ぽくぽく散歩していて気付いたことがある。
無料の求人雑誌が松山市内の色々な箇所に設置して
あるのだが、一つだけサイズが小さな求人誌が見当たら
なくなったのだ。
恐らく、新型肺炎ウイルス過で飲食業での働き口が減少
したのと、求人広告も紙からネットに移動したのが廃刊の
原因なのだろう。
もう一つ気付いたのは、風俗業の求人誌が目立つこと。
これは、景気が悪いから、働き口が少ないから、シングル
マザーが増えたから、極めて貧しいから、である。
(だもの、子供が増えるわけ無いさね)
そう言えば、朝日新聞が値上げするとのニュース。
文字を読む行為を時間の浪費と勘違いする人が劇的に
増えている。
それは特に若い人らの現象だから、購読者数は確実に
減って行くんだろうね。
私は移住してから新聞を取らなくなった。
本心は、配達してもらい、毎日読みたいのだが、一人で
読む現3.400円の購読料は高い、と感ずるのだ。
つまり、私も貧乏人の感覚で生きているのである。
実は3.400円は愛媛新聞購読料金で、愛媛歌壇に投稿
しようと決めた約一年前に調べたから知っているのだ。
で、新聞も買ってないのに投稿し、図書館で読む作戦を
選んだのだった。
図書館に行くとわかるけど、新聞置き場には爺が居る。
日本全国どこも同じで、新聞置き場には爺が居るのだ。
あの仲間には入りたくないので、私の場合は歌壇の頁を
素早くめくり、スマホで撮影する。
自宅に戻って、自由に拡大して作品を読むのである。
だから、新聞置き場には5分程度しか居ない(笑)。
あの求人広告で、(何か歌が浮かばんかなぁ)と思う。
社会の縮図・断片・人の心が感ぜられるからである。
小さなことだが、私には大切な自己主張であり、生きて
いる証だからである。