『いばらの花』１１４話まで

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ヒョンミン、結局一晩じゅう川の傍で飲み明かしてしまいました。

指輪を捨てたのかと思いましたが、ちゃんと指にハマってましたね。捨てられなかったんですね。

 

それにしても、スジ。まだ関わろうとしてるのねぇ

確かに、事件の事を知って、口調は優しくなりましたが、それでも余計なお世話って感じの関わり方です。

ジェニファーの本心を知りたいというけど、それは単に自分の興味を満足させるためとしか思えませんな。

それに、事実を知ってもヒョンミン自身が家族に明かさないでいるのも、理解できない様子。それも知りたいんでしょうね。

ただ、事実を知ったヒョンミン母が、昔の事件の事を自分の都合の良いように、全てセミ一家が悪いと言う言い方をするのを聞いて、少々呆れた表情をしていました。少しはヒョンミン一家の本当の姿が見えたかな。

 

ジェニファーがセミだと知ったヒョンミン母。息子も知ったのに、庇おうとする様子が見られるので、母とすると、苛立ってしまうようです。

で、証拠を押さえて追い出そうと思うんですが、部屋をあさっても全然何も出て来ません。

ジェニファーとヒョンミン母は、お互い腹の探り合いって感じです。

 

ヒョンミンは、ソ理事に会って、最近母がソウォンを始末するよう指示を出していた事を知りました。

母には、罪を犯してほしくないと思ってるヒョンミン。

ソ理事に、何か指示を出したら、動く前に自分に連絡してほしいと言いました。

 

ヒョンミンは、ソウォンに会いに行きました。

そして、ソウォンと母が、ジェニファーを始末すると言う話をした事を聞きました。

自分がするから、手を出すな・・・とヒョンミン。愛しているからこそ、自分が・・・ということですね。

一応、ヒョンミンには、了承したように言ったソウォンですが、ヒョンミンが出来るとは思ってませんからね。やっぱり自分が手を下そうと考えています。

この話、ソウォンの家に仕掛けた盗聴器で、ジェニファーがちゃんと聞いてました。

 

ジェニファーがまだ家に居るのを見て、ヒョンミンはカッとしました。

残る理由が“子供を産むため”と言うのです。復讐のために結婚し、お腹に居るのは自分の子で、産もうとしている・・・それをヒョンミンは理解できないんですね。あたしもだよ

 

また、母と話したヒョンミンは、母がジェニファーを殺そうとしているのを感じ取りました。いくら自分が止めても、きっと動くだろうというのも。

だから、ソ理事に、ジェニファーを見張ってくれと言いました。ソウォンから危害を加えられないように・・・ということです。

 

やっぱり、ソウォンが動きました。

ジェニファーも気付いて逃げ出しましたが、殺し屋が後を追って来ました。

それを見たソ理事は、ヒョンミンに報告。

ヒョンミンは、ジェニファーを守ってくれとソ理事に命令し、自分はソウォンのところに行きました。

ソウォンに、殺し屋を止めるよう強要。

でもね、ほっとした時、反対にソウォンに殴られてしまいましたよ油断しちゃったね、ヒョンミン。

 

ジェジュンがとうとうセミの事件の詳細を知りました。流石にショックを受けています。

そして、ヒョンミン母は、ジミンにもジェニファー＝セミだとばらしましたよ。黙っていられないとは思ったけど、早かったね。

そして、ジェジュンとセミは復讐のためにこの家に入った・・・なんて、勝手な想像を言ったもんだから、ジミン、倒れてしまいましたよ。

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『いばらの花』１１２話まで

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ジェジュンがウンソクと会ってるところを目撃したジミン。そして、ジミンに見られたことに気付いたジェニファーたち。

ってか、ジェニファー、ジミンにわざと電話を聞かせたわけじゃなかったのね？てっきりこれも計画の内かと思いましたよ。

で、どー言い繕ったかと言うと、完全否定。

ジミンが幻覚を見た・・・とか言う風に口裏を合わせちゃいました。それを、ヒョンミン母も信じてしまうところがなんとも・・・ねぇ。

日ごろの行いが悪いからでしょうかね、ジミンは。

 

ソウォンのところに、キム係長が来て、ヒョンミンを追い詰めるネタは無いかと言いました。キム係長、ジェニファーとは別行動してるってこと？

その時、知る筈の無いセミの事件のことを匂わせたんで、ソウォンは不安になってジェニファーを呼び出しました。

ところがね、二人で話してる時、いきなりヒョンミンが入って来ちゃったんです。

ソウォンの部屋の暗証番号知ってますからね。

流石に、ジェニファーもおろっとしました。

まぁその時は、上手くかわしたんですが・・・。

 

その時、スジからヒョンミンに連絡が。

とうとう全て話してしまいましたよ、スジ。

事件の事も知った・・・と。

それより、ヒョンミン、ジェニファー＝セミと言う事の方が、比較できないほど大きな衝撃だったようです。

 

ふらっと家に帰り、ジェニファーの前に立ちました。

「名前は？」

「チェ・ソヒョンよ。」

「それじゃない。」

「ジェニファー・ダイヤ。」

「違うだろ。」

「・・・チョン・セミ。それが聞きたかった？」

 

復讐のために、愛して無いのに結婚した、目的は、ヒョンミンを殺す事、ヒョンミンの家族を地獄に落とす事・・・。

「愛して無いのか？」

「正気なの？両親の敵を愛せるとでも？」

「妊娠してるだろう。」

「妊娠はミスよ。手痛いミスだわ。」

 

この時のヒョンミンの嘆き方が上手かった

押し殺して声に出さないようにするんだけど、堪え切れずに声に出てしまう・・・。

また、川のほとりでこれまでのジェニファーとの思い出を振り返るところの表情が良かったですね。

そんな苦しみ方が上手い・・・と思いました。前回、散々に演技の事言って申し訳ない

やっぱ、きゃあきゃあ騒ぐより、声を出さずに堪えて堪えて、それでも声が出てしまう・・・といった演技の方が、私はぐっと来ますね。

 

スジが、ヒョンミンに全てを話したと聞いたナムジュン。

ヒョンミンの性格を考えると、ジェニファーが危険だと・・・と焦りました。連絡しようとしても、電話に出ないんで、余計に不安になりました。

 

ヒョンミンは、一人で外に出て行きました。帰って来るまでに家を出てくれ・・・と言って。

なのに、ジェニファー、出て行かないんですよ。

一応、荷造りしてたんですが、まだやる事があるとか言って・・・。

 

スジから、ヒョンミンに話したと聞いたソウォンは、焦りました。

それがキム係長に知れたら、自分の不正リストが公になってしまいますからね。

慌てて手を打ちました。

ヒョンミン母に全てを打ち明けたんです。

ソ理事が自分を狙ってるってことにも気付いてて、それを止めてもらう狙いもありました。

 

そして、とうとうヒョンミン母に、全てをばらしたんです。

ジェニファー＝セミということ、これまでの家や会社で起こった様々な不幸、全てセミの復讐だと。

ヒョンミン母、震えあがりました。

ソウォンが、何とか手を打つと言うので、全て任せる事にしましたよ。

 

ジェニファーは、ソウォンが夜遅くにヒョンミン母に会いに来ると聞いて、重大な話だ・・・と立ち聞きしようとするんですが、ジミンやソンミンに話しかけられて、聞く間がありませんでした。

だから、ヒョンミン母が、自分の正体を知ったかどうか、分からなかったんです。

でも、ソウォンを送った後、自分の部屋のドアを真剣な目で見つめているのを知って、気付いたかな？

 

ジミンは、自分が見たウンソクとジェジュンの姿を、母は信じてくれないし、当のジェジュンたちはしらばっくれるし・・・でイライラしてます。

でふと思い出したんです。車の車載カメラがあったということを。

チェックしてみたら、ちゃんと写ってましたよ。

これで、ジェジュンもしらばっくれる事が出来なくなりました。

「ジミンを失うかもしれないと思ったから、言わなかった。」

そう言ったけど、やっぱりジミンは夫の言葉を信じられない感じですね。

 

さぁさぁ、ラスト１０話になって面白くなって来ました。

今までの１００話超、端折って半分くらいで良かったんじゃないかしら？とんとんと話が運んだと思うんですけど・・・。

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『いばらの花』１１０話まで

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ジェジュンは、映画の話が、全てソウォンの企みだ・・・とジミンに話したんですが、ジミンは全く信じません。

すぐにソウォンに電話して聞いたら、ソウォンがしらばっくれたもんだから、ジェジュンが嘘をついてると思いこみました。

夫より愛人の言葉の方を信じるなんて・・・。どうしようもないとこまで来てるね、ジミン＆ジェジュンの仲は。

 

初めて、ヒョンミンがジェニファーの事で気になる事が出来ました。

偶然、同じ携帯を二つ持ってるのを見ちゃったからです。おまけに、ジェニファーがミスしましたよ。

見られたと気付いた後、入ってる引出に鍵をかけちゃったんだもん。

まぁ、それしか方法が無かったかもしれないけど、あれじゃぁ、疑ってください・・・ってもんですよ。

直後に、携帯のデータを全て削除したんで、ヒョンミンが次に見た時には、未使用のモノだと思ったようですが。

危ないよね。でも、今までばれなかったのが不思議なくらいの甘いセキュリティなんですよねぇ。

 

会社の方では、理事や債権者たちが、ヒョンミンに対する実力行使に出ました。

株主総会の前に緊急会議を開き、ヒョンミンを更迭すると決議したのです。代表代行には、ナムジュンが就任しました。

ヒョン会長が、筆頭株主となりまして、立て直しをナムジュンに任せたのです。

ヒョンミン、どうしようもありませんでした。

でも、ヒョン会長が会社の債務も肩代わりしてくれたんで、とりあえず息は繋がりました。ヒョンミン母は、それだけでほっとしています。

 

この直前、ソウォンから借金しようとしていたにもかかわらず、突然断られてしまってて、ヒョンミン母は絶望的になっていたところだったんです。

それも、ジェニファーが手をまわしたことでして。

ヒョンミン母子を追いこもうとしていたからです。

 

ジェニファーは、ジェジュンに会いに行きました。

ソウォンの告訴を取り下げて欲しいと頼みに行ったのです。これは、ソウォンにヒョンミン母にお金を貸さないよう言いに行った時、条件として出された事だったんです。

その代わりに、ウンソクに会わせるから・・・とジェニファー。

 

なーんか、あっちでもこっちでも取引してて、いったいこの条件がどの取引のモノだったか、分からなくなるほどです。

セリフだけはめちゃくちゃ多いんですよね、この作品。セリフだけでつないで行ってる感じなので、演技って殆ど必要無いかも・・・と思ってしまうんですよ。突っ立って話したり叫んだりするばかりですからね。

もうひとつ言うと、多いセリフのどれもが同じ調子なんですよね。シリアスな雰囲気ばっかりのシーンなので、当然口調も暗く平坦。

飽きてくる理由の一つがここにあるかも・・・と思ってしまう私です。

 

副社長の座を更迭されてしまったヒョンミン。流石に、がっくり来てます。

それを見る母の方がもっと辛そうですね。

 

ヒョンミン母、ヒョンミンは更迭されたものの、借金に追われる事は今のところなくなった安ど感から、ソウォンの事が気になり始めたようです。

何度も脅迫されているし、ジミンの事でも頭を悩まされているし、何より、これまでの内情を全て知られてて、いつそれを公にされるか不安でならないんです。

だから、とうとう、ソ理事に始末を命令しましたよ。

ソ理事、一度はヒョン会長からの申し出を受けようと心が動きました。でも、ヒョンミンへの忠誠心は、結構真っ直ぐの様ですね。

裏切り者と呼ばれたくないから・・・と、株主総会まで勤めて、後は会社に残るつもりはないと言いました。

ヒョンミン、皆に裏切られていただけに、ソ理事の言葉は嬉しそうでした。

 

ジェジュンとウンソクが初めて親子として会いました。

ウンソクは、意味を理解していませんが。

ジェジュンは、ずっと願っていたことだけに、本当に嬉しそうでした。

それを、遠くからジミンが見てますよ。これは、ジェニファーがわざとジミンに聞こえるように電話した所為です。

 

スジは、ヒョンミンにセミの話をしようと決めたようですが・・・。まだ迷ってるところもあります。

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『いばらの花』１０８話まで

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ナムジュンがヒョン会長に話したのは、８年前の事件のこと。

セミをヒョンミンが襲ったこと、セミ父をソウォンが殺した事、ヒョンミン母がセミ母をぺクチュンに命じて殺させた事・・・でしょうね。

一応事件のあらましは話したようですが、現在も復讐が続いているとは言いませんでした。

復讐するためにヒョンミンと結婚したんだけど、夫婦となって子供も出来たら、復讐心が消えたようだ・・・と。

ヒョンミンを愛するようになったらしい・・・とね。

 

ナムジュンは、スジにもそう話しました。

で、スジは、確かめにまたまたジェニファーの元に。

ジェニファーはそれを認めました。今は復讐しようとは思っていない、復讐は終わった・・・と言いました。

スジは信じていないようですが。

 

ヒョンミンが支払い保証書を使って大金を借りた金融会社に、ジェニファーがその保証書が使い物にならないモノだという証拠を送りつけました。

だから、借りたものの、あっという間に、嘘がばれて、ヒョンミンはぼこぼこに・・・。

でも、後ろめたい事ですから、警察沙汰に出来ません。

 

ヒョンミン母は、宝石も売ったし、別荘も売ったし、詐欺まがいの事をして借金したわけですが、今になっても、まだヒョン会長がもしかしたら・・・という甘い期待を捨て切れていなくて。

口実を設けてヒョン会長に会いにいくんですが、セミの事件の事を聞いた後のヒョン会長は、容赦なかったですね。

散々なモノ言いで、ヒョンミン母を馬鹿にしました。

ヒョンミン母、ここまでさげすまれた事、したことはあっても、された事は無かったでしょうね。あまりの悔しさに声をあげて泣いていました。

 

ナムジュンがスジ母子に全てを話したと聞いて、ジェニファーは怒りました。

既に、ナムジュンの復讐は終わっていて、残っているのは、自分の復讐だけ。だから、ナムジュンにかかわらないでほしいと思っているのです。危険な目に遭わせたくないと思っているのです。

 

金融会社に嘘がばれてしまって、にっちもさっちもいかなくなったヒョンミン母は、とうとうソウォンに頼みに行きましたよ。

もう恥も外聞も捨てて、それまでの言動を取り消して縋ったのです。

そしたら、ソウォンは、又も条件を出して来ました。

ジミンです。

ジミンに、映画のオファーが来たと思わせ、オーストラリアに撮影と称して連れて行こうとしていますよ。

監督にも、半ば脅しの様にして計画に加わらせてます。

 

これを、ジェニファーがジェジュンに告げ口しました。

・・・ま、言葉は悪いけど、ホント、告げ口って感じのセリフが多いんですよ、この作品。

 

ジェジュンは、監督とソウォンが居る所に乗り込み、計画をつぶしました。

以前、ソウォンにわざと殴られ、怪我をしていたんですが、それを告訴してましてね。もうジミンに近づく事も出来ないようにしつつあるんです。

ジミン、大喜びした後、すぐに監督から断りの連絡が入り、ジェジュンが・・・と聞いたんでしょうね。怒りをぶつけてますよ。

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『いばらの花』１０６話まで

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ソウォンは、勝手知ったる・・・てな感じでヒョンミンの家に上がり込んでましたよ。

ジミンが驚くのも無理はありません。まるでスリラーの１シーンのようですもん。

半狂乱になっちゃったジミンを、ジェニファーがようやく落ち着かせました。

その間に、ヒョンミン母がソウォンと話しをしたんですが、その時、やんわりと回りくどく脅迫するんですよ。ヒョンミンの不正の証拠を持ってる・・・なんてね。

ジミンと一緒に出国したい・・・と、またまた同じ事を言うんですね。流石にヒョンミン母も、黙ってはいられず、不正リストを破り捨て、これ以上の無礼なふるまいは許せない・・・とはねつけたんです。

ジミンといい、ソウォンといい、もう狂気が入ってる気がします。

 

スジは、ジェニファー＝セミだと言う証拠をジェニファーに突き付けました。

でも、認めないジェニファー。

そーでした。スジは、セミの事件の事を知らないんですね。だから、ヒョンミンやソウォンに対する恨みも知らないんで、自分だけが不幸になってて、ジェニファーは自分に対して何か企んでる・・・と被害者意識を強く持っていたってことですね。

 

そして、いよいよ例の遺産の受け取りの前日となりました。

アメリカから、速達で届いた…とジェニファーが一通の書類を手に帰ってきました。

それを見て、ま～大げさに倒れて見せたんですよ、ジェニファー。

遺産の支払い停止命令が出た・・・というのです。アメリカで裁判を受けなければ・・・とジェニファー。

 

でもねぇ、ヒョンミンは勿論、ヒョンミン母も、今、すぐにお金が必要なんです。

ヒョンミンは、ショックのあまり、呆然としてしまいました。それでも、ジェニファーを想う気持ちは変わらないようです。本当に愛しているんですね。結構、軽い気持ちに見えてしょうがなかったんですが、本当だったのね。

 

ヒョンミン母は、ソ理事に何か方法は無いかと聞きました。

そしたら、ソ理事、支払い保証書を担保にお金を借りる事も出来る・・・と言いだしました。支払い停止になってるのに？・・・とヒョンミン母が言いましたら、

「それは、我々だけが知ってる事です。」

ですと。

金融会社、調べるでしょうに、普通は。少額じゃないんだから・・・。

ばれたら、詐欺罪だ・・・と一応言いましたが、ヒョンミン母は、もう何でもしなきゃ！と思ってるんで、即実行に移しましたよ。

ヒョンミンも、不安でしたが、仕方なくサインしました。

ジェニファーの思うつぼです。

 

スジは、証拠を持ってヒョンミンに話そうと思ったんですが、タイミングが悪くて話せず。

ソンヨンのところに行って、それを聞きましたが、勿論、セミ自体知らない・・・と言われてしまいました。

で、思い出したのがソウォン。

 

スジがソウォンに全てを話すつもりだと察したジェニファーは、先回りして、スジを呼びとめました。

そして、スジの証拠を認めたのです。自分はセミだ・・・と。

でも、それ以上の事は話しませんでした。ヒョンミンたちの罪の事です。

だから、余計にスジは悶々としちゃって。

 

ソウォンは、スジからその話を聞いて、本当に驚きました。最初は疑ったものの、その後いくら調べても別人だという結果が出てましたからね。もう、信じ切っていました。

自分たちの罪が明るみに・・・と焦ったソウォンは、スジに詳細を話さず、絶対に誰にも話しちゃいけないと口止めしました。

ソウォンもまた口をつぐむので、スジは、不安だけが募ってる様子です。

 

ソウォンは、すぐにジェニファーに連絡しました。そしたら、既に玄関前に来てたんですね、ジェニファー。

ちょっとぞっとする一瞬ですけど・・・。

ソウォンには、これまでの出来ごとの全て、ジェニファーが糸を引いていたんだと分かりました。

ジェニファーを脅しにかかりますが、そんなの予想済みのジェニファー。

取引を・・・と言いました。

つまり、この事実を公にしないこと、行動を邪魔しないと言う事を条件に、ソウォンの、不正リストを渡す事、ジミンを自分のものにすること、復讐リストから自分を外すことという３つの約束をしました。

 

スジが事実を知ったことを、姉のソンヨンから聞いたナムジュンは、ジェニファーの意向はどうあれ、セミに関する事実を、ヒョン会長とスジに打ち明けようと決心したのです。

それが、ジェニファーを守る唯一の方法だと思ったんです。

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