ホイッスルバード あいざわぶん

バリシップ2015 今治市 日高食堂の中華蕎麦・・・の巻

楽しみにしていた今治市「バリシップ2015」に
行って来た。

松山市から40キロの距離にある今治市。
しまなみ海道・四国側の入口出口の町。
世界一の造船の町。
今治タオルが特産物の町。
串には刺さない焼き鳥の町。
鶏唐揚げとは一味違う「せんざんき」の町。
そして、ゆるキャラ「バリィ」さんの町。

今日の目的は日高食堂で中華蕎麦を喰らうこと。
寄航している「日本丸」の見学。
何処でもいいから「せんざんき」を喰らうこと。
この三点セットなのだ。

調べによると、日高食堂の開店は11時。
到着時間から逆算し、9時30分に自宅出発。
見事に11時に日高食堂に到着したのだが、
・・・あれっ、暖簾がまだ店の内側に・・・
では、時間潰しに、本日は河原で爪切り。
11時30分に店に行くと暖簾が店の外側に。
見てよ、この外観。地元密着の店でしょ。
・・・なんか、いや~な予感が・・・




既に40代半ばと60代前半の女性客が居た。
店の奥から80歳ぐらいのお姉さんが登場し、
綺麗なグラスに水を注いでくれ、「何杯でも
どうぞ」と言わんばかりにポットまで置いた。
「中華蕎麦をお願いします」
「はい、中華蕎麦ね」
品書きに大盛りが無いのは、お稲荷さんか
おでんを一緒に食べるのが、伊予の国では
普通だからである。
調理場から違うお姉さん(やはり80歳程)が
出てきて、女性客にお稲荷さんを出した。
・・・益々、いや~な予感が・・・

約10分で私の中華蕎麦が運ばれてきた。
見てよ、このチープ感(笑)。430円だもの。



ところが、たった10秒で私は驚いた。
美味しい、旨いね、嗚呼、うめぇ!
大盛りが喰いてぇ。
スープを一滴残らず飲み干し、お姉さんに
「430円ですね。ごちそうさま」と言った。
満面の笑みを浮かべ、お姉さんは頭を下げ、
「どうも、ありがとうね」と言った。
友人が言うように、私って心がそのまま顔に
出てしまうタイプなのかもしれぬ。
あんなに嬉しそうな顔をしてくれて、こっちも
鼻の奥がツ~ンとなってしまった。
食べログには過剰表現が多いが、日高食堂
の中華蕎麦は本当に美味しい。
二人のお姉さんには、人柄までもダシに出て
いる中華蕎麦を作り続けてほしいものだ。
今年中に何回も行くぞ。一度に二杯喰うどぉ。

日本丸は帆船だから、海岸でマストを探せば
簡単に位置が分る。
そうだ、ついでに今治城も見学しよう。
この二つの行動は明日書くことにし、本日は
「せんざんき」のことを書いて終了にしよう。

今治銀座通りはシャッター街になっていた。
土曜日なのに、人の往来も疎らで淋しい。
通りの中程の店で「せんざんき定食」を注文。
見てよ、普通に750円の定食。



鶏の唐揚げと「せんざんき」との違いは、衣が
片栗粉であることと、初めから味が付いている
ことだ。
味は、どちらも旨いのであり、どうってことない。
だがなぁ、いつも感心するんだが、何故こんな
に美味いんだろう、伊予の味噌汁は。
はしたなくも御飯に掛けて喰っちゃった。

明日は日本丸と今治城のことを書くよ。
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