公園の公衆便所の窓のそばを、ヒメツチハンミョウが1匹、歩いていました。ヒメツチハンミョウについては、2022/03/24と2021/12/11のブログで、同じ公衆便所で見かけたことを紹介していますが、その時はいずれも♀でした。
今回見かけたヒメツチハンミョウは、♂です。♂は、触角は中ほどが大きく膨らんでいます。
ウェブサイト『虫ナビ/ヒメツチハンミョウ』には、次のように紹介れています。
「巨大な腹部を持つツチハンミョウの一種。
ハンミョウと付くが、まったくの別種。ツチハンミョウの仲間は、上翅が短く、腹部がむき出しになっている。更に、変態にも特徴があり、3齢幼虫では蛹に似た姿になり歩くことも食べることもしない特別なステージがあり、更に脱皮することで蛹となり、このような変態を過変態と呼ぶ。… 。
本種は触れたりするとカンタリジンという有毒物質を分泌する為、注意が必要である。
本種は土中に数千個に及ぶおびただしい数の小さな黄色い卵を産み付け、孵化した幼虫は花の上で待機し、マルハナバチに乗り移ることで、マルハナバチの巣に侵入して、卵や花粉などを食べて成長する。」
《公衆便所の窓のそばを歩いていたヒメツチハンミョウ♂ 2022/04/01》
《ヒメツチハンミョウ♂ (触角の中ほどが大きく膨らんでいる) 2022/04/01》
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