カワjoh的のんびり行こうぜ!

敬愛する孤高のカヌーイスト野田知佑氏の著書より
タイトル拝借しました。
さてぼちぼちいきますか、、。

2017雪山歩き:観音峰~法力峠~母公堂 周回

2017-02-26 20:36:30 | トレッキング
2012 7月
2015 6月

過去2回 無雪期でのレポを振り返ってみるのもなかなか興味深いものだ
さて今回は積雪期及び単独行、雪の状況も不明だった為
当初は観音峰展望台で折り返すか それ以後は状況を見て判断という計画で出立


am8:00虻トンネル駐車場
R309の路面状況も凍結区間はなく下市丹生の新トンネル開通もありスムーズ
天川川合からのヘアピンカーブ上りも路側帯に除雪された雪が残っているものの
全く問題ありません






こういう光景を目にすると
フライフィッシングに傾倒していた時期を懐かしく思います...



観音の水で喉を潤した後、第一展望台へ上がってみた
弥山・八経ヶ岳山頂はガス真っ只中...



植林帯を進む
時折 凍結した個所もあったが、まだアイゼンは必要が無いていど

白倉谷側の山腹を絡み ようやく玉八大権現の休憩所 am9:04
本日一人目のハイカーさんとすれ違う





ここで小休止
soloだとカメラ休憩がどうしても長くなる(笑)
石段を上がり、岸壁の上へと巻くように高度を稼ぐ
展望台直下のススキ野原が見えたあたりでようやく5cmほどの積雪があり
登山靴を蹴り込みながら歩く...


am9:30 1208m観音峰展望台 独り占めです(笑)
弥山八経から稲村ヶ岳 バリゴヤノ頭などパノラマを愉しむ






西 高城山 高野山方面

観音峰への雪の状況も固く締まっていて問題無さそうのなので
樹林の途中でアイゼンを装着し進んでみることに...





ムシムシと急登に喘いでいると樹々を縫うように現れた野鳥...
間違いなくアオゲラだ!
デジイチ標準ズームでは追いきれず、野鳥用ネオイチを持ってこなかったことが
悔やんでも悔やみきれない...あぁ...車に積んできたのに(笑)


大峰の山神さまが「逃した魚は忘れなさい...」と
消沈気味のオヤジを慰めてくれるかのように微笑みかけてくれました(笑)















霧氷もやや小ぶりながら、しかも独特の形状をみせたり
しばし時間の経過を忘れるほど...


虻トンネルで同時にスタートしたハイカーさんは
旧道を三塚分岐まで詰め、観音峰へ戻る途中だと仰っていた
結構通われているようで、先日の大雪では
展望台石碑の土台(三段)が隠れそうなほどの積雪があったようです
今回スノーシューの出番は無さそうだ...と...


杉植林下り
トレースも不明瞭な個所も多く判りづらい
テープを頼りに歩く...


am11:30三塚分岐にて小休止




東方向の峰々を眺めつつもち食感 クリームチーズ&タブルベリーパンを頬張る...サイコーだ^^







岩場の急登で雪の斜面を横切る危なっかしい箇所があった
過去2回 こんなところあったっけ?と記憶がおぼろげで
手前で一瞬 立ち止まってしまった^^;
これもし滑落したら難儀やなぁ...と呟きつつも慎重にクリアした
明神平にはない緊張感だった...

最後の眺望ポイントでカメラを構えていると
稲村方面がやたらと騒がしい
ヘリが右往左往ホバリング...







偶然通りがかったハイカーさんと「なんか事故ですかねぇ...救護ヘリのようです」と...
その場では詳細は分からなかったのだが...







"救護ヘリ...事故..."の言葉が頭から離れず、その後は慎重に歩を進める...


法力峠への急下り
やはり積雪期の山歩きってトレースが分かりづらくて難しいなぁと実感^^;

pm12:50法力峠


稲村へと続くトレイル




およそ1時間で母公堂へ下り立つ
管理人さんに珈琲をご馳走になる...サンドイッチは自前です



先ほどのヘリはやはり滑落事故の救護ヘリだったと
地元警察関係者から管理人さんは聞いたとのこと...
「山上辻のあたりでは?...」とハイカーさんが言っていたが
たしかに夏場でも山上ヶ岳からの激下り...からの稲村小屋までの区間で
”ややこしい”ところあったもんなぁ...
救護された方は大事に至らなければいいのですが...

母公堂をおいとまし、温泉街へ向かう





ごろごろ水までは除雪もしっかり施されているが、それ以後はご覧の通りで
現に旧デリカでもノーマルタイヤでは太刀打ちできず後退していた


温泉街も泊り客はあまり見かけずひっそりしている

...で洞川温泉バス停へ向かう
時刻表を確認すると2:58発があり、時間はpm2時半過ぎ
丁度いいではないかと暢気に構えていたのだが
よくよくみるとこの2:58発は、5/1~11/30運行!
次発は1時間後の3:58というなんというタイミングの悪さ^^;
トボトボ45分の車道歩きで虻トンネル駐車場へ帰還...ふぅ お疲れちゃんオレ(笑)...



霧氷は期待はしていなかっただけに、いい意味で裏切られた格好
残雪の雪山歩きをもうしばらく愉しみたいものだ

注)行程時間はのんびりし過ぎていますので参考になさらないでください(笑)




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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (metsuko)
2017-02-26 21:33:47
なんとまぁ。
本日のニュースでこのブログの事故について 、報道されて居られました。
残念ながら一人が亡くなられた様です。
ソロの方では無かった様ですが下山中に滑落されたとのこと、気をつけねば。と思いました。
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Unknown (木柄屋)
2017-02-27 00:08:05
雰囲気のいい写真の数々。
私も今日違う場所で救助ヘリを目撃しました。
お互い気をつけねばなりませんね。
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Unknown (osatoh)
2017-02-27 17:05:59
想像以上に雪が減ってることにビックリ (@_@;)
山上辻、ヤバいと聞きますね。
ましてや冬期ですもんね。
ソロだと細心の注意をもって、ですね。
行程時間はのんびり、要因は手に取るように(笑)
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metsukoさん (カワjoh)
2017-02-27 20:52:20
ネットnewsで確認しました。
やはり稲村ヶ岳から下山途中で滑落されたようですね。
ごろごろ水で談笑したハイカーのお兄さんも
稲村へ向かっていたらしいのですが、途中あまりにも
危なっかしいポイントがあり引き返したそうです。
正解だったかもしれません。
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木柄屋さん (カワjoh)
2017-02-27 21:00:43
お昼前ごろからの日差しは春を感じさせてくれ
カメラを構えていても楽しくって・・・
いや 本当にそう!気を緩めず緊張感をもって山歩きを楽しみたいですね。
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osatohさん (カワjoh)
2017-02-27 21:12:43
観音峰展望台へも辿り着けないほど
雪があるのかと想像してたんですが 蓋を開ければ・・・^^;
それにしても厳冬期の大峰はなかなか手強い
osatohさんの先日の「稲村ヶ岳 冬」記事を
読み返してみたのですが、なんだか怖くてねぇ^^;
私にはスノーシューでのんびり雪原散歩くらいが性に合ってるかもしれません(笑)
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