2014/11/22 このブログのタイトルに“焚火”とあるのに、今年はまだいっぺんも焚火をしていません。
というわけで、無性に焚火をしたくなり、とにかく焚火だけをするためのキャンプに出かけました。
本当は10月末のタワ尾根下段歩道の時にも、三又で焚火をするのが目的のひとつだったのです。ですが、あんな状況に陥ってしまいましたから、焚火は出来ずじまい。
焚火をするのなら、その必然性がある山の奥深くまで行くのが本筋なのですが、今回はあくまでも気楽に、とにかく焚火だけをしに行きました。
ですから、すごく近間です。ですから、そんな場所はあまり大っぴらにはしたくありません。秘密にします。
駅を出発したのは正午頃。どこの駅かも秘密です。
▲林道を歩いて行きます。12:38ころ。
▲同じ林道ですが、土の道になりました。12:47ころ。
▲林道は終わり、山道に入りました。沢の脇を通っています。13:07ころ。
▲小さな堰堤が続けて現れました。13:13ころ。
▲大きな堰堤も出現して、その脇を巻いて行きます。13:21ころ。
▲大きな堰堤の上は土砂や砂礫が堆積し、広い平坦地が広がっています。ここが目指していた天場です。13:29ころ。
▲水場に近く、地面に凹凸が少ない幕営適地を選び、テントを張りました。14:08ころ。
▲タワ尾根下段歩道では出来なかったテントとタープのコラボです。14:37ころ。
▲今回は木の枝を支柱にしました。ハトメに入るよう、木の先をのこぎりで切りました。
▲そして、いよいよ焚火です。15:08ころ。
太い流木を両サイドに置き、火床には太い木を敷きます。
▲新聞紙を丸めて何枚か並べ、メタ(固形アルコール)をところどころに忍ばせ、極細の枝を積み重ね、ついでに最上部には杉の枯れ葉を置きました。それから点火! 15:49ころ。
▲箸くらいの太さの枝をさらにのせていきます。ときおり、景気づけに杉の枯れ葉ものっけます。15:52ころ。
まだこの段階では手を緩めるとすぐに火は消えてしまいます。さらに太い木が燃え始めるともちろんいいのですが、燃料の木の状況次第ではそんなに簡単には燃えてくれません。
比較的よく燃える細い木や杉の枯れ葉などがあるのなら、とにかくたくさん燃やして、熱くてすぐには冷めない火床を作ることがいいようです。
▲少しずつ太い木もくべ始めました。小さなビリーカンも火のそばに置きました。16:20ころ。
▲天場はこんな感じ。16:32ころ。
▲今晩の飲み物はホットワインです。コッフェルに少しずつ移し熱して、S子と二人で酌み交わしました。16:42ころ。
二重になっているマグカップは寒い夜の必需品。蓋も付いていますから、なかなか冷めません。
ワインはフルボトル1本持って来ました。ただし、ビンはプラスチック容器に入れ替えて持って来ています。このプラスチック容器はニュージーランドで購入し、日本に持ち帰ったものです。プラスチック容器はまだニュージーランドでも珍しいようです。こんな使い方をしようと、大切にとっておいたのです。
ホットワインですが、沸騰する直前で火を止めなければなりません。アルコールが飛んでしまうからでしょう。ボトルの中に何か入っていますが、お茶用紙袋です。家にあるスパイスをいろいろ入れて来ました。八角、シナモン、クローブ、カルダモン、コリアンダー、などなど。もちろん、ホール(種のまま)で、適当に。今朝入れました。
▲焼いているところは撮り忘れてしまいました。牛ステーキです。安い肉ですが二人にとっては山でステーキとは! って感じですね。16:51ころ。
▲今度は野菜。ジャガイモとニンジンを焼きました。17:06ころ。
夜は長いので、少しずつ焼いては食べ、飲んでは焼き、そしてワインを温め、そんな風に時が過ぎて行きます。
▲食事をするS子。17:13ころ。
フラッシュを焚くとこんな感じ。
▲フラッシュを焚かないとこんな感じ。ただし、S子には懐中電灯で光を当てています。17:13ころ。
焚火の写真はフラッシュを焚いたら面白くありません。
▲ニンジンとエリンギ。17:20ころ。
味付けはニュージーランドで買って来た、2種類の味付きソルト。
▲牛タンです。アメリカ産だったかな? 17:32ころ。
▲こんな焚火の写真が僕は好きです。17:52ころ。
▲ステーキを焼いているところを撮り忘れていたことを思い出しました。切れ端ですがフライパンにのせて撮影。2枚目です。18:02ころ。
▲焚火を前に、飲み、食べ、語る。こんな時間は最高です。18:31ころ。
▲残っている野菜を炒め、この後、残っている牛タンも一緒に炒めて食べました。19:04ころ。
▲この辺りの木はあまり火持ちの良い焚き木ではありませんでした。集めておいた木はどんどん燃え尽きてしまい、近くの倒木の細い枝を追加で燃やしました。19:47ころ。
食べ尽くし、飲み尽くし、そろそろ夜陰の寒さも身に浸み始めたので、テントの中で寝ることにしました。
風もない夜ですから、焚火の残り火の心配はあまりしなくてもすみそうです。燃え残りの太い木を少し離して置き、灰白色の灰に覆われた熾きの残り火には10個以上の石っころをのせて、風で火が煽られる危険性を防ぎます。
▲テントの中から覗いた光景です。20:40ころ。
起きている時から聞こえていましたけれど、シュラフの中に身を横たえると、なおさらに周囲で啼くシカの声が闇夜をつんざきます。同じ個体の啼き声のようです。警戒音に近い啼き方です。いつもは自分の過ごす場所なのに、余所者が侵入して来ていて、腹立たしく思いながら啼いているのでしょうか?
S子のシュラフは3シーズン用。僕はまだ意地を通して夏用です。S子はすぐに寝息をたて始めますが、僕は長い時間、頭が冴え続けます。
いつもそうです。
でも、いつ知れず意識は周囲の闇夜と紛れて・・・・