淵山という名の山はどこにもないようなのです。長淵という地名はあるのですけれど。


▲スタート駅は宮ノ平駅です。この日はちょうど「奥多摩渓谷駅伝競走大会」が開かれていました。
駅に着いた時には最後あたりのランナーの方々が走っている姿も見られたのですが、写真を撮るころにはもう誰もランナーはいなくて、係の人たちだけが駅前に大勢いました。
この駅伝大会は市民駅伝の草分け的大会なのだそうです。この日開催の大会で第76回目。これは箱根駅伝に次ぐ歴史だとか。一般、大学、高校、女子と4つの部門に分れていて、女子の部には女子中学生も含まれていますから、実に幅広い! こんな市民駅伝大会があるとはぜんぜん知りませんでした。青梅マラソンよりも有名になっていいスポーツイベントですよね。10:25ころ。


▲いつもながら山中でよりも街中での方がルートファインディングは難しいですね。まあでも、だいたいの方向へ向かっていれば大丈夫でした。それに駅伝大会のために警察官が出ていましたから、道を聞いて確認出来ましたし。
写真の橋が和田橋です。この橋まで来れれば何とかなりそうです。10:38ころ。


▲稲荷神社で左へ入り、この標識がすぐにありました。これから歩く山道のことを「天狗岩自然歩道」とか「青梅! 水と緑と梅の道」などと呼んでいるようです。「長淵山ハイキングコース」の表示はありませんね。10:49ころ。


▲車道からは離れても、しばらくは舗装された道が続きます。まだこの先に民家があるからです。10:55ころ。


▲舗装道路が終了し、普通の山道になりました。枯れ葉がぶ厚く積もる山道は素敵です。11:06ころ。


▲今日のメンバーは先頭を歩く僕に続いて、S子、A野さん、K井さん、K嶋さん、K美さん、K松さんの計7名です。11:12ころ。


▲要害山412mです。11:40ころ。
要害山という名前の山は全国にたくさんあるようです。「要害」の意味のひとつに「戦略上、重要な場所に築いたとりで。要塞(ようさい)」というのがありますから、この青梅の要害山にも砦などがあったのかもしれませんね。今は植林のおかげで展望はありませんが、木がなければ、眼下がよく望めるはずです。


▲植林の伐採が行なわれたようです。材木を運び下ろすためでしょう。林道が山肌を削って延びていました。11:46ころ。


▲登山道と並行して、下には林道が続いていました。12:00ころ。


▲天狗岩への分岐です。あと200m。12:09ころ。


▲天狗岩へは最初ぐんぐん下って、少し登ります。12:11ころ。


▲天狗岩からの眺めです。左の山は高水三山、その右には青梅丘陵が続いています。街の中央を多摩川が流れていますが、手前から川に架かる赤い橋が見えています。近い方から和田橋、神代橋、奥多摩橋です。和田橋はさっき渡った橋。奥多摩橋は遠いので少し見つけにくいかもしれません。12:18ころ。


▲天狗岩の上で、昼食です。今日はゆっくりですから、たっぷり時間を撮りました。
手前から、頭頂部だけのK松さん、向こうへK美さん、K嶋さん、K井さん。12:25ころ。

今日は風もなく、青空の広がった最高のハイキング日和。

「福生のビール小屋」を16:30からの予約ですから、時間調整をしながら余裕のある山行です。