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12月上旬辺りから散歩時に見掛ける鮮やかな白い花が
気になっていた。
季節と葉形から椿の一種のような気もするが、花びらと蕊
(しべ)が全く異なるような気もして、(洋花なのかしらん)と
思い込んでいた。
昨日、日が当たる花と実を見つけて撮影し、自宅で調べ
たら、誰もが知っている「山茶花」だったので驚いた。
でも、寒い東北では咲かない花と知り、合点も行った。
そして、山茶花は椿科だから葉も似ているのだった。
花びらがしわしわのタイプもあるので、その点も調べたら、
写真のタイプは「朝倉」で、花びらがしわしわなのは「富士
の峯」と、品種が違う山茶花だった。
さて、私の中で山茶花と言えば・・・。
さざんか さざんか 咲いた道
焚火だ 焚火だ 落ち葉たき
あたろうか あたろうよ
霜やけお手手が もうかゆい
見たこともない山茶花を私が知っているのは、この童謡が
あるからなのだが、若い親たちはこの童謡を知らないかも
しれないし、「しもやけって何?」と言われるかも・・・(笑)。
65歳で初めて認識した山茶花。
ああいう花に心が引かれるのは不幸な女に心を寄せる心
なのだ、とも・・・。「カメリアコンプレックス」と言うのだそうな。
あびない、あびない。遠くから観てるだけにしましょ!