言っているのに、解説者は「コロナが」と盛んに言うもの
だからTVの前でゲラゲラ笑っていた私。
そうかと思うと、先日は次のような番組を観てしまった。
「NHK松山」が制作した松山市の中学校を舞台にした
ドキュメント番組内でのことである。
少年が縄跳びの縄を回しながら「みんなが飛べれるよう
に」と言ったので、私のアンテナは即座に反応した。
「飛ぶ」の可能動詞は「飛べる」なので、彼の「飛べれる」
は「レ足す言葉」になっている。
「みんなが飛べるように」と言えばよいものを何故にわざ
わざ長くするのか、私には想像もつかない。
・・・ 国語教師は何をしているんだろうか(嗤) ・・・
少年が私の孫なら教えるが、他人だからどうでもいい。
問題はNHK松山が字幕も「飛べれる」としていたこと。
高額年収の上に、言葉を商売道具にする人のやる仕事
ではないし、第一、悪影響の垂れ流しじゃないか!
ついでだから、次の点にも触れておこう。
無用の「サ」を入れてしまう「サ入れ言葉」も存在する。
一度知ってしまえば、間違いに気付くようになる筈だ。
〇「帰らせていただく」 ✖「帰らサせていただく」
〇「職務に就かせて」 ✖「職務に就かサせて」
現代は、「ラ抜き言葉」の他に「レ足す言葉」や「サ入れ
言葉」という奇妙な言葉遣いも存在するのである。
識ったところで損得に役立つことは滅多に無いのだが、
お金にならないのが教養というものである。
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