麻生太郎君が、「国葬で・・・」と、岸田君に命令口調で
言ったから、岸田君はそうした・・・と、何かで知ったが、
どうやらそれは誰かの早とちりのようで、岸田君本人が
「俺が決めたんだ」と側近に漏らしたそうな。
「検討します」が口癖だから「検討士」と揶揄された人が
自分で早々と国葬を決めた途端、国民から批難轟轟の
嵐なんだから、政治家としてのセンスが疑われる。
センスだけでなく、理論構築の乏しさも疑われると私は
思ってしまった。
まっ、何も期待してないから、どうぞご自由に・・・。
安倍君が殺害された時から「民主義への冒涜だ」とか、
「民主主義に対する挑戦」とか、自民党議員は口々に
騒ぎ出した。
私個人は、民主主義と声高に言い出す人たちの頭の
構造を疑って嗤っていた。
何故なら、少なくとも「ここ２０年の吾が国の民主主義は
民主主義で居るのが恥ずかしくなるほど屈辱を受けて
いた」からである。
無論、民主主義を低下させていたのは国民でもあるが、
自民党の政治屋どもが国民をそう指導したのである。
ところが直ぐ、犯人の個人的な恨みが元首相に向いた
犯罪、という警察報道が耳に入ってきた。
それは、岸田君だって当然知っていた話である。
統一教会を恨んでいた犯人が、統一教会とがっちり裏
でつるんでいた現役政治家で元首相という関係に腹が
立った、という犯行動機に就いて、理解したくない人は
理解しないだろうが、理解する人は理解するのである。
さて、岸田君は、どう感じ、どう理解したのであろうか。
その上で、何故直ぐに「国葬」と結論付けたのだろうか。
国民は、元首相が似非宗教・霊感商法集団とつるんで
いたことにショックを受けているのである。
そういう人を「国葬で・・・」と言われたのである。
さて、岸田君は、どこを向いて政治をしているのか。
そう言われても仕方なかろう。
菅（義偉）君も岸田君も、安倍晋三君の後継ぎ首相で
あることは、周知の事実。
だもの、良い政治を期待する方が間違えているのだ。
せめて２０年前に気付け！
だから簡単に詐欺にも騙される国民になったのだ。
政治屋に騙されるのも全く同じことである。
