ホイッスルバード あいざわぶん

屋久島一周ウォーキング パート2

何しろ私は無職渡世だから、贅沢な旅は
できない身分。
12時間掛けて辿り着いた鹿児島市の夜
は、既に会員になっているネットカフェに
泊まった。(60歳以上は10%割引)
先々月初めて利用した岩国のネットカフェ
で、(これは使えるなぁ)と感心したのだ。
シャワーを利用し、12時間で2200円弱。
耳栓を使って雑音を退け、納得するまで
眠ったのだった。

松山に戻る前日の夜も同じ店を利用。
つまり、全5泊のうち2泊はネットカフェで、
計4400円弱で済ませることができた。

問題は二泊目から四泊目までの屋久島
の民宿である。
食べ切れない料理を出され、一泊二食で
9800円、7020円、7500円の出費。
他の宿を取れなかったのだから仕方ない
のだが、正直言って痛い出費額である。
料理の量を少なくし、6500円以下の宿も
欲しいのが旅人の本音じゃなかろうか。

とは言うものの、二日目の民宿の奥さんと、
三日目の民宿の奥さんはどちらも驚くほど
優しく接してくれたのも事実。
(およよ!屋久島で第二次モテ期到来か)
と思うほど親切なお二人だった。
残念なことにお二人とも60代だが・・・。

臼杵港から八幡浜駅行きのフェリーが出る
まで90分以上あったので、臼杵城の周りを
散策した。
食事処があったので昼御飯にしたのだが、
そこが大変面白かった。
婆様が独りで商っているからか、定食のみ
の営業である。
で、出てきた定食が次の写真。


税込み500円で、食後には珈琲まで出た。
・・・嬉しい店だねぇ・・・

さて、屋久島から乗ったフェリーでのこと。
30代後半と思しき三人の女性は屋久島で
登山をしてきたに違いない「山ガール」だ。
言わば盗み撮りですから、分かりにくいとは
思うけど、先ずは彼女らのスカートに注目。
(こんなボロ切れみたいなスカートを履いて
山を登るのだろうか)とオジサンは不思議で
ならない。



そんなことを思っていたら、彼女らはデッキ
に出て行き、夕日に向かって踊り出した。
(右隣りでもう一人が躍っている)


私の直ぐ近くに居た白人カップルも彼女ら
の奇妙奇天烈な踊りに気付いてゲラゲラと
笑い出した。
写真の女性は山に登り過ぎて色黒なので、
カンボジアのパイパイ族かチンチン族とでも
思ってくれたらいい、と願った。

・・・どこででも大小便ができる山ガール・・・
どう考えても私の恋愛対象ではないな(笑)

【お知らせ】
明日の話題は「屋久島の水と猿」です。
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