明神平～明神岳～桧塚

今回の山旅のテーマはふたつ
それは最後に...


午前3時発　京名和道路経由
ＮＨＫ　ＦＭ　ラジオ深夜便から流れる曲が実にヨカッタ
竹内まりあ（セプテンバー）、一風堂（すみれセプテンバーラブ）、松田聖子（風立ちぬ）と
懐かしいナンバーの数々...

中学2－3年の多感な時期で、その当時の思い出が走馬灯のように
バイパスの誘導灯と共に現れては消えていった...
中でもアリス（秋止符）の♪左利きのあなたの　手紙～...♪が流れてくると思わず
「むむ...やるな！ＮＨＫ！」と”選曲の妙”に唸ってしまった（笑）


吉野駅近くのローソン（ヨシロね　笑）でおにぎり２ケ、ハムマヨパンを買う
東吉野村役場をパスし漆黒の大又林道を抜け、登山口駐車場　着は5：15...
なかなか早かった
すでに5台の車が止まっている
おそらく山頂で一夜を明かしたテン泊組の方たちかもしれない

あたりが白み始めた5：50　スタート







かわいい手作りケルンや足元に咲く可憐なハガクレツリフネソウ（？）にも励まされ急登をこなす

登山道を塞ぐ倒木を乗り越え、数回の渡渉をこなし、ガレっぷりに右往左往する場面も...






前を行くハイカーさんは地下足袋でマタギのような雰囲気




2月に樹氷を見上げたポイント


水場が現れればあしび山荘までもうすぐ
ここまで90分ほど

実はあしび山荘到着時 こんな状況だったのです…





てんくらの予報では一日快晴だったのに…
まあ気長に朝珈琲でもやりながら待とうではないか♪



ハムマヨを頬張りつつホット珈琲を飲み干す頃 ようやくガスが切れてきた



さぁ出発だ！





小屋裏にも数張のテントが確認できたが、少し離れた前山ゲレンデの静かな岩陰に
ぽつんとパイネのテントひとつ...　いいなぁ...






何時ものごとく拍子抜けするほどの明神岳三角点をタッチし
大台ヶ原方向の峰々を眺めながら しばらく尾根歩き









この周辺は”ケモノ臭”が尋常じゃなかったな...


前回は檜塚奥峰までだったが今回は檜塚まで足を伸ばそう



この道標から桧塚までは往復30-40分ほど
何と言っても魅力は鞍部から三等三角点（1402m)までの眺望
夏なら高原状のササ原が瑞々しい緑が楽しめるだろう








色鮮やかなコガネムシが足元をウロチョロ...

こじんまりしたピークを確認し奥峰に踵を返す




悪天候なら相当苦労するだろうことが、斜めに傾いだ木を見れば一目瞭然




三重県最高峰　檜塚奥峰（1420m)まで戻り檜塚ピークを望む



池木屋山、赤くら山など台高山脈を楽しみつつ花阪の焼き餅をいただく　
おかげで”腹持ち”がよくサクサクな下山となった

























冒頭の「今回のテーマ」
”秋色”探訪は言わずもがな...
もうひとつは...明神平での「テント事情」調査（笑）

漠然とですがチョイスのポイント
１：ソロテント
２：ダブルウォール
３：総重量は２kgまで
４：価格３－４万前後
あと　出入り口が長辺？短辺？で前室の具合も変わってくるし...

あわよくばテン泊ハイカーさんに突撃調査を申し入れようと考えていたのだが...

あわせてシュラフ、マットも前向きに考えてゆきます（笑）
マットは多少嵩張っても軽いサーマレストのＺレストが第一候補

...とまぁ今回の山行きでテント泊への思いが一層強くしたのであります！（宣言）笑





「めざせ！テン泊への道！」　笑