ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

“思い込み” の無益さと “無用の用”

2020-12-29 06:48:49 | 雑感
 今年は、当たり前のことがどんなに有り難いものかと、思い知らされた年だったと思います。

 断酒後の私の生活は、決まった1週間単位のスケジュールとリズムで支えられていました。その3本柱となっていたのが、ゴミ拾い、AAミーティングへの参加、ブログ投稿の3つ。

 これら3本柱は、いつの間にか生きがいにまでなっていたようです。もしも、出来なくなったら生きていけなくなるのでは(?)と秘かに恐れていました。

 それがいともアッサリと休止を余儀なくされました。前者2つはコロナ禍で、後の一つは腰の手術のせいで。

 特に、前者2つの喪失感は辛いものでした。それでも4、5ヵ月過ぎた頃からか、なければないで何とかなるもの。そう思えるようになりました。

 おもしろいことに、その後久々に再会したAA の常連仲間も同じことを言っていました。断酒歴10年以上の大ヴェテランです。

 これは“絶対”、これは“大切” と思っていたことは、変化にうまく順応できない保守的な性格がそう思い込むよう抵抗していただけ。とどのつまり、それだけ “思い込み” が強かったと思えるようになったのです。人生、万事がこんなものかもしれません。

 逆も真なりで、無駄なことでも役立つことがあるものです。歩きながらやっている歩測のことです。

 万歩計を使えばいいものを、何と無駄なことと思われそうですが、ボーッとしてただ散歩するよりマシだろうと始めた歩測。無心になれるところがよかったのですが、もう一つ大きなオマケもありました。

 私の散歩・買物コースは、この歩測のお陰で、どこからどこまで何歩かをすべて把握できています。これが歩行リハビリのコース決定に役立ってくれているのです。

 2000歩コース、3000歩コース、4000歩コース、6000歩コース等々、家に戻ってくるまでの歩数を含め、どの歩数ならばどのコースが最適かを自在に選択できます。達成目標を数字で設定できることは、無理をしなくて済むのでとても助かります。

 お陰で今は、週に1000歩ずつ増やして、順調な歩行リハビリが進行しています。歩きながら一歩一歩数えるのは無駄のように見えても “無用の用” なのですネ。

 それにしても、コロナ禍がこんなに猛威を振るうなどとは思ってもいませんでした。せいぜい2、3ヵ月で収束するものと高をくくっていたものが、最近は変異種まで出現とか。発生から1年経とうとしている今も終わる気配がありません。

 こんなときこそ辛抱強さと順応力の勝負です。徒に慣れっこになるのではなく、辛抱強く順応力を発揮するしか生き残る道はなさそうです。

 歩行リハビリ、今日から4000歩コースを始めます。どうぞ皆さん、コロナ禍にめげずによいお年をお迎えください!



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