テレ朝「モーニングショー」を観ている人は社会のことを
真面目に考えている人が多い。
日テレ・TBS・フジの朝8時台は全くの娯楽番組なので、
社会に関心の強い人たちは自然とモーニングショーに
集まってしまうのである。
だからモーニングショーの連日の「WBC感想放送」に
業を煮やして苦情を言い出すのである。
私の場合は裏を読み、来月から個人契約で出演する
のであろう玉川君を、今月末までは影を薄くさせておく
「死んだ振り作戦」なのだろうと思うから、腹も立たない。
で、目出度く玉川君は定年退職を迎える。おめでとう。
来月からは首を覚悟に好き放題、思うところを主張して
いただきたい。
さて、今朝のモーニングショーは殆どが政治の話。
玉川君と自民党の太鼓持ち「田崎スシロー」君が出演と、
以前の雰囲気が戻り、ホッとした人が大勢居るだろう。
こういうシーンが来月からは普通に見られることだろう。
真面目な庶民が憂さ晴らしできる数少ない番組である。
どうか私が死ぬまで続いてほしいもんだなぁ。
・・・ 閑話休題 それはさておき ・・・
いよいよ岸田政権がブチ上げた異次元少子化対策の
「叩き台」が明日にも発表される。
勘違いしてほしくないが、私は期待しているのではなく、
発表される内容を想像して既に鼻で嗤ってるのであり、
予想が的中するだろうことを楽しみにしているだけ。
岸田君の話を聞いていて(はっ?)と思うことがある。
彼が語る内容は「少子化対策」ではなく「子育て政策」が
主体になっているのだ。
勿論、子育て政策が少子化対策と重なることは私も否定
しないが、彼の頭にあるのは選挙権を持つ人たちの票の
動きである。
では幾つか、叩き台の上位に出るであろう政策を二つ
挙げて考察してみよう。
〇児童手当支給の所得制限の撤廃
〇給食費の無料化
ねっ、そんなことで出生数が上がるわけがない。
来月の選挙の票集めであるのが透けて見えるのだ。
だから明日(選挙直前)発表をするのである。
しかも、明日発表するのは「叩き台」でしかない。
選挙後の6月に「骨太の方針」を出すのだそうな。
岸田君がそう言うから、「どうせ骨抜きの方針だろ」と
私は今から嗤うのである。
はっきり言うが、吾が国の少子化は解決できない。
それは、もし明日、野党に政権が移っても解決しない。
岸田君は6年の猶予があるように言うが、実は手遅れ
である。
第一、保育園に入れない、学童にも入れない現状も
解決できぬ野郎どもに何ができると言うのだ。
それが今の日本の姿なのだ。
だから、子や孫が居る庶民が進むべきは唯一つ。
それは昔の暮らしを取り戻すこと。
経済(金銭)だけではなく、心の豊かさを求めること。
慎ましく生きることは決して貧しく生きることではない。
あれっ、なんか、宗教臭いことを言ってるなぁ(笑)