「愛媛の軽井沢」の異名を持つ久万高原町。
松山市とも接しているのだが、低い所で600m、高い
所では標高が1.000mもあるので、私の原付バイクで
行くと途中で時速20キロぐらいなってしまう坂が何回も
ある。
だから夏は涼しいが、冬には降雪があり、隣りの町とは
思えぬ厳しいところでもある。
その久万高原町に今回の寒波で70cmを超える雪が
降ってしまった。
実は、吾が家の上階には老夫婦が二人で住んでいて、
70歳を過ぎている夫君は警備会社に勤めている。
その夫君は昨冬前から久万高原町の工事現場で警備
するため、朝早くから出勤しているのだ。
昨年の冬もボヤいていたのだが、当然である。
毎日、通勤時間だけで+120分必要なのだから。
そして、冬の寒さは半端ないと言っていた。
私は深く同情し、「松山から山形に毎日出稼ぎに行くの
と同じだもんね。大変なの、わかる」と言ったのだった。
その夫君と金曜の昼過ぎに玄関前で出遭った。
「雪のため仕事中止の電話が来た」と笑いつつ言う。
「36cm降ったとニュースで言ってたから明日も休みに
なるんじゃないの」と私。
そして昨日には雪が70cmを超え、県知事から自衛隊
派遣の要請が出た。二人の町民が死亡したのだ。
いち早い停電解消が望まれる。
さて、私だが、ワクチン接種で左上腕が痛い。
右腕も上腕部分の筋が何本か痛むので、どちらも痛い。
(右上腕が痛むのは四十肩の関係)
そして、少しだけ倦怠感があって、食事作りも面倒だが、
食欲がまだあるのは救われる。
明日には元に戻れそうだが、今日は散歩も面倒だ。
県内のウイルス病床使用率が既に60%を超えている。
ウイルス患者を専門に看(診)なくてはならぬ看護婦と
医師だけが抜きん出て大変なのだ。
楽になったのは保健所勤務の公務員だけでしょ!
(何かが変なんだよね)と皆さんも思いませんか。
さて、朝から今の時間まで気持ちはだるかったけれど、
「全国高校駅伝」と「有馬記念」があったので、昂れた
から有難かった。
人も馬も走る姿は美しいね。