(後編)でござる。
話が解り易いように、今回も中島の地図をアップ。
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ウォーキングを開始した中島港(大浦港)の反対側
の西中港を過ぎてからは徐々に景色が良くなる。
不思議なことに、どこの島に行っても北側は淋しい
雰囲気である。
数年前に「フラッシュ蛍」を観に来た「熊田」地区は、
着いた途端に思い出した。
それだけ浜辺が綺麗なのだ。
しかし、まだ11時を過ぎたばかりだったので、昼食
はもっと先で食べることにした。
で、今回は、この景色を見ながら昼食。
腰掛ける所もあって丁度いい。
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いつものように、弁当も見せてしまう(笑)。
腹を減らしたトンビが、ずっと頭上で回転しているが、
待ちに待った御飯をやる訳にはいかぬ。
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海岸の至る所にヒジキが干されている。
干潮時だったので、砂浜では年老いたお婆さまが
一所懸命働いている。
ジンと来る美しい光景である。
独りで働くのって、私は好きだなぁ。
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長浜に着く前に三度目のバスが私を抜いてった。
時計で確認すると、次のバスに乗らなくても、終点の
中島港(大浦港)に歩いて行けそうな雰囲気が・・・。
尻から下全体が少し疲れているが、バスに乗らずに
14時10分発のフェリーに乗れそうなのでハッスル。
撮らなくてもいいような「蔦に絡まれた家」も撮影して
サービス精神も満点だ。
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中学校を過ぎた地点で、4台目のバスに抜かれた。
でも、もう確信しているので焦りは無い。
13時40分に港に到着。
フェリー待合所で靴下を脱ぎ、入念にストレッチ。
〇坂は二か所あるが、息が上がるような坂ではない。
〇大浦港午前8時15分着が島一周に適した船便。
〇女性(30・40代)は全て自分から挨拶してくれた。
〇一周約28キロは初心者でも歩ける距離。
〇島半周なら15キロ程度(南半周がお薦め)。
〇バスは手を挙げれば、どこからでも乗れる。
これだけ薦めても自信が持てない人には津和地島
(小坂1回の12キロ)を推薦しよう。
「オラは脚に自信があるでぇ」という人には興居島が
お薦め。行き倒れになっても知らんけど・・・ね(笑)。
次はどこを歩こうかなぁ。ふっふっふ。