ホイッスルバード あいざわぶん

胡散臭い医師

50代夫婦と息子夫婦と孫一人の計5人で、年末から沖縄県の
宮古島に観光旅行したのだそうな。
年が明けて本土に帰宅した翌日に体調を崩し、3日後に家族
全員が新型肺炎ウイルス症を発症したのである。
恐らく宮古島で感染し、オミクロン株なのだろう。
私の想像だが、島内の飲食店で感染したのではなかろうか。
今のところ全員、重症には至ってないのが何よりである。
宮古島は明日から全校休校になるようだから既に悲惨な状況
であり、(早く政府の応援が得られればなぁ)と願うばかりだ。

医師で元厚生労働省・医務技官の木村もりよ君は、「既にイン
フルエンザと同じようなものだから、濃厚接触者を全て隔離す
るのは馬鹿げている。今のままでは医療が逼迫するから感染
を止めてはいけない。そして経済が回らなくなるから岸田首相
はコロナ終息宣言を出すべきだ」と強烈な口調で言っていた。

「時期尚早な提案」が私の結論だが、最も気になるのは「経済
が回らなくなる」の部分である。

京都アニメ関連施設が放火され、大勢の被害者が出た。
大阪の病院も放火され、こちらも大勢の被害者が出た。
どちらの犯人も大火傷を負ったが、死刑判決が出る犯罪だ。
確実に死刑判決が出る極悪非道な犯人を、医師と看護婦は
命を助けるために努力を惜しまない。
心のどこかに、きっと矛盾を抱えながらも、懸命に極悪非道の
命を助けようと努めるのである。

医療とは命を助けるのが責務と心得ているからではないか。

私なんぞは冷たい人間だから、そんな莫迦の命は助けなくて
いい、と簡単に結論づける。犯人よりも早く絶命した被害者の
命の軽さのことばかりが頭にあって腹が立つのである。

「経済について医師が口を挟むな」と、私は言わない。
経済が理由で自死する人も確実に居るのだから・・・ね。
だが、「経済を利用して自論の補強に使う」のは如何なものか。
木村君からは、そんな臭いがプンプンするのである。
だって、まだ死ぬかどうかも判らぬ人たちの心配をし、目の前
で苦しんで死ぬかもしれぬ患者を軽視する発言内容だから。
私には、そうとしか思えないのである。

さて皆さん。重病に罹って難しい手術が必要になったとしよう。
極悪人の命でも懸命に助けようとする医師と、木村もりよ医師
のどちらに執刀をお願いしますか。
その回答は聞くまでもありません。
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