・・・ また下らねぇランキングを報道してんなぁ ・・・
県別寿命ランキングのことである。
昨日の予告通り、本日はその点に就いてホイッスルを。
男性 1位 滋賀 81.78歳
2位 長野 81.75歳
3位 京都 81.40歳
47位 青森 78.67歳
女性 1位 長野 87.67歳
2位 岡山 87.67歳(同率)
3位 島根 87.64歳
47位 青森 85.93歳
そっか、青森県民は塩っ辛い物ばかり食べているから
短いんだな、と思う。「カップ麺王国」だし・・・ね。
それでも3歳ぐらいしか違わないんだな、とも思う。
次に頭に浮かぶのは、(じゃあ、健康寿命ランキングは
どうなってんの)ということ。
だから私は、わざわざ調べて、「健康寿命ランキング」も
併せて載せる。
「健康寿命」とは、健康上のトラブルがなく、日常生活が
制限を受けずに暮らせる人、と定義づけられている。
介護を全く必要とせずに、自立した生活をしている人の
ことである。
男性 1位 山梨県 73.21歳
2位 埼玉県 73.10歳
3位 愛知県 73.06歳
あれっ、滋賀県はどこに行った?なんと16位で72.30歳。
ということは、自立した生活を失ってからの暮らしが長い
人生ということになる。
じゃあ、青森県はどうなんだ?34位で71.64歳と上昇。
青森女性は更に急上昇で、20位の75.14歳なのだ。
寿命ランキング女性1位の長野は滋賀男性よりも急落の
27位・74.72歳で、約13年間も不自由な生活になった
のだから、健康寿命と寿命の二つを同時に発表しないと
意味のない数字の発表になる、と言いたいのだ。
そしてテレビは、「青森県民の平均寿命を他県に近付け
る必要性」を言っていたのだから、テレビ制作者の考えの
浅さを疑わずにはいられない。
多くの老人の願いは似ているのではなかろうか。
食事が作れ、自分で食べられ、トイレも平気で、風呂も
大丈夫。買い物だって歩いて行ける身体がありがたい。
そして、苦しまずポックリ逝くことで家族や社会に迷惑を
掛けたくない、という厚かましくも慎ましい願いである。
私は青森県民の人生が美しく、輝いて見える。
きっと、多くの老人も賛同してくれるだろう。