ホイッスルバード あいざわぶん

新しい滅びの美学 なんだろな(嗤)

維新の会が提案した高校授業料の無償化法案が私立校まで
含めて決まるようだ。
先ずは義務教育である公立の小・中学校で必要とされる
様々な支払いに対して無償化すべきと私は主張するので
残念な決定である。

私立校の授業料金は学校毎に違うから、一定額が無料になる
のだろうが、授業料ではない他の名目で私立校は値上げする
だろうから、それをどうやって防ぐつもりなのか。
難しい問題だろう、と私は想像している。

「宗教学校にも援助するのは、おかしい」と私は書いた。
今回は、次のような私立高校もあることを紹介したい。
それで私立校への援助は正しいのか、一考して頂きたい。

宮崎県えびの市に「日章学園九州国際高等学校」がある。
校長は中国人で、入学式では中国の国家を歌い、授業は
中国語で行われている。
生徒数は177人で、9割が中国人である。
どうしてそこに中国人の高校生が集まるのか、分らないの
だが、恐らく、日本の高校に行きたかったから短期留学の
結果なのだろう。
そういう人たちにも無償化するほど、残念ながら吾が国は
既に豊かではない。いや、とっくに、余裕など無い。

吾が国には朝鮮学校も沢山あるが、彼らの多くは日本で
暮らしている歴史的背景があるのだから、彼らの授業料が
無償化されることには少しの反感も抱かない。むしろ私は
在日朝鮮人の歴史に同情的であり、仲良く暮らすべき、と
いう考えである。
だが、中国人9割の私立高校の場合は論外。宗教学校と
同じで、自分たちだけでやりくりすべきである。

次に某公立高校生がXに投稿した文章を紹介したい。
「学校の非常階段が壊れていてもなかなか直して貰えない
のですが、先生は費用の問題と言っています。私立では
非常階段が壊れて直せない学校があるのでしょうか」
その現状を、政府・自民党も文科省も知らないらしい。

更に言うならば、昔と違って夏の猛暑は尋常ではない。
公立小・中・高の体育館の冷暖房設備は疎かだろう。
私立を含めた高校授業料無償化よりも、公立小・中・高の
体育館の冬は18度以上に、夏は28度以下にする環境を
作る方を優先すべきではないのか!
尚、国会では野党から、公立校トイレの半分以上が未だに
和式である点が指摘されていた。

「年度内に予算を通したい」という理由だけで、間抜けで
税金の無駄遣いみたいな施策がまかり通る。

 ・・・ きっと新しい滅びの美学 なんだろな(嗤) ・・・

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