ドリフターズの加藤茶君は、もう８０歳なのだそうな。
若い妻がそれはそれは熱心に健康管理しているようで
何よりである。
加トちゃんは医師から「人工透析をしなくてはいけない
ですね」と言われたらしい。
それから妻は発奮し、減塩を工夫しては食事を摂らせ、
今では透析の危機から脱出したと云う。
それを知った私は、（あっ、私が医師から言われたのと
同じだ）と気付いた。
「かなり腎臓が弱っているのはHba1c数値が高いことと、
減塩をしてないからです」と言われたのである。
まさしく、その通りで、高血圧はもう絶対に低くならない
から諦めて、好き放題の塩分を摂っていた自覚がある。
医師曰く、「５段階の５が透析必要の数値なら、既に４の
段階です」と言われたのである。
私は、「減塩したら自分で下げられますかね」と訊いたの
だが、「それはなんとも言えない」と詰らない返事だった。
「本気で頑張れば可能性はある」とか、言わないのだ。
ところが次の通院時に「私は５段階の４なんですよね」と
再確認したら、「えっ? ３です、３」と言いやがった。
でも、（そうか！３なのか。それなら、なんとかなるかも）と
気を取り直した。で、それ以来、減塩に努めている。
加トちゃんは医師から、「５」と言われていたのだろう。
でも、減塩で透析から３年間は遠ざかることができた。
だから、（３の私なら完全脱出可能）と思うことにした。
実は、糖質を制限するより塩分制限の方が楽である。
降圧剤を服みたくないばかりに４０歳前に体験済みの
私なのだ。
但し、ラーメンのスープは一口しか呑めないことになる。
それを想うと悲しくて、２か月前に次の歌を詠んだ。
血圧は然もあらばあれ ラーメンのどんぶりの
底の赤龍が言ふ ぶん
だから、これは妄想の歌なのだが、今月の４日だったか
１１日だったかの新聞歌壇で第一席に選ばれていた（笑）
来週の月曜午後に、腎臓の二度目の検査結果が出る。
ラーメンのスープが呑めるように、先ずは頑張ろう。
さて、明日からはグンと冷えるようである。
毛布を一枚増やして寝ることにしよう。
